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悪戯の神

なんでだろう・・・睡眠時間とテンションの高さが反比例するのは・・・

下を見る


見えるのは、穴だらけになった帝都


さっきまでは下からしか見ていなかったので解らなかったが

かなり沢山ダーインの仲間たちは出てきていたようだ


・・・ケイン達は本当に大丈夫だろうか


ああは言っていても、実際に仇を目の前にしたら自制が効かなくなるんじゃ―――


それに―――


横を見る


シェディがまだ気を失ったままの状態で倒れている


起きた時、一体どんな反応をするのだろうか


俺は、一体どんな風に謝ればいいのか


・・・解らない


(ケケケ、悩んでるねぇ)


不意に、頭の中に声が響いた


一瞬アリスかと思ったが、それにしては話し方と声が違う


と言う事は―――


(なんだ?オレを忘れちまったのか?ケケケー、悲しいねぇ)


お前、ロキか?


(お、正解だ正一郎君・・・いや、お姫様を助けてる”勇者”サマ?)


・・・それは嫌味か?お前だって見てたんなら分かるだろうに


(まあなー、でも分かってるからこそ言ってるんだよ)


お前、アリスの数倍性格悪いな


(これが性分でね・・・んで、本題に入るぞー?)


・・・本題あるなら最初っから言えよ


(まあそう言うなって、それで本題だが―――今回の襲撃を命令した奴を知りたくないか?)


知ってるのか!?


(知ってる・・・でもまだ教えてやらない)


・・・何でだ?


(そうカッカするなって、まだ時期じゃないってだけだ)


時期?


(そう、”世界の終末ラグナロク”にはまだ早い・・・もう少し戦力が欲しいんでね)


”世界の終末”?それに何の関係が有るんだよ


(今お前に教えたら順序も何も全てすっ飛ばして跳びかかって行きそうだからな・・・だから、教えて欲しけりゃ戦力集めろって事だ)


戦力?・・・どっかと戦うのか?


(・・・お前、鈍いな

これだけヒントをやってもまだ気付かないのか?)


ヒント?


どの辺がヒントなんだよ


(あー、分かった、お前はオレの想像以上に鈍かったのな

・・・まあ、それはそれで楽しめそうだけどな)


そういうと、クククッと嗤うロキ


楽しめる?それはどういう―――


(っと、時間切れだな・・・後は自分で考えな)


時間切れ?だから、さっきから行ってる事の意味が分かんねえよ!


(まあ、オレが言いたかったのはこれだけだ

”自分に付いてきてくれる味方を増やせ”・・・忘れんなよ

もう”世界の終末”は目前まで迫ってんだからな?)


それだけ言うと、ロキは一方的に話を終わらせた


・・・一体なんだったんだ?

祝☆シリアス終了!


正「やっとか・・・長かった・・・!」


おう、正一郎・・・俺もキツかったよ


正「まさかルシファー編からここまでかかるとは思いもしなかったしな・・・」


まあな・・・しかもサブキャラが二人離脱な展開だし


セ&アノ「「誰がサブキャラだ!?」」


おおう、セノリ&アーノルドじゃないか


アノ「ええい・・・大体、なんで急に退場せねばならんのだ!

しかも!セノリにはまだ魅せ場が有ったのに、何故私には無い?!

あれでは私は本当に―――」


セ「サブキャラ・・・いや、超脇役と言った方が良いかの?」


アノ「何故だァ――――!!」


・・・では無視して次回予告!


正「おう!

ロキの助言の後、俺はシェディを起こしてラスティ達の居る町を発見する!

その頃、帝都に残ったケインとガーネット達は・・・?

次回!復讐と仇討ち!」


期待しててくれよな!



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