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決め手

接近してきたダーインと再び打ち合う


ダーインの剣を受け流し、突く


が、俺の剣の先はダーインに届く前に避けられる


ゾクリ


突然嫌な予感が俺の背筋を駆け巡る


俺は瞬時に横に跳ぶ


一瞬後、俺が居た所に剣での横薙ぎの一撃が振るわれた


危なかった・・・


しかし、安堵する間も、体勢を立て直す暇も与えてくれずに

ダーインは追撃してくる


俺はそれを避け、防ぎ、反撃する


暫くそうした攻防が続いた後、今度はダーインの方から距離を取った


・・・さてと、そろそろ決着を付けないとな


そう考え、俺は構え直す


すると、何かを感じ取ったのか、ダーインもその構えを正す


「・・・ソろソろ、決着をつけるノか・・・?」


多少、寂しさとか悲しさを含んだ声


多分、この戦いが終わってしまうのを惜しんでいるのだろう


・・・まあ、俺だって確かにこの闘いは終わって欲しくない


だが、早い所こいつを倒して、こいつの仲間を退かせないといけない


でないと、どんどん被害者は増えるばかりだ


闘いを楽しむのは戦士だ


俺が成りたいのは英雄だ


人を助けて、感謝される英雄―――いや、人を助けて”無条件に”感謝される英雄


だから、仕方ない


「ああ、終わらせる」


俺がそう答えると、ダーインは少し残念そうにした


「ならバ、次で終わりにしヨう」


「ああ、そうしよう」


終わらせると決めたのなら早い方がいい


行動が遅ければ遅いほど未練が残る


だから―――


「次で、絶対に終わらせてやる―――!」


・・・”この一撃に俺の全てを賭ける!”とでも言った方がカッコよかったかもしれないな


そんな事を少し考えたが、直ぐに打ち消す


やっぱり、この闘いはそんな借り物の言葉じゃなく、俺だけの言葉オリジナルで終わらせたいから


「行くぞっ!」


俺は地面を蹴り、ダーインに接近する


同時に、ダーインも接近してくる


お互いに武器の射程圏内に入った


その瞬間、突然ダーインが足を打ちつけて止まる


その衝撃は、辺り一帯を吹き飛ばす


当然、俺もその例外ではない


「ぐっ!」


俺は強かに地面に打ち付けられ、剣を手放してしまった


剣は、俺から数メートルほど離れた所に突き刺さった


そこに、ダーインが跳びかかってくる


その表情は、まさに修羅


あんな目で睨まれれば、本気で人の二、三人は殺せるだろう


だけど―――


「負ける訳には、いかねえんだよッ!」


ポケットに手をやり、探していたある物を取り出す


そしてそれを―――眼前に付きだす


「ぅグっ!?」


俺がとりだした物をもろに胴体に喰らったダーインは、うめき声と共に倒れた


俺が取りだしたものとは・・・折れた竹刀だった


いや、今は鍔とかを取り外してたから、唯の先がとがった棒だが


俺は直ぐに立ち上がり、手に剣を作り出す


そしてそれをダーインの目の前に突き出し、宣言する


「俺の・・・勝ちだ!」


更新遅れて大変申し訳ない


出された宿題がホント多かったんですよいやマジで


うん、だから気晴らしに十時間ぐらいゲームした事位は許容範囲―――だよね?


?&?「(ほほう?)」


・・・ヤア、正一郎君にアリス君!今日もいい天気だね!


正「そうだな、いい天気だ」


(うむ、いい天気だな)


そうだ!こんな良い天気なんだから散歩にでも―――


正「ちょっと待った作者よ、この傘を持って行くといい」


ん?赤い傘?・・・晴れてるぞ?


(作者よ・・・今日の天気は昼ごろから雨と言う事を知らんのか?)


え?マジ?・・・めっちゃ晴れてるけど?雲ひとつないけど?


ホントに降るの?


(・・・当然降るさ・・・お前の血の雨がなっ!)


ンギャアアアアアアアアアアス!?


※あまりにもスプラッターな光景なため、お見せできません





セ「・・・あー」


ア「言うなよ、何も言うなよ」


セ「次回予告と行くかの?」


ア「・・・そうしよう」


セ「ダーインを倒した正一郎!

しかし!物事はそう上手くは行かない・・・?

次回!偶然か?必然か?」


ア「期待しておるがよい!」


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