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連携

いやぁ・・・うん、眠い


ついでに、更新できなくってすいませんでした

人の形をした正体不明の生物が、国王様に飛びかかって行くのを私が確認した時には

既にガーネットがその前に立ちふさがっていた


あの奇襲に対し、あの速さで対応できるのは流石としか言えない


ガーネットは向かってくる生物に向かって剣を構える


生物は背負っていた斧を抜いて、更に速度を上げて接近した


「はあっ!」


生物とガーネットの影が交わった瞬間、ガーネットが剣を振り下ろした


対する生物は、斧でそれを防いで―――一気に力を入れて押した


「ぐっ・・・まだまだっ!」


少し押されたが、だんだんと押し返していくガーネット


生物もそっちの対応で手一杯なのか、こちらをまるで警戒していない様に見える


・・・好機!


「貰ったよ!」


私の愛用している長剣に炎を纏わせる


何時もならばこれで斬りかかるのだが―――今回は違う


「行けっ!”炎鳥”!」


そのまま生物に向かって剣を振るう

すると、剣が纏っていた炎が鳥の様な形に変容し、生物に向かって一直線に飛んで行く


この攻撃に先に気がついたガーネットが、素早くその場を離れる


一瞬遅れて気がついた生物は、逃げ遅れてそのまま火に包まれた


この方法は、そのまま炎の弾を飛ばすよりも速度や威力が上がる

しかし、魔力の制御とかが難しく、成功率は半分あるか無いか

失敗すると消えてしまうので、軽々しく実戦に投入できる技では無かった


だけども、今は姫様から貰った腕輪が有る


これは、着けた者の魔力の制御感覚を上げてくれる物らしい


名前は確か・・・”制圧の腕輪”だっけ?


なんでも昔、ゴドールの町での反乱を制圧した内の一人が着けていた物らしい

その効果に国王様が目を付けて、献上するように言ったとか


「・・・やった、かな・・・?」


・・・あれだけ盛大に燃えているのだ


流石に、これで灰にならない訳が―――


「やって無い!良く見ろ!まだ動いてんぞ!」


横から聞こえてきたケインの声ではっと気づく


その生物が、ゆっくりと国王様の方に向かって進んでいるのを


・・・いや、でもその足取りは弱々しい


「死なないって訳では・・・なさそうだね」


良かった、死ななかったらどうしようかと思っていた


これならまだ勝機はある


足止めをして、必殺の一撃を叩き込めれば―――


「ルシア!援護任せるよ!」


「分かりましたー」


私の呼びかけに応じたルシアが矢を放つ


その矢は、正確に目の前の生物の斧を持った方の手を撃ち抜いた


カラン、と斧が落ちる


・・・これであの生物を完全に無力化できた


地面を蹴り、今だ燃え盛っている生物に接近する


近くまで来ると、炎が熱い


この炎を受けても生きているなんて、凄い生命力だ


だけど・・・どれだけ生命力が高くても、絶対に喰らえば致命傷になる場所はある


「これ、でっ!」


手に持った長剣を生物の頭部に突きさす


突き刺された生物は、何回か痙攣してから―――止まった


・・・これなら、確実に倒しただろう


剣を生物から抜き、鞘に納める


少し生物の遺骸から離れ、一息つく


そうして休んでいる私が次にみた光景は―――


今倒した生物が、三匹ほどの塊となって接近してくる光景だった


正「・・・いやぁ、平和だな・・・」


ラ「平和だね・・・」


正「作者が居ないと平和だな」


ラ「平和だね・・・」


正「・・・うん、やっぱ作者が諸悪の根源だったんだな!」


ラ「平和だね・・・」


・・・んで、言いたい事はそれだけか?正一郎君


正「・・・なんで、お前がここに―――」


はっはっは!昨日帰ってきた所でね!


ラ「平和だね・・・」


正「・・・ちっ!」


今舌打ちしたよなぁ!?作者に対して!


ラ「平和だね・・・」


正「・・・ヤダナ、ソンナコトナイゾ?」


思いっきり嘘だよ!丸わかりだよ!





セ「さて、作者の魔の手がこっちに来る前に次回予告と行くかの」


アーノルド「・・・セノリよ

何故私が貴様と共にそんな事をしなければならん」


セ「ふむ、儂とお主が同じかてごりぃに属しているかららしいぞ?」


アー「・・・どこに共通する部分が有ると言うんだ?」


セ「作者曰く、『それはヒ・ミ・ツ☆』らしい」


ア「・・・よし、次回予告に行くか」


セ「流すな!儂もあんな事できればいいたくは無かったわ!!」


ア「次回予告だ!

ようやく一匹倒したと思えば増援が!

はたしてガーネットたちは生き残る事が出来るのか!

そして正一郎たちの方も―――?

次回!種族を超えた好敵手!」


セ「期待しておるがよい!」

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