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囮役

「んじゃあそれで誰も問題ないか?」


全員がコクリと頷い―――いや、一人ケインだけは猛反対していた


全く、空気の読めない奴だ


「いや待てよ正一郎!?何で俺が悪いみたいな感じで頷いてんの!?」


「だって他に誰も異存は無いって言ってんのに、お前だけが無駄に反論してんだから」


「お前な・・・だったら俺に与えられた役割確認してみろ」


「役割?・・・作戦のか?」


「そうだよ」


・・・?何か反対される要素があっただろうか?


作戦はこうだ


1、シェディが囮になる(ここはどうやっても変えられなかった)


2、そこに俺が逆サイドから名乗る


3、敵がなんか混乱している間にケインが頑張って救出する


「・・・完璧じゃないか」


「どこがだ!穴だらけだろうが!特に俺の役割とか!」


ケインが顔を真っ赤にして反論してきた


きっとカルシウム不足だろう、これが終わったら牛乳を大量に飲ませてみよう


「だったら、俺の役と交代するか?俺は別にどっちでもいいぞ?」


実際、ケインの役の方がカッコいいからな


・・・助ける相手が美女美少女じゃなくてオヤジなのを除けば


「・・・いいのか?」


「ああ、お前が何百と言う敵を止められるならな?」


「無理だ」


即答された


まあ、ケインの戦い方は、一対一の方が向いてそうだったもんな


そう、ちゃんと俺はそこまで考えてこの作戦を立案したんだ


・・・・・・・・・・・・・嘘じゃないぞ?





「”光神”こと・・・ってこれは知られてないか?まあいいや

竹中正一郎、国王を助けに参上!」


俺がそう名乗ると、近くの兵士たちは目を白黒させながらこっちを見た


きっと、俺の決めポーズのカッコ良さに戸惑っているのだろう


ちなみに竹刀が折れているので、剣は魔法で作り出した


思えばここまで誰にも会わなかったから、処刑が既に済んだのかと思って慌てたが


何て事はない、真ん中あたりにほぼ全員集まっていただけだったようだ


少しすると、遠くの方からシェディが名乗る声が聞こえた


そういやあっちは四人居るんだし、戦隊モノの構図を作れるのではないだろうか

OOレンジャー的な構図が

まあ、一人足りないが


・・・ん?


一人足りない→俺がそこに入る


中心はもちろん俺→周りの四人は皆美女美少女


・・・しくったぁあああああああ!!


俺も無理言ってあっちに混ざればよかった!!


・・・うぅ、こんなチャンス二度と来ないかもしれないってのに・・・


誰だ!そのチャンスを棒に振らせた奴らは!


・・・目の前のこいつらか!?・・・許せん!


「手前ぇらの血は何色だぁああああああ――――――――!!!???」


俺は怒りにまかせて敵の集団の中に突っ込んだ!


正「・・・逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目d」


・・・遂に壊れたか?


(元からな気もするが・・・一応聞くが作者よ、何した?)


いやなに少しおしおきをば


(・・・何も壊れるまでしなくてもいいと思うが?)


正「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんn」


(・・・それなりの理由が有ったのか?)


いやぁ、別に?受験が終わるまで買ったままでとっておいたFFⅩⅢを


勝手に遊ばれてた事なんて気にしてないぞ?


(それが理由か)


って事で次回予告!


ア(・・・まあ、放っておけば直るか

正一郎たちの登場により、混乱の一途をたどる戦場!

暗躍のケイン!?に活躍の場はあるのか!

次回!国王救出は修羅の道!?

活目して待て!)


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