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覇道

帝都に到着してから暫く経ち、処刑時刻が迫ってきた


俺と”人獣”があらかじめ”人波”達と合流する予定を立てておいた中央広場の左端に向かうと

そこには既に”人波”と”人面”と、数人の兵士が揃っていた


「よお、待たせたか?」


俺がふざけて尋ねると、”人面”はしれっとした表情で言った


「はい、約三十秒の遅刻でした」


「そうか、そりゃ悪かったな。・・・・・・で、首尾は?」


本題に入ると、隣でクスクス笑っていた”人波”が、真剣な顔になって答えた


「こちらの内応の呼びかけに答えたのは、総数の半分ぐらいでした」


「半分か、そいつらは何処に居るんだ?」


「手筈通りに広場の左側に集めておきました」


って事は、そこらの市民に紛れてまばらにいる兵士たちはこっちの味方か

まあ確かに一ヵ所に大量の兵士が集まっていたら、不審に思われるだろうからな


等と俺が一人で納得していると、近くに居た兵士が尋ねてきた


「そう言えばアレックス様、今回の戦の理由は何なのでしょうか?」


「”人波”達から何も聞いてないのか?

・・・と言うか、何も知らないで着いてきたのか?」


「はい」


・・・俺が私利私欲の為に戦を起こすとは思わなかったのだろうか?


と、俺のそんな思考を読んだのか、兵士が再び口を開いた


「我々兵士たちと同じ立場で戦えるような人が、自分の為だけの戦を起こす訳が有りませんから」


・・・まったく、良い仲間たちだ


「それで、何なのでしょうか?」


更に追撃してくる兵士


俺はつられて口を開きかけ―――思った

ここで普通に理由を話したらどうなるだろうか?


十中八九、こいつらは、想像通りの人物だったー!とか言ってくるだろう

それでいいのか俺、新しい国の兵士たちにいきなり舐められていいのか俺


「あー、・・・・・・」


俺がそんな風に考え、舐められない為の新しい大義を探していると

見かねたのか、”人波”が口を開いた


「『閣下の戦争法では戦いが長引くだけで、兵士も民衆も命を落とすだけだ

だから少しの間戦争が激化しようとも、俺が統一する』、だそうです」


オイ、何ばらしてくれてんだよ


「やはり想像通りの人物でしたな、アレックス様は!」


我が意を得たり!とばかりに兵士たちが騒ぎだす


・・・まあ、取り敢えず――――


「お前一年間減給な」


「そんなっ!?」


♪~♪~♪~♪


終わらないぜっ!!


ケ「何がだよ!」


んー・・・俺達の冒険とか宿題とか宿題とか?


ケ「二番目以降随分と現実的だなオイ」


気にすんな、気にしたら喰われるぞ


ケ「だから何に?!」


次回予告!


ケ「スルー!?」


ラ「遂に始まる!?帝国内部分裂!

次回!俺の道!」


聖「期待していろ!

ちなみに次回に私の出番はあるかどうかというのは最近の私の気になる事NO,1なわけではあるなぜならこのまま私の出番がないとその内ネタキャラと言われて消えること間違いなしだからだ!何?ラスティ?奴は既に正一郎の親友という立場を獲得していてだなケインも同じくだ!何故私が出ないままで――――」


※ちなみに次回予告と本当の次回は違う可能性があります、ご了承ください

あと”聖騎士”の暴走は無視してかまいません


それではっ!


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