興味の矛先
「じゃあこのぐらいにしておこうか」
「ええ、もう空も明るいですしね」
魔法にはいろいろな使い方があるらしい
例えば球を作って飛ばしたりだとか(注メラO)武器に付着させたりだとか
あのあとかなり長い時間魔法の特訓をしてなんとか武器に付着させるほうはできるようになった
しかし・・・なあ
光り輝く竹刀はまるでライOセイO-だった
「おなか減りましたね」
「ああ、じゃあ俺が作りますよ」
ジェシカさんが疑わしそうな眼を向けてくる
「できるの?」
「多分暗黒物質よりかはうまくできると思います」
「できましたよ~」
「「「「は~い」」」」
四人がこっちにくる
「自信作ですよ」
食材が地球と変わらなくてよかったと思う
「これは?」
「オムレツというものです」
「御無礪攣?」
「いやそんな難しいもんではなくてですね」
ここの人たちは卵料理は焼くことしかしらんのか?
安全だということを示すために一口食べてみせる
うん、うまい
ほかのみんなも食べ始める
「「「「お、おいしい!」」」」
ふっ、この俺に料理勝負を挑んで勝ったものはいない!!
「な、なんなんですかこれ?」
「城にもこんな料理は・・・」
「こんなおいしいの初めてですよ!」
「おいしいですー尊敬しちゃいますー」
まさに三者三様のリアクション
ってやっぱりここの人は焼くしか料理の基本をしらないんだな
・・・・俺が教えるしかない・・・・
俺にしかできないんだ!!
と、ここらで夜神O君の真似はやめてっと
いやまあ料理得意でよかった~
「やっぱりそれしか道はないんですか?」
「ないです、ここを迂回するとなると着くのは明後日の夜ですから」
街の中を馬車で通るのか・・・
なんか起きそうな気がします
(ほう、なにが?)
おやアリス、おはよう
(別に寝ていた訳ではない!)
じゃあ何をしていたんだ?
(ほかの神々がお前の力に興味をもっているので説明しないといけなかったのだ)
なにを?
(お前が何者か、お前にはDランクぐらいの力しか与えていないという事とかだ)
何者かって・・・俺は俺だろ?
(そこが神々の中で議論されているのだ、まあ明日の夜にこっちに一度連れてくる事になった)
こっちって上界のこと?
(ああ、とりあえずは覚悟しておけよ?)
い~や~まだ死にたくないよ~!!
「ですからここを通れば危険性がぐんと下がるんですよ」
あ、ごめん聞いてなかった
「そうですか」
適当にあいずちをうっておく
「納得された様なので行きますか」
ああ、なんか嫌な感じしかしないよ~
「大丈夫です!あれだけ強い正一さんがこっちには居るんですから!!」
なんかシェディも行く気満々だよ~(泣
(ま、大丈夫だって!・・・・たぶん)
うう、覚悟なんて・・・覚悟なんて嫌いだ~!!