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標的

※今回、試験的に予告法を変えて見ましたが

いつもの予告も一番下に有ります

「じゃあ、この先に有る街で食べ物を調達するんだね?」


「そういうこと。後は誰が行くかだけど・・・」


「僕一人で行って来ます。あまり大人数でも護衛が少なくなりますから」


「そうですかー、では任せますねー」


「ええ」


言いながら僕は馬車から出る


まったく、ケインでも慌てる時が有るんだね

まさか食料を積み忘れてるなんて、夢にも思わなかったのかな?


本当は少しでも軽くする為なのだが、ラスティには知る由もない


えーっとお金は・・・有るね


考えながら、袋を揺らす

ちゃりちゃり鳴るこの袋の中には、数千ネムが入っている

王族も含めた七人の食事には結構物足りないが、仕方がない


かなり急だったので、皆お金を持ちだしてくるのを忘れていたのだから


頼みの綱は、皆が自腹で出したこのお金だけ


絶対に失敗は出来ないな、等と考えながら僕は呑気に歩き出した





「この分なら、あと少しで追いつくと思われますが」


「ああ」


走りながら”人面”が話しかけてくる


「どうなされるので?」


「敵は・・・この国の有能な騎士が五人、だったか?」


乗った所を見たのだ、人数は数え間違いが無いだろう


「はい」


この国の有能な騎士、か

・・・前の俺なら侮ってたかもしれないな

だが、大会で城に残ったあの騎士に負けて、考え方が変わった


―――あの騎士が有能といった奴らだ、油断はしない


「勿論、姑息な手も入り交えて、殺す」


「・・・・・・」


俺がそう言うと、”人面”が急に黙りこむ


「・・・なんだ?気に喰わないか?」


「いえ、少し驚いていました」


驚いた?


「何にだ?」


「以前のアレックス様なら、”正面から潰す!”というでしょうと考えていたので」


あー・・・確かにそうかもしれないな


「まあ、気にするな。少し価値観が変わっただけだ」


「閣下の様な立派な皇帝に、また一歩近づかれた様で」


「いずれ全て超えてやるさ」


「ご立派です、”皇子”」


やけに”皇子”の部分を強調する


「まあな。・・・っと、そろそろ見えるか」


「そのよう―――アレックス様、あれを」


「どうした?」


静かに”人面”が指をさす方向を見る


そこには、馬車に乗り込んでいた騎士の内の一人がいた


・・・どうやら、一人の様だ


「どうなされますか?」


「馬鹿な事を聞くな、孤立してるんなら・・・叩くぞ」


「はい」



正「今回短くね?」


スマヌ、長くなったんで切った


正「はあ?・・・どれ位だよ」


取り敢えず分割前は三千超えていたとだけ言っておこう


正「マジか」


おう、って事で思わぬストックゲット!


正「だな」


次回予告!今回は少し趣向を変えて行くぜ!


正「どんなふうに?」


あれだ、良く有る『セリフ抜き出しだ』


正「それって・・・小説みたいに短くちゃできなくね?」


だから試験的にやって見るんだ


人間、挑戦しなくなったら死ぬぞ


正「死なねえよ!?泳いでないと死ぬみたいに言うな!」


マグロ、または鮫だな

だが、人間とこいつらの間には有る共通点が有るのさ


正「一応聞いとく、何だ?」


生きてるってことだ!


正「何かしらの怪しい宗教!?」


(馬鹿な事をやっていないで今度こそ次回予告に行くぞ!)


『俺達か?・・・・・・まあ、通りすがりの山賊って所だ』


『お金は渡さないよ!』


次回!ラスティの戦い方!


(活目して待て!)


正「待て、抜くとこおかしいだろ絶対」


気にすんな、試験運用だから


何なら通常通りの予告もやって見るとするか


正「それがいいだろ

始まる戦闘!明らかになる敵の目的!その時ラスティは決断をする!」


(次回!ラスティの戦い方!)


皆!期待していてくれよな!


・・・やっぱこっちの方がしっくりくるな


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