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更新日に更新出来ず申し訳ないです……体調を崩してしまって出来ませんでした…………
今回更新日以外の更新出したが日ようからまた更新していきます!
昨日は色々な事があったな。男爵子息に絡まれたり、シャラと知り合ったり。
1番の驚きは私の種族が最上位の天使って言うこと。前世は普通に人間だった。そこそこ有名な歌手でファンも沢山いた。ファンレターも嬉しいことに沢山貰えてたな〜……寂しいな。家族ってやっぱり大事だったって今更感じちゃったよ。私が歌手としてそこそこ売れ始めてから、両親や妹は私にお金をたかりに来てたけどそれでも大事ってことかあ。
両親は美少女の妹とイケメンの弟しか可愛がらない人。私はどこにでもいるような普通の顔だったからなのか可愛いがって貰えた記憶はない。小学生の時は2つ下の妹と弟に嫉妬ばかりしてたなあ。「テストで100点とったよ!」て、言っても無視かたまに返事をしてくれるだけだった。中学生になるともう親からの愛情を貰うのは諦めたよね。だって、その方が楽だった。苦しくなかったもん。唯一弟だけは、私に優しかったから私は壊れなかったんだと思う。
「何で私は愛してくれないの?」と聞けてたら幸せに暮らせてたのかいつも考えてしまう。
だから、私は今世は後悔のないように聞けるうちになんでも聞く。素直になんでも思っていることを言うって決めた。そして、私みたいな子にたーっくさん愛情を注ぎたいと思う!私みたいになって欲しくないもん。だから、差別する人は最低だと思う。何で獣耳や尻尾があるからって、気持ち悪いと思うのか理解出来ないししたくない。意思疎通ができるんだからちゃんと話し合えば分かり合えると思うんだよね。
「チカ様?起きていらっしゃいますか?」
「あ、うん!今行くね」
ちゃんとノックして外から話しかけるって白蘭ってやっぱり真面目だなと思っちゃうなあ。別にノックしてそのまま入って来てもいいのに。心は成人だけど、外見は5歳児だし。
「本日は起きるのがゆっくりでしたね」
「ん?何で分かるの??」
いつも私が起きてちょっとしてたから白蘭って私の部屋に来るよね。何も信号??合図??とか出てないのに。いっつもタイミングが良かっただけかと思ったんだけど。フェンリルだからちっちゃい音まで聞ける感じかな?
「契約を行っているため主の精神状態が大まかに分かるようになっているのです」
「へぇ!便利だね!私も分かるの?」
「意識すれば分かりますよ」
ファンタジーって凄いや。多分普通の人は気持ち悪いとかやだなって思う所なんだろうけど、私からしたら楽って思っちゃうな。
私って昔からなんでもめんどくさがっちゃうし、後で言えばいいかなって思って忘れちゃうことあるからそれがないってことだもんね。
「よし!ギルドに行こー!」
「はい!」
朝ごはんもパパっと食べて白蘭の背に跨ってギルドに向かった。
身分証を作った為スムーズに街には入れた。今日はあの丁寧な門兵さんはいなかった。お休みな日だったのかな?ちょっと残念!
「チカ様どれを受けますか?」て、聞いてきたけど一緒に受ける気満々だよね?お互い違うの受けよって言っても却下されそうだな。
「あのさ、お互い別々の受けよ?」
「ですが、それではチカ様をお守りすることが出来ません」
「大丈夫だよ!私街のお手伝いの依頼受けるから!」
「ですが、」
うーーん……手強いな。別々の方が効率いいから別々にしたいんだよね。街の中だし多分大丈夫だとおもう!
「ね!お願い!」
「…………分かりました。では、チカ様に保護の魔法をおかけしても大丈夫でしょうか?」
「うん!その、保護?の魔法っていうのお願い!」
「はい……終わりました。何かあった場合私に分かるようになっています」
「はーい!」
白蘭は私に色々注意点を伝えてEランクのゴブリン退治とウルフ退治の依頼書を持っていった。私はと言うとお買い物代行の依頼とお庭の雑草抜きの依頼書を持ってギルドを出た。