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「やっぱり外っていいね!」

「そうですね」

お城の中も楽しいけどやっぱり外はいいね!絡まれるのもあるけど。それに、ショッピングも楽しいなっ!

「色々な種族がいるね」

「そうですね。サファーファは種族差別をしない街なのもありますね。獣人差別が1番多いです。エルフなどは奴隷にしたいという輩が多い為人前に現れることは少ないです。ですが、サファーファの領主が奴隷や差別を嫌っている為こういう過ごしやすい街にしたそうです」

「へぇ〜。そうなんだ」

基本的に活動する街はサファーファがいいみたいだね。そういえば、私って人間?だよね?耳とかとんがってないし羽根とかないし。

「ねね、白蘭(ハクラン)!私って種族人間??」

「チカ様は最上位の天使ですよ」

「え?最上位、天使?え?え?で、でも翼ないよ?」

最上位?天使??頭が?だらけだよ!ここにきて今私、人間じゃないと知ったよ。ずっと人間だと思ってた。

「最上位とは翼が4対ある者です。翼は意識すれば出せますよ」

「あ、そうなんだ。あ、はは。私頭キャパオーバーです」

「大丈夫ですか?」

「いちおー」

天使……そりゃ、ファンタジーの世界だもんね。いるよね天使。でもさ、まさか自分が天使とか思わないよね?悪い奴に天使ってバレたら私も奴隷にされちゃうかな?不安だよ。

「もう、お帰りになりますか?」

「うん。そうする。こんなに注目されてるし……また絡まれたらやだから」

「承知致しました」




「あれ?お嬢さん達どうしたんですか?もうすぐ夜になりますが……」

あ、あの時の丁寧な門兵さんだ。沢山の人が通ったはずなのに覚えてくれてるって……嬉しすぎる!それに心配もしてくれるって優しい。

「大丈夫です!お家に帰るだけなので」

「ですが、夜の暗黒森付近は危険ですよ」

「大丈夫です!白蘭(ハクラン)とっても強いので!心配して下さってありがとうございます!」

「そうですか。ですが、魔物にはお気を付けてくださいね」

「うん!門兵のお兄さんさんばいばーい!」

意識しないと子どもっぽくするの忘れちゃう!!大人っぽ過ぎる5歳児なんて居ないよね。ませてるってレベル超えちゃってると思うし。

「あの人間はとてもいいですね」

「うん!そうだね!!子どもの私にも礼儀正しくしてくれたし……ね、白蘭(ハクラン)?」

「どうかしましたか?」

「私以外の人?種族?嫌い?」

さっきもそうだったけど……白蘭(ハクラン)って私以外と会話したくなさそう。あの丁寧な門兵のお兄さんとも会話しなかったし。

「まあ、そうですね。会話する意味がないと思っています。必要であればしますが必要な時以外は話さないですね。チカ様とは必要じゃなくても話しますが……」

「そっかあ」

こういうとこは異世界あるあるなのかな?




暗黒森の入口に付き白蘭(ハクラン)に乗って帰るか歩きながら魔法を練習していくか迷っていた。

「どうなさいますか?」

「んーーー…………疲れちゃったしすぐ帰りたいから白蘭(ハクラン)に乗って帰るぅ」

「畏まりました」

色んな人に見られて疲れちゃったな。変な人にも絡まれたし。子どもの体だから眠くなるの多いな。早く成長したいなー……

「やっぱり通常の姿の白蘭(ハクラン)ってもふもふだね。幸せぇ〜」

「あの、チカ様……くすぐったいです」

「あ、ごめんね?嫌だった?」

「嫌ではないです……モフるのはいいのですがしっかり掴まってて下さいね?落とす事は致しませんが念の為」

「はーい!」

通常姿の白蘭(ハクラン)って早いなー。ビュンビュン景色が変わってく。まあ、木しかないから景色ってあんま変わらないけどねー。




15分後無事お城に着いた。

「今日は楽しかったなー!!白蘭(ハクラン)!明日も連れてって!お願い!」

「かしこまりました。ふふっ」

あれ?白蘭(ハクラン)の微笑みって狂気過ぎない?!イケメンが微笑むってヤバすぎる!

「じゃあ、私はもう寝るねおやすみぃ」

「おやすみなさいませ」

明日もいーっぱい楽しむ為に、沢山寝て体力戻さなきゃ!明日は朝早くから行って街の手伝いの依頼受けて街の探検しよっと!明日が楽しみ!





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