表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
付き合う前から好感度が限界突破な幼馴染が、疎遠になっていた中学時代を取り戻す為に高校ではイチャイチャするだけの話。  作者: 頼瑠 ユウ
二巻目

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/59

第二〇話:夫婦の夢

 

 気付けば、高校生活初の夏休みも一週間後に控えた日曜になっていた。


 この日々は特に大きな出来事(イベント)があった訳では無いが、強いて言うなら『塩ラーメン』こと塩沢拓海の追っかけの女子達の熱は冷め始めていたが、先日、彼の書籍化作品が無事に発売され、同時にコミカライズのスタートが拍車をかけて学校では『塩ラーメン』人気が再燃していた。


 この日、彼等は発売祝いとしてカラオケルームに集まるらしいが、上条悠斗と一ノ瀬綾乃は悠斗の部屋で寛いでいた。


 今回も二人はお誘いを受けていたのだが、お祝いの言葉を入れてお断りさせて頂いた。


 何せ今日は悠斗の母はパート、姉は友達の家に遊びに出ている。


 綾乃としては二人きりの時間は何よりも優先したい事だったりするので母と姉が出かけた直後に彼女は悠斗の部屋に駆け込んでいた。


 お喋りしたり、お菓子食べたり、テレビを見たり、ドキドキしつつ子供の様にじゃれ合ってみたり。特別でも何でもない穏やかで幸せな二人だけの休日の昼頃。


「ユートー、ガンバレー」


 悠斗は購入したばかりのアクションゲームを、スマホでweb小説を読みながらの綾乃の気のない応援を隣から受けつつプレイしていた。


 所謂、『死にゲー』と呼ばれる部類で、シリーズ通して難易度が高く、クリアするには高いプレイスキルと屈強な精神(ドM気質)が必要な作品だ。


 シリーズ未経験だが、SNSの評価や動画サイトのプレイ動画に釣られて手を出したのが間違いだった。


 序盤のボスで早くも積みそうだ。


 巨人の踏みつけで、悠斗の操る騎士風のキャラがペチャンコに潰れ、HPが全損した。


『You are dead』の赤い文字がプレイヤーを煽ってくる。


「ねぇ、ユート。これで何度目?」


「……二〇回目」


 不貞腐れた様に答える彼に綾乃は吹き出した。


「ちょっと死に過ぎじゃない?」


「それだけ難しいんですー。次は絶対勝ちますー!」


 唇を尖らせて、再び悠斗はボス戦に挑む。


 流石に、二〇戦目ともなればボスのパターンも読めてくる。


 ゲーム慣れしそのセンスもある綾乃には既に勝利への道筋は見えているが当のプレイヤー本人はそうはいかないらしい。


 ボスの攻撃を躱し、反撃を続けているが常にヒィヒィと喘いでいた。


「――よし、ここまでは良いぞ……落ち着けー落ち着けー……」


 その必死な粘りで遂にあと一撃という所まで追い詰めたが、ボスはモーションを切り替え決死の抵抗を試みる。


 対する騎士の体力もバーの僅か数ミリ残し。蚊に刺されただけでも死にそうだった。


「あぶっね! いきなり跳んできた! あ、蹴んなよ、腕振り回すな――ってその岩どこから出したー!?」


 愛する人の阿鼻叫喚に綾乃は苦笑する。


「変に逃げ回ると逆に不利よ。思い切って攻めた方が良くない?」


「わかっちゃ……いるん……だけど、ねっ! ぁ゛!? あぁ゛、ぁー。――まだ生きてるー奇跡起こったー!」


 際どい所で九死に一生を得た騎士は懐から壺を取り出した。


「喰らえ火炎瓶、違う壺!――そもそも届かないー、腕力女子並みぃー」


「あははは」


 悠斗の一人相撲に綾乃は目尻に涙を滲ませる。


 攻め込む勇気の出ない悠斗の背を押す様に綾乃は彼の肩をツンツンと、


「コレに勝ったら膝枕してあげよーか?」


「――なん、だと……?」


「私、今短パンだから生脚よ。太もも気持ち良いよー?」


「にゃ、にゃんだとぅ……!?」


 覚悟を決めた悠斗の目つきが変わった。


「くっ……うっ……ぉ、ぁ……っ――!?」


 悠斗の漏れ出す喘ぎに合わせて騎士が前転を繰り返し巨人に近づいていく。


 その分、巨人は突進やジャンプ攻撃で距離を離す。


 なんて酷い泥仕合だろう、と綾乃が苦笑していると決着は突然着いた。


「あ」


 ――画面の端から槍を持ったスケルトン兵が突撃して来て、騎士の横っ腹にチクり。


 戦闘開幕、速攻で処理した巨人(ボス)の取り巻きとして出て来たスケルトン兵(雑魚)が巨人の遠吠えにリポップ(再登場)して文字通りの横槍を入れて来たのだった。


 二十一回目の『You are dead』。


「に゛ゃ゛ぁ゛~~~~!?」


「あはははは!」


 悠斗は頭を綾乃は腹を抱えて、悶えて笑い転げた。


「くっそっ……! あと一回殴りゃ勝てたのに……!」


「だから言ったでしょー、とっとと攻め込まないからよ」


 本気で悔しがる悠斗に綾乃はこれみよがしに甘い声で、


「やーい、ざぁこ♡ざぁこ♡」


「この――分からせたいこの嫁……っ」


 ぐぬぬと夫が拳を握りしていると勝ち誇った様な表情で嫁はベッドに移動し腰掛けた。


 そして、自分の脚をポンポンと、


「はい、どーぞ」


 悪戯めいた様で、艶っぽい、そして優しい笑み。


「な……なん、だと……?」


 悠斗は悔しさのボルテージが引っ込み、気恥ずかしさのある期待感が増した。


「“勝ったら”だったのでは……?」


「んー? 嫌なら無理にとは言わないけどー?」


「誰も嫌なんて言ってませんー」


 ゲームを落としてテレビを切り、ゆっくりと借りて来た猫の様なぎこちなさで自分のベッドに横たわり頭を綾乃の太ももに遠慮気味に乗せる。


「気持ち良い?」


 後頭部に柔らかい温もりを感じ、頬に手を添えられた。


 照れた様な嬉しい様な自分にしか見せない彼女の緩んだ表情に、悠斗は視線を逸らした。


「……うん」


「顔真っ赤。頬っぺたこんなに熱くして、可愛い。この位で喜ぶとかやっぱり、ざぁこ♡」


「うるせぇやい。お前も顔真っ赤なザコじゃん」


「だって私はユートには勝てないもーん」


 おどける綾乃に頭を撫でられて、悠斗は力が抜けていく。


「おら、そのまま寝ろー、もっと私に甘えろー」


「初めて聞く類の脅迫やめろし」


 小さく笑い合って、自然と見つめ合う。


 悠斗は綾乃の頬に手を伸ばして、彼女は受け入れた。


「――なぁ、どこまで読んだ?」


「主人公が聖剣の力を全部解放した所。やっぱメインヒロインは聖女ちゃんよね、あの二人は推せるわ」


「読むの早いな。大分、終わり頃じゃんか。後は王都で準備を整えて、魔王との決戦を残すだけだ」


「うん。魔王を倒せば主人公は元の世界に帰れるけど、帰っちゃうと聖女ちゃんとお別れ――あぁ、マジ辛いわー」


 綾乃は悠斗が小説を書いている事を知った日からずっと読み続けている。


 もう何度も誤字報告を受けていた。


 そして、つい先日、彼の物語は三年の連載を経て完結した。


 書籍化という目標には少しも届かなかった作品だが、自分の書きたいものを書き、少ないにしても心待ちにしてくれる読者が居る。


 Web小説家冥利に尽きる事を、彼女のおかげで実感できた。


「ありがとーな」


「お礼を言うのは私の方。良い小説を書いてくれてありがと、『夜神』先生」


 綾乃は微笑むが少しだけ眉を顰めた。


「けど、好きな作品が完結って嬉しいけど、やっぱり辛いわー。毎日の楽しみが一つ減っちゃうんだもの」


「他にも面白い小説は沢山あるだろ?」


「好きな人が書いた小説よりも面白いのは中々無いわ」


 クスリと笑う綾乃にツンツンと頬をつつかれた。


「それってただの贔屓なんじゃないのか?」


「贔屓してんのよー」


 満面な綾乃の笑みに、嬉しい様な恥ずかしい様な不思議な気持ちになる。


「まぁー、本音を言えばユートには書き続けて欲しいんだけど……。それは私の我が儘だし、ユートがまた書きたいって思うのを大人しく待つわ」


 どこか寂しそうな微笑みに申し訳なく思い、そして少しだけ勇気が湧いた。


「綾乃」


 ゆっくりと身体を起こして、短いキスをする。


「ん、なーに?」


「ちょっと見て欲しい物があってさ」


 悠斗はこつんと彼女と額を合わせ、机に移動した。


 ノートパソコンを立ち上げ、操作する。


 しばらくして彼は綾乃を手招いた。


 彼女を椅子に座らせる。


 ノートパソコンの画面には多くの文章が書かれていた。


 軽く目を通した彼女は、ハッと息を吸う。


「ぇ……これ――待とう? 一回待とう?」


「うん。待つ」


 椅子に座りながら嬉しそうに身体を上下に揺らす綾乃を落ち着かせる様に、悠斗は彼女を後ろから覆い被さる様に抱きしめる。


 どうどう、と窘められ落ち着きだした綾乃にキュッと手を握られた。


「――新作。まだ序盤の二万文字位しか書けてないし、これから直しもするけど、プロットは一巻分、だいたい十万文字位はもう出来てるんだ」


「そ、それって……そういう事(・・・・・)、だよね? ――だよね?」


 ソワソワと期待する様な彼女に応える様に悠斗はドキドキとしつつ、


「文庫ノーベル公式の新人賞、に挑戦してみよう……かと、思う。小説家になるには別にサイトでランキング上位に入るだけじゃないからさ」


「――、――、――!」


 綾乃の声にならない歓喜が吐息として漏れ出した。


 それに苦笑して、悠斗は身体を離す。


「良くあるダンジョン攻略を目指す冒険者の話だよ。『追放』とか『ざまぁ』とか人気のカテゴリーじゃなくて、新人冒険者が少しづつ強くなってく話だ」


 頬を掻きながら、どこかバツが悪そうに、


「まぁ、受賞は無理かもしれない。俺にはやっぱ才能無いな、って書いてみようとするとその度に思う」


 けど、と。


「綾乃が、俺の書いた小説を好きって言ってくれて、また読みたいって思ってくれているのなら。卒業するまでは、俺もまだ夢を追いたい(・・・・・・・・・・)なって――」


 悠斗はか細くなった自分の声に咳払いを挟む。


「まぁ、卒業までに小説家になれなかったら、今度こそ諦める。ちゃんと就職する。夫として父親として、頑張る。――だから、それまでは綾乃に、俺の夢を見守っていて欲しい、応援、して欲しいんだ」


「――――」


 悠斗の胸の内を聞いて、綾乃は呼吸を思い出した様に大きく息を吐く。


 そして彼女は俯きながら何度も強く頷いた。


「……コーヒーでも入れてくる。良かったら読んでみてくれ」



 二つのカップにインスタントコーヒーと砂糖を入れて、悠斗は電気ポットでお湯が沸くのを待っていた。


 自分は少しほろ苦く、綾乃は砂糖とミルク多めだ。


 静かなダイニングキッチンで、電気ポットや外の環境音が妙に大きく耳に入る。


「あぁ……すげー緊張した――」


 未だに心臓は早く動き、喉はカラカラだが、コーヒーで一息つけるのはもう少しお預けだ。


 今頃、『塩ラーメン』こと塩沢拓海はファンの皆と楽しんでいる頃だろう。


 自分が彼と同じ小説家になるのは正直、想像出来ない。


『塩ラーメン』の書くハイファンタジー小説は王道と呼ばれる類だった。どこかで見た事のある展開が続くのだが、何かのパクリなどと思わせない文章力と構成力。そしてキャラクター全員に各々魅力があった。


 きっと、連載が続けば処女作に続けて書籍化は容易だと思う。


 悠斗も最近は更新が待ち遠しく思う程だ。


 絶対に自分では――『夜神』では『塩ラーメン』には敵わない。


 だが、それでも。たとえ、ただ一人だけしか読者が居ないとしても。


 その一人が応援してくれるのなら――。


「――っと、沸いたか」


 電気ポットの独特の電子音で我に返ったと同時、二階からドタドタと慌ただしい足音が近づいて来た。


「綾乃? どうし――ぉわっ!?」


 ダイニングキッチンに転がり込んだ彼女は勢いそのままに悠斗に抱き着いた。


 何事かと困惑していると、綾乃は興奮冷めやらぬと子供の様に小さく何度もジャンプする。


「何よぉアレぇ! あんな良い所で終わるとか拷問!? 続きはどーなるのよぉ! 行き成りダンジョンで高レベルのモンスターと遭遇するとか主人公とヒロインは勝てんの!?」


「ちょ、落ち着け。あの後の展開は倒す訳じゃなくてヒロインと協力して――」


「ばかばかぁー、ネタバレをすんなぁー。ちゃんとした形で続き見せなさいよぉ!」


 綾乃はぺしぺしと悠斗の胸をはたいた。


「あーごめんごめん。取り合えず、一回ステイステイ」


 テンションの振り切れた綾乃を拘束する様にギュッと抱きしめる。


 と、それ以上の勢いで抱きしめられた。


「……気に入って貰えたみたいで良かったよ」


「もうこれ以上無い位に最高にね」


「でも、そこまで盛り上がる展開じゃないと思うけどなー? やっぱり贔屓がすごないかい?」


「えへへー、それは自分でも思うわー」


 だらしなく笑う綾乃は、けど、と。


「ユートが色々読者の事考えて何度も書き直したのが分かる。けど、ちゃんと自分も楽しんでいるのも真剣なのも分かる。何より――」


 心から幸せそうに、


「ユートが自分の夢だってはっきり言ってくれた事、応援して欲しいって言ってくれた事が、嬉しくて溜まらないのよ!」


「そっか……。俺も、綾乃がそう言ってくれて嬉しくて溜まらないよ」


 二人で同じ気持ちで微笑んだ。


「ねぇ、私も新しい夢出来たよ」


 綾乃は悠斗と見つめ合う。


「私達の子供に、本屋さんで『コレがパパの書いた本よ』って買ってあげるの」


「はは、そりゃ下手な小説は書けないなー」


「そーよー。えっちぃのばっかり書いてたら息子の教育に悪いし娘だったら嫌われちゃうわよー?」


 悠斗の苦笑に綾乃は悪戯めいた子供っぽい表情で、だけど彼ならきっと叶えてくれると信じられた。


「だから、頑張ってねアナタ。私、応援するから」


 優しい彼女の言葉が表情が想いが、彼に力をくれた。




 そして、上条悠斗は自分が小説家になりたい本当の理由を思い知らされる。


 ただ、単純に純粋に。



『――私、ユートの書いたお話が一番好き!』



 いつかの幼い日。一ノ瀬綾乃にそう言われたから。


 それだけだったのだ――。




二巻目 完

『2巻目あとがきと3巻目の予告』


 頼瑠ユウです。


 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

『付き合う前から好感度が~(以下略』の2巻目も1巻目と比べるとボリュームは少ないですが、不器用ながら書きたい事は書けたと思います。


 2巻目は、まとめると『主人公の目標・夢』の話でした。

 小説家になりたいけど、身近に自分の夢を叶えた同級生が居て、差を見せつけられて自分にその才能は無いと思い知る。ヒロインと結婚したい気持ちは本物で、叶わない夢を追い続けるよりもちゃんと就職をしようと思う。だがヒロインに自分の夢を伝え、子供の頃に彼女に書いた話を完結させた。心から喜んでくれたヒロインに応えたいと主人公は、高校生の間は、遠い夢でも全力で追いかけようと決意する。


 ――と、少しでも作者の思い描いた主人公とヒロインの関係性が伝われば幸いです。


 そして2巻序盤、『塩ラーメン』こと塩沢拓海くんは構成上で言えば、その為の『前振り、比較対象』の扱いでした。

 読者の皆様には、NTRの様だと印象を与えてしまった様で、申し訳なく思うと同時に、『なんで? どこで?(´・ω・`)』と思いました(汗。


 ……流石に、「塩沢君はもう登場しませんよー」と、二〇話中の四話で言ってしまう訳にはいかないかな、とただNTRでは無い事だけ公言させて頂きました。


 ただ多くの意見を頂き、自分でも読み返して、誤解を与えた理由が分かった様な気がします。何より、更新が遅かったのが先の展開を不安にさせてしまったのだと思いました。


 2巻目を読み終えて、主人公とヒロインの愛情が1巻目よりも強くなったと伝わる事を願います。


 今回も物語の大きな区切りとして一旦、『完結』とさせて頂きますが、既に3巻目――ストーリーの展開通りに夏休み中のエピソードとして断片的ですがプロットを組み始めています。

 プールとか花火大会とか海とか肝試しとか、まだ確定ではありませんが、2巻目の伏線の回収を踏まえて作って行きたいと思います。


 3巻目の公開、更新再開は現状は未定とさせて頂きますが、アニメで言うと『一期目の最終話』に相当する大きな節目となる予定です。


 また、頼瑠ユウとしては次は既に公開している冒険者の物語『冒険者が集う迷宮都市ではパーティメンバーを追放するのが流行っているようです』の大幅な改稿として『新たな1巻目』を書き上げ、そのまま巻数を増やしていきつつ書籍化を目指していこうと思います。(現在は4巻分の構想メモは出来ています)


 Web小説を書く身として正しいかは分かりませんが、それぞれの物語を『巻』で区切り、公開をしていこうと思います。(この3巻目は、『冒険者が集う~1巻目』の次かもしれません。




 最後になりますが、改めてお付き合い頂きありがとうございました。


『続きが気になる』『また見ても良い』と思って頂きましたら、ブックマークをそのままに、


『作者の別の作品を見てみたい』と思って頂ければ、お気に入りユーザー登録をして頂けると公開・更新状況のお知らせが出来ますので、よろしくお願い致します。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 2巻完走お疲れ様でした。一気読みさせて頂きました。 3巻を期待し、ブクマそのままにしておきます。 これからも頑張ってください。
[良い点] 一巻目含め、二巻目もちゃんと時間を掛けてくださったことがすごくありがたいです。たまにあることなのですが、急に次の学園行事などのイベントにスキップすることに違和感を感じるので、そうなってない…
[良い点] 二巻完結お疲れ様でした。パーティへの参加を断り、2人でまったり過ごすところが良かったです。 [一言] NTRに関しては、それ系の小説を読み過ぎた?せいで過剰に反応してしまったようです。何か…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ