第5話(ゲーム編)
第5話まで来ました!
今回はゲーム編ですねー!
渚くんと優衣ちゃんはお休みです。
「おつかれー!お、いるいるー!」
春佳が部室に入ると渚、優衣以外のメンバーが部室にいた。
「渚と優衣は今日は休みだってー!なんか渚は体調不良で優衣は用事あるみたいだぞー。」
真央が報告する。
「そうなのね。渚の体調は大丈夫かなぁ。明日には良くなってるといいんだけどー。」
春佳が心配そうに言う。
「今日は早めに切り上げて渚さんのとこに行ってみたらいいんじゃないですか?」
ひなたが提案する。
「それいいかも!なんかおやつとか買って行ったら渚も喜ぶだろうしっ。」
春佳も賛同する。
「じゃあ今日はさくっとやりましょっ!そうね…今日は4人だし、2:2でウノでもやらない?アプリでちょっと話題に上がってるのよー。」
春佳がみんなに言う。
「なんかそれ面白そーだなー!んで、普通のとはどう違うんだ?」
真央がルールを聞いた。
「2人のうちどっちか上がったらゲーム終了よ、お互い手札は見せ合ってOK。あとは…普通のと一緒かな。」
春佳が説明する。
「それではペアを決めましょうか。グーとパーを出してそれぞれ同じ人とペアになる事にしましょう。」
ひなたが進める。
「せーのっ…ぐーとっぱっ。えっと、私と早希ちゃんがペアで、ひなたと真央がペアね。」
春佳が確認しながら組を分ける。
「部長、よろしくお願いしますっ!絶対勝ちましょうねっ!」
早希がやる気満々だ。
「こっちも負けねーからなっ!」
真央も負ける気はなさそうだ。
「あ、その前に罰ゲームね!みんな書いて箱に入れてねー!今回は1回勝負が良さそうね。」
春佳が準備して、紙が箱に入れられた。
〜ゲーム開始〜
春佳→真央→早希→ひなたの順
春佳「とりあえず適当に出していこうかな?早希ちゃん、ちょっと経ったら仕掛けていこうね。」
早希「りょーかいですっ!」
真央「こっちは先手とっていこうぜー。」
ひなた「そうですね。先に手札を少なくしていきましょう!ドロー2です!」
春佳「あらら、これは早希ちゃんに上がってもらうのが良さそうかな?スキップで早希ちゃんの番よ!」
早希「が、頑張りますっ…!」
…
残り手札
春佳6 早希3
真央5 ひなた4
真央「やばいな、なんとかしないと早希が上がっちまうな…」
ひなた「真央先輩がリバースで順番変えられたら私が早希さんにドロー4が使えます、それを狙っていきましょう。」
春佳「ドロー2を使うよっ!」
ひなた「大丈夫です、まだ逆転はできます…!」
早希「リバース使いますねっ!ひなた先輩がなんか持ってそう…!」
ひなた「読まれてしまいましたか…」
真央「とりあえずスキップしてリバース来るの待とうぜ!」
春佳「よし、ドロー2よ!これで早希ちゃんはあと1枚…!」
早希「ウノ!あぶないっ!言い忘れるところだったー!」
ひなた「スキップを使いますね!真央先輩お願いします!」
真央「おっけー、リバース!これでこっちのもんだっ!」
春佳「うーん、私もリバースしかないなぁー…あとは早希ちゃんに任せるね!」
真央「まじかー、持ってたかぁー!あとは祈るしかねぇなー…」
早希「上がりでーす!!やったー!!!部長、ハイタッチ!」
春佳「早希ちゃんナイスだったよ!うまくいってよかったー!」
「「パチンッ!」」
早希と春佳のハイタッチでゲームは終わった。
「うぅ、惜しかったですー!!これ出せたらまだ勝負は分からなかったんですけどねー!」
ひなたが悔しそうに言う。
「作戦は悪くなかったんだけどなー!くそうー!」
真央も同じく悔しそうだ。
「盛り上がったねー!2:2だと戦略が活きてくるからすごい楽しかったー!」
「ほんと攻防が激しかったっというか…気が抜けなかったです…!」
春佳も早希も楽しかったようだ。
「全員揃うに越した事はないんだけど、2:2で出来そうな時あったらまたやろうねー!これいいねっ!」
「次は負けねーからな!!」
春佳も真央もすごく気に入ったようだ。
読んでいただき、ありがとうございましたっ!
恐らく前回より長めに書いてみましたがどうでしょうかっ
次回は罰ゲーム編です。
もしかしたらやったことある人もいるかもしれませんね。
お楽しみにっ!