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  作者: 粘土
4/5

隣り合わせのプロポーズ

まぁ、気にしないで読んで下さい。

何時からだろう 雨が降っていた 何時からだろう 砂漠に居たんだ

消えそうも無い夜の闇に浮かぶ月にそっと問い掛ける 「僕は生きているの?」

足跡が少しだけ見える 僕は歩いて来たんだ でも 何処からだろう

不意に思い出した君の姿が 星座の様に彩られて形に成ってる

ランプも要らない程に輝いている 

君を見付けたのは何時だっけ 僕を見付けた日を覚えているかい?

覚えて居ないけど 忘れはしないよ 君と出逢えたこと

今にも崩れそうな崖に立って 直ぐにも壊れそうな屋上で

僕等 唄ったんだ ラブソングにもならない唄を

其の途端 雨が止んだんだ 砂漠にオアシスが出来たんだ

有る筈の足跡が消えて 真っ新な大地に変わって行った

僕等は見詰めた 遥か先を そして 歩き出したんだ

本当は何もしていなかったんだ 君もきっとそうだろう?

だから 最初の一歩を忘れずに行こうぜ 報われなくてもさ

君と居られるなら何んな事だって平気なんだ ホントだよ

信じて呉れるから 今君は僕の隣に居るんだ 僕も信じるよ

途中で出逢った動物達も一緒にさ 行ける処まで行って見よう

きっと後悔しない 絶対にガッカリさせない 保証するよ

君は何にも云わないけれど 僕に任せて呉れるからだろう?

素敵だな ずっと待ってたよ こんなシチュエーションを

行こう 行こう ずっと 泣いたって好いさ 最期に笑えるから

僕は君の為に 君は君の為に 其れで好いのさ 気にしないよ

でもね 何時か見詰め合いたいな 正直な瞳で

其の時には迷う事無くするよ プロポーズを




暗いのは根っからの性分ですので。

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