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何時かまた
雀の声が聴こえて来る 日々変わらない囀りだ まるで君の優しい御話しみたいだ
何時の間にか忘れていたよ 当たり前に楽しく 明るく響く音が紡ぐ言の葉
僕は君が好きだ 君は何うだろう 忘れないぜ? 朝を告げる鳴き声を 覚えているぜ? 僕を立たせて呉れた唄声を 決まっていたんだ 進う路なんて あの崖から覗く陽の出を追おう 其の先に君がいると信じて 温かい手を繋げる事を信じて
生温い風が吹く 又遣って来た紅色の季節だ 少しだけ淋しさを覚えるけれど バイバイ もう一度出逢える日を待っているよ