表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

筋肉お兄さん

作者: リリィ

すみません。

この作品、自分でもなにがしたかったのかわからないくらいです。

最初は投稿しようか迷いましたが、「書いてしまったものはしょうがない!投稿しちゃえ!」ってな感じで投稿しました。

面白いかどうかは分かりませんが、最後まで読んでいただけたら幸いです。


「ふんっ!ふんっ!」


……………


「ふんっ!ふんっ!」


あ、ごめん。

気付かなかった。

俺の名前は番場劉(ばんばりょう)

腹筋を割ることに憧れを抱く健全な高校生だ。

今俺は、一ヶ月前から日課になっている筋力トレーニングをしている。

場所はもちろん近所の公園だ!

俺の中で筋トレは、早朝の公園でと決まっている。

まぁ、お約束だな。

うん。

で、一ヶ月たった今でも腹筋は割れず、筋トレをしているわけだ。


「ふんっ!ふんっ!」


「おぉ!君も筋トレが好きなのかい?気が合うね。私もだ。」


そんな筋トレをしている俺の前に現れた一人のお兄さん。

ちょっとまて、

今は朝の5時だぞ?

なんでこんな時間に知らないお兄さんがいやがるんですか?

しかも、全身タイツは流石に警察に捕まるぞ?

…いや、こんな時間に筋トレしてる俺もなかなか危ないんだが…


「見たところ、腹筋を鍛えているみたいだね!うん!いいよ!なかなか鍛えられているじゃないか!だが、まだまだだな!見たまえ私のこの素晴らしい上腕二等筋を!素晴らしいだろ?!」


いきなりラジオ体操第二に出てくる動きをしながら、ちからこぶを出して見せつけてくる変なお兄さん。


「いや…悪いけど、基準が分からん。」


「ジーザス!これは困った子だ!私の上腕二等筋の素晴らしさが分からんとは…君、芸術とか嫌いな類の子かい?」


なんで上腕二等筋から芸術が生まれるのかがさっぱりだ。

ちなみに俺の芸術の評価は10段階で9だったが…


「しょうがない子だ。説明しよう。つまり…

「結構です。」


「せい!ちょっと待ちたまえ。君!私の上腕二等筋は素晴らしいのだよ!だが、君はそれが分からないと言う。それじゃ私の立場というものがだね…

「そんなもん知らんわ!俺の筋トレの邪魔をするな!」


いったいなんなんだよ…朝から変な奴にあっちまったぜ…


「君!考え事かい?お兄さんに話してごらん。きっとスッキリすること間違いなしだ!」


「…実は、お兄さんがウザくてたまらないんですよ。」



「それは仕方ない。私がこの世を絶てばいいんだね。よし!筋肉を強調して死ねる死に方は…

「オイオイ!ソコまで言ってねぇぞ!」


「そうかい?じゃあどうすればいいか教えてくれないか。筋肉と共に考え、実行するよ。」


「いや…もう、なんかいいわ…」


すると全身タイツの上半身部分を破り出した筋肉お兄さん。

いったいなにがしてぇんだよコイツは…


「見たまえ!この見事な逆三角形!素晴らしいと思わないか?」


「いや。」


「あ!あの人です!」


いきなり走ってきたおばさんと、地域の安全を守る警察官…

あぁ…俺、腹筋割りたいだけなのになぁ…


最後まで読んで下さってありがとうございます!

こんな作品ですが、よろしければ感想、コメント等をお待ちしております。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ナイスコメディって感じです! 爆笑です!
[一言] ツボに入り爆笑しました。筋肉ネタだけで作品を作るなんて、凄いです!   面白かったんですが、筋肉ネタだけでは出版は難しいと思うので、できないと思うにしました。     ですが、こういう作品は…
2006/08/20 14:24 ランデブー
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ