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振り子  作者: 糸東 甚九郎
第二幕  紅葉と優璃。紅色の髪留め姉妹
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十二・玄桐、猛ダッシュ

十二・玄桐、猛ダッシュ



「なぁ! おじさんよぉ! ちょっとだけでいいんだよ?」

「オレたちの店に、寄ってってくれよ。三十分でいいからよぉー」

「ちょ、ちょっと待ちたまえ。あ、あなたたち・・・・・・。わ、私は・・・・・・」


 宇河宮市の駅東口通りで、か弱そうなサラリーマンが二人の男に詰め寄られている。黒服を着てセカンドバッグを持った大柄な男と、艶のあるスーツ姿で小柄な金髪の男。


   ・・・・・・だだだだだだっ  ばしっ!  だだだだだだ


「へへっ! や、やったぜ!」


 男のセカンドバッグを、玄桐が後ろから奪い取って、走り去る。


「あ? あ! な、なんだあのガキ! 俺のバッグを!」 

「あんの野郎っ! おい、おじさん! 今日はいいや。今度は来てくれよな!」

「待ちやがれ! このクソガキ! なめんじゃねぇぞーっ!」


 男たちは、玄桐を追い、猛ダッシュ。サラリーマンは、「助かったの?」と言って、その場からそそくさと逃げていった。


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