Ⅷ
アシク「私とカディ校長とでこの抜けてしまっているところを、できる限りの解読しているところとなります。」
サニー「分かりました。ではよろしくお願いします。」
そう言うとサニーは深々と頭を下げた。
レイン「アルカンのクラスはどこになりますか?」
レインがなぜこんな質問をしたかと言うと、
アバァロン魔術学園にはクラスがもうけられており持っている色の数によって分けられる。
一色・・E (イプシロン)
二色・・Δ (デルタ)
三色・・Γ (ガンマ)
四色・・Β (ベータ)
五色以上・・Α (アルファ)
といったクラス分けとなっている。
色によっての魔法を考慮すればもっと増えるのだが、基本的なことを学ぶさいにはこのクラスとなる。
アシク「そうですね。異例も異例なので、おそらく"Ω(オメガ)"クラスが作られるのではないかと。」
サニー「担当するもはどなたとかはあるのですか?」
当然だかクラスによって担当する教師は違ってくる。
色の数とあった数を持つ教師がつくのだが、アルカンの色は透明だ。
何色持った教師がつくのかが問題なのだ。
アシク「おそらくですが色による偏見がなく、階級などを気にしていない者がなると思います。」
レイン「例えばどなたとかはありますか?」
アシク「私か。他、二、三名ですかね。」
アシクは自分をいれてしまうのは、どうかとも思ったが事実ではあるので自分もいれた。
サニー「それはたいへん、ありがたいことです。」
アシク「では、私はこのくらいにしまして帰らせていただきます。」
サニー・レイン「「わざわざ来ていただきありがとうございました。」」
アシク「アルカン君によろしくお願いします。」
そうしてアシクは帰っていった。