ⅩⅩⅡ
アルカンは目を開けた。
感覚的には少し大きくなったぐらいだろうと思っていた。
結果は想像通りの大きさだった。
アルカンは気付かない圧縮され協力になっている手の上のものに。
アシク「......。ア、アルカン君それは一体?」
アルカン「へ?」
アシク「自覚なしか...それはおそらくとてつもなく強力なものだ。すぐそこに当てるようの案山子があるからそれに撃ってみたまえ。」
アルカン「あれですか..分かりました。」
アルカンが魔法弾をうちだすとアルカンは倒れた。
ヨウナ「こりゃ、魔力切れだね。どんだけの魔力を込めたんだか。」
アシク「ヨウナさんそろそろ案山子に当たります。」
アルカンが撃った魔法弾はゆっくりと案山子に向かって進んでいた。
ポン
とスカしたかのような音がした。
アシク「よかった。何もおきなくて。」
アシクがそう言い終わりそうになったとき、ヨウナは切羽詰まったように、
ヨウナ「まずい、壁張りな、早く。」
アシク「えっあっはい。」
アシクは驚きながら魔力による壁"魔法壁"を張った。
張り終わったぐらいで、案山子からとてつもない魔力の渦ができすぐに消えたかと思うと。
ズガゴーン
と鈍く響く音がして案山子は跡形もなく消えた。




