表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロアベンジャー  作者: ZF
20/23

ⅩⅩ

アルカンが恐る恐る目を開けると、、、、目の前には何もなかった。

本当に何もなかったのだ。

そこは色がない透明な世界だった。

上も下も無いような、完全無の世界だった。

アルカン「えっ、ここは一体。」

アルカンが想定していた光景とまるっきり違ったのだ。

想定してたのは、アシクさんとヨウナさんがいる光景だった。

アルカン「死んじゃたのかな。」

戸惑いながら言うとどこからか聞いたことのない、透明で透き通るような聞こえてきた。

***「いいや、君は死んだ訳じゃない。君の色の深層心理の中だ。」

アルカンは聞こえてきた方へと振り向くとそこには、色がどんどん変わり何色と表現できないフードを被った人物がいた。

アルカン「あなたは一体?」

***「今は言うことは出来ない、だがいつかわかるときが来る。その時にすべて話そう。」

フードの人物はそう言った後胸の前で手を合わせるとこういった。

***「ここへ来た君への私からの贈り物だ。」

そして合わせた手をゆっくりと開いていくと共に一つずつ透明な球体が3つ出てきた。

それをよく見ると真ん中に小さく一つ一つ違った色をしている、なにかがあった。

アルカン「それは一体。」

***「これから君に必要なものだ、受け取りたまえ。」

そう言うと、3つの透明な球体はアルカンの周りに漂い始めた。

アルカン「えっ、えっこれは。」

その言葉をいってるうちに、3つの透明な球体はゆっくりと速度を上げながら回りだした。

***「"始祖の色よ、その力を新たなるものへ受け継ぎたまえ"。始祖贈受継新希望オリジンギフト・オブ・ネクストホープ)

フードの人物が詠唱し発動させると、3つの透明な球体はアルカンに溶けていくかのようになくなった。

***「君は、新たな希望だ。またいつかここへ来るときが来るだろう。そのときまで、さよならだ。」

アルカンはだんだん意識が遠のいていった。

まるでその世界から弾き出されんかのように。



==================================

再度アルカンが目を開けるとそこには。

アシクさんがいて地面のえぐられた後がありその先にはヨウナさんがいる、透明な世界とは違う考えていた通りの世界だった。

ヨウナ「アルカンあんた一体何をしたんだい。」

アルカン「えっ?」

アシク「ヨウナさんおそらく自分がしたことは知らないでしょう。」

ヨウナ「はぇー、ま、おいとこう。それでどうだいアルカン感覚は掴めたかい?」

アルカン「た、たぶん。」


〜〜〜〜〜〜

アルカンが透明な世界にいくときに何があったのかと言うと。

アルカンにヨウナが放った魔法弾(マギアバレット)が当たる寸前で、ガラスでも割ったかのようなパリィンという音がして魔法弾(マギアバレット)は粉々になりながら打ち消されたのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜

アシク「感覚は掴めたみたいなので、魔法弾(マギアバレット)の詠唱を教えましょう。基本は無詠唱ですが初めての魔法弾(マギアバレット)使用なので詠唱でしましょう。」

アルカン「はい。」

アシク「ではこういいながら手に集中して唱えましょう。あっ両手でもいいですよ、では詠唱を言います。

"内なる力よ今我の前に姿を現せ"、魔法弾(マギアバレット)と言ってください。」

アルカン「分かりました。じゃいきます、"内なる力よ今我の前に姿を現せ"、魔法弾(マギアバレット)

これが今考えている内の第一覚醒です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ