ⅩⅨ
そして夕方
アルカン「ヨウナさん、言われた通りに来ましたよ。」
アルカンは言われた通りの時間に来た。
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ヨウナからの返答はなかった。
アルカン「あれ?居ないのかな。」
そう思っていると、机の上に紙が置いてあったことに気づいた。
アルカン「何か置いてあるななんだろ。」
紙を見るとアルカンに向けてであると考えられることが書いてあった。
"すまないけど、学園に来てくれ。そこで準備してる。"
アルカン「?学園にいくのか、教えてくれるためだし行くか。」
そうしてアルカンは再度学園に向かった。
学園に着くとヨウナが待っていた。
ヨウナ「きたね。さっいこうか。」
そういわれるがままヨウナについていった。
そうすると、つれていかれた先にはアシクが待っていた。
アルカン「アシクさんも一緒なんですか?」
アシク「ああ、一応ね。」
ヨウナ「こいつのおかげでここが使えるんだからね。」
アルカンそういえばここは一体?」
アシク「ここは学園の生徒達などが使う、魔法訓練所さここでなら万が一にでも死ぬことはない。」
ヨウナ「そう言うこと。ここでなら一番早いので出来るだろ。」
アルカン「なるほど、だから学園なんですね。」
アシク「ここで魔法弾とかを使うときに使う魔力が減るのが百分の一になる、魔力切れになることはそうない。かつ致命傷のダメージを食らえばそのくらった分だけ回復するようになっている。」
ヨウナ「じゃ始めるからね、心構えはいいかい?」
アルカン「はい、大丈夫です。」
そうするとヨウナはアルカンからある程度の距離をとって魔法弾を撃つ構えにはいった。
ヨウナ「威力は全力でいくからね、歯食い縛りな。」
そう言うと、魔力をアルカンに見せた大きさの数倍数十倍にまで大きくさせ本気で撃った。
ヨウナが撃った魔法弾は地面をえぐりながらアルカンに迫った。
アルカンは目をつぶりそれを受け止めた。
これでダメなら仕方がないという思いで。




