ⅩⅥ
アルカン「多分できませんよ、だって色無いから。」
ヨウナ「いんや、そんなことはないさ魔法弾は色が関係ない魔法だからね。」
アルカン「そんなのものがあるのですか?」
ヨウナ「ああ、あるともこれ以外もあるがその辺はアシクが教えるだろ。」
アルカン「分かりました。やってみたいです。」
ヨウナ「よし。じゃ、まずは私がやってみよう。」
そう言ったヨウナは、目を閉じて少しすると手のひらの上にボウリングのボールぐらいの黄緑色の水晶のような物を出した。
ヨウナ「久しぶりだったけどできたね。今私が、手の上に浮かべてるのが魔法弾だよ。これは出した本人の色によって色が変わるんだ。私は黄緑色だから黄緑色になったのさ。」
アルカン「それを出すんですか.....でもどうやれば。」
ヨウナ「本来この世界にいるすべての生物は、魔力を持ってんだよ。魔力が無いってやつはいないんだ。その辺にある草にも本当に少量だがあるんだ。」
アルカン「へぇー、だから僕にもできると。」
ヨウナ「その通り、魔力を持っていると言っても使えなければ意味がない。使えるようになるには色々と方法がある。早くに使える方法も長く掛かるが確実に使える方法と、どうする。」
アルカン「ちなみに早くにできる具体的な方法は?」
アルカンは使えてかつ早くに使えるなら早く習得したかった。
ヨウナ「....そうだね、一番手っ取り早くて一番早いのは、魔法弾をアルカンお前に結構な威力で打ってもらうことかな。これによって強制的に魔力の流れを感じてもらう。おすすめはしないよ、一歩間違えると死にかけるからね。」
アルカン「.....」
アルカンは絶句してしまった。
たしかに、理にかなってるかもしれないが一歩間違えると死にかけるというのがとても重かった。
ヨウナ「まぁ、他にもあるからねその辺のことはまた明日決めよう。もう昼だね、学園に行ってきな。」
ヨウナはアルカンの背中を押して言った。
アルカン「....そ、そんな時間ですかいってきます。」
そうしてアルカンは宿を出て学園へ向かった。
後書き
黄緑・・・・治癒魔法
ナンバリングしているもので短かっりするものがありますがそれは私の文章力の問題なので申し訳ありません。




