表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

第二回UNKO杯について、思い出した過去に私がしたこと。

作者: RS世代


 初めましての方、そうで無い方、このページを開いていただきありがとうございます。


 RS世代と申します。




 さて、タイトルにも分かるように、この小説というかエッセイ?は、第二回UNKO杯を京野うん子さんが開催するにあたって、私が思い出したことを文章にしたものとなります。


 第二回UNKO杯とは、「身体測定の日に妹のパンツを履いてきてしまった」というのを題材に、それぞれ作家が短編を書いてゆくという企画です。


 興味ある方はどうぞ。



 で、今回私はこの話を個人的にはエッセイのつもりで書きましたが


 しかし、全ての部分を必ずしも現実とするわけではなく、創作とするわけでもないため、ジャンルも「その他」になります。

 まぁぶっちゃけ嘘かしれないしホンとかも知れないよってことです。



 あと、あまりに過去のことで記憶が曖昧な部分もあり、語りたくない場所はぼかしてもいます。



 あくまで全ての真意の判断は皆様にお任せいたします。




 あまり誉められたものではないですが、悪い事をした時のことで、時効だと思って書くことにしました。



 どうぞお付き合いください。





 さて2013年春、当時中学2年生だった僕に、その事件は起きました。


 と言うか起こしました。



 その前に僕がどういう中坊だったかというのを説明しますと、まぁ僕はいわゆるお年頃、と言うヤツで、多感な時期を過ごしておりました。


 周りにそういう同級生が多かった私は、そういう輩をバカにしつつも、個人的には興味津々で耳を傾けていた、いわゆるむっつりスケベと言う奴だったと思います。


 認めたくないけど。



 ベンチ止まりでしたが少しハードな部活動に所属していたのである程度発散出来てはいたのでしょうが、やはり年頃の興味というものは尽きませんでした。




 で、話を戻しますと事件があった日、私の家では数日後に曾祖父の7回忌の法事を控えておりました。


 うちは一応「由緒あるお家」と言うやつで、僕で17代目になるのですが、法事ともなれば我が家に某夏の闘いのアニメ映画のように、沢山親戚が集まってきます。


 その中には遠方からのお客さんもいて、彼らは休みを多く取り、一家で私の実家に前乗りしていました。



 僕の父方の叔父の家族です。


 おじさん、おばさん、そして2つ下のいとこの女の子が来ていました。



 いとこは、漢字で書くと「従妹」と言うことになるのでしょうか。


 一応くくりとしては妹です、これで企画的にセーフなのかは知りませんがまぁ実の妹ってのもホントにやってたら問題ですしね。



 まぁそんなこんなで法事のため前のりをした親戚ですが、特に大切な手伝いも終わってしまい、じゃあ時間があるからと近くのテーマパークに朝から遊びに行ってしまいました。


 私の学校はそのいとこより早く学校が始まるため、文句を言いながらもその日学校に行く準備をしていました。


 まぁ、みなさんの予想通り春先なのでその日は身体測定の日です。



 私は当時多感な時期を迎えていましたが、何かとお年頃、私は朝シャンを習慣にしていました。


 結局モテなかったので効果はありませんでしたが、その日も普通にシャンプーを終えて脱衣所兼洗面所に出ました。


 しかし、使用済みのタオルを洗濯機に放り込もうとしたとき、中に一緒にあったいとこのパンツが目に入りました。


 多分、前の日から泊まっていたおじさんたち一家が、まとめて母に選択を頼んだんだったとおもいます。



 ばっとみあぁ、いとこのパンツかとしか思いませんでしたが、その時何か魔が差して、ちょっとだけ見てみよう、と思ってしまったのが、その時の私です。


 もってよく見てみると、やはりいとこのパンツでした。


 へぇ、これが、程度の曖昧な感想で別に興奮とかはしていなかったとおまいます。




 で、まぁそれを鑑賞し終わった私でしたが、そこでなんと、洗面所に弟が入ってこようとしてきました。



 このまま見つかったらヤバい!と思い、私はそのまま弟に見つかる前に慌てて風呂場に戻りドアを閉めました。


 手にはいとこのパンツと、咄嗟に掴んだ自分のパンツがあります。




 最初は弟が洗面所を使い終わるのを待っていましたが、彼は中々使い終わりませんでした。


 早く出てくれと頼むと、別に兄ちゃんの裸なんか見てもどうにも思わないからと言い出す始末です。



 別に自分のパンツを履いてコッソリいとこのパンツを洗濯機に投げ入れれば済む話なのですが、見つかったらと思うとそれが出来ません。


 そんな中でも朝の時間帯は非常に短く、このままでは遅刻もあり得る時間になってきました。

 多感な時期ではあっても根は真面目な私は、これしかないと、やらかしました。



 いとこのパンツを履き、その上から自分のパンツを履いたのです。



 この小説を書くときどうにか感触を思い出そうとしましたが、罪悪感が大きく出来なかったです。すみません。


 ともかく、パンツでパンツを隠した私は何気ない顔で風呂を出て、上から制服を着て学校へ向かいました。



 私の学校はまだ前時代的な学校で、身体測定の日は男はパンツにならないといけないという決まりです。


 めちゃくちゃドキドキしました。



 まぁ、上から自分のパンツを履いているので気になりはしましたが、誰かにバレることはなかったです。


 その後こっそり学校のトイレでいとこのパンツをぬいだわたしは、家に帰って軽くそれを手ですすぎ、何事もなく洗濯機に放り込みました。



 周りにバレないだろうか、それだけを考えた1日だったと思います。




 以上が、私が思い出した数年前やってしまった出来事です。



 最後に、個人的に周りにばれなかったとはいえ、やってしまった事への後悔や、いとこへの罪悪感というものもあります。


 それでも今回執筆に踏み切ったのは、やはりうん子さんの出した企画が過去の私にとても当てはまりすぎていたから、どうしてもこういうことがあったと言うことを驚いてもらいたかったからです。


 そしてこんな貴重な体験をほとんど誰とも共有せずに終わってしまうことがもったいないなと思ったからと言うのもあります。





 時間がないため変な形の文章になってしまいましたが、今回私が過去に行った事を、少しでも今後の活動のために、前向きに生かせられたらと思いました。



 まだいとこにはバレていませんが、先日3つ下の弟に何気なく報告したら「ばかじゃねぇの」と言われました。




 ご観覧ありがとうございました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] きっと選択担当のお母様にはバレていた思います。 お袋懐は大きいです。 赤裸々エッセイびっくりしました‼️ 積年の色々な思いもこのエッセイで消化されたのではないでしょうか? お疲れ様でした…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ