答えがない!
ちょちょちょっと待って! お兄さん何か居ないって言ってたよね浅田さん! この人は本当に誰なの!? それに声が怖すぎるんだけど!? さっきから嫌な汗が止まらないよ!
目の前でミナさんがニコニコしながら見てるし何なのこれわ! どどどどどうしよう。
相手の人の事を聞いた方がいいい良いのかな
!? はは早く何か言わなきゃ!
「みみミナさんからのここ告白を保留だだ何てし、してませんよ。そ、そそんなことをするわけあありませんですよ」
「おいゴラァ! じゃあ何か告白したのに保留にされたってミナが嘘をついたって言ってんのかっ!? どうなんだっ!?」
「ひっ…みみみミナさんが嘘をつくだなんてそそ、そんな訳ありませせんね、すすみません!」
やややばいよ! ピンチだよ!? こ告白の返事は彼氏にならせて下さいって言ったのにここ断られたよね僕!? ななな何でこんなことになるの!?
電話も怖いけどミナさんの顔がさっきまでのニコニコからあっとゆうまに冷めた顔に変わってるし、どっちも怖いよ! 冷めた顔のままミナさん何で近づいてくるの!?
「じゃあ何か? お前は今、俺に嘘ついたって言ってんのか!? 電話だからって巫山戯た事を言ってんじゃねーぞ! おいっ!」
「ひっ…けけ決してふふ、巫山戯たり等はしてないですよです!」
なな何でこの人こんなに怒鳴ってくるの!? 普通に話してよ、怖すぎるじゃないか! それにこんな電話されてて巫山戯てる余裕が僕にあると思ってるのこの人!?
は、はは早くチャイム鳴ってよ、今僕を助けられるのはチャイムだけだよ!!
「じゃあやっぱお前、ミナの告白を保留にしてんじゃねーか! どうゆうつもりだ! ゴラッ!」
「ひっ…どどどどうゆうつもりもここ、告白の返事はしし、したん…」
『ねえ、聡太? 告白の返事を何て言おうとしてるの? 私はまだされてないよね? 3つも選択肢上げたのに何の返事も貰ってないよね? 嘘つくの? 私そんな嘘つかれたら思わず叫んじゃうよ?』
僕が告白の返事をしたんですと言おうとした所でミナさんが僕の耳元に顔を近づけそんな事を言ってきた。
え!? 告白ってそっち!? 会話の流れどう考えても付き合うとかの返事じゃないの!?
3つの選択肢の事を言っちゃってるの!? そっちの返事だったんだ…
「なんだって!! 何て言おうとしてんだよっ! ハッキリ喋れよ!」
「え、えっと、その。い、犬にななな、なろうかなと。お、思っておりますです」
「ああっ!? お前やっぱ舐めてんだろ!? 犬になるとかワケわかんねぇ事言ってんじゃねーぞ!」
「ひっ…」
どうゆう事なの!? その事でもないの!? 僕が理解出来てないだけなの!?
ミナさんもそれをされてないって今、言ったばっかだよ!?
『ふふふ、聡太はやっぱり馬鹿だね? 犬とかオモチャになってって告白したとか誰がゆうの? 考えたら分かるでしょ? そうたは相変わらずだね』
もう本当にこの人嫌なんだけど!? ミナさんが僕に対する扱い方が酷すぎない!? 浅田さん何人分かより酷いよ!?
3つの選択肢だと思って疑わなかった僕も悪いかもしれないけどさ!
「で、お前ミナの告白どうするつもりだ? 付き合うつもりなのか?」
「け、決して付き合うつつ、つもりは無いので安心して…」
「ああっ!? お前はミナが勇気を出して告白したのに振るつもりかっ!? 振ってミナを泣かせたらわかってんだろうなっ!?」
「ひっ」
安心して下さいって言おうと僕がしたら相手のお兄さん?が被せるように言ってきた。
低くドスのきいた怖い声を出しながら聞いてきたから付き合って欲しくないと思って言ったのにこうなるの!?
「ってててて、ゆうのはもも勿論冗談でおおおお付き合いさせて頂きたいなとおもい…」
「ああっ!? お前はなにか? 冗談でミナを振ろうとしたのか? 舐めたことしてくれてんじゃねーぞ! それにお前とミナを付き合わせるとでも思ってんのかゴラッ! 付き合うとか巫山戯た事言ってんじゃねーぞ!!」
「……」
この人も何なの!? 僕に答えが無くなっちゃったよ!? 何て言えば正解にたどりつけるの!? 僕の頭がおかしくなって答えが出せないだけなの!?
『ふふふ、聡太そんな困ったって顔してどうしたの? 何をそんなに困ることがあったの? ふふ』
誰か本当に答えを下さい! 本当に今日も学校休めばよかったよ!!
ミナさんは面白がってるし、面白い事なんて全くないのに!
読んで頂きありがとうございます(:D)┓ペコリンチョ
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