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新たな悩み




ピピピッ ピピピッ ピピピッ




朝昼晩と関係なく元気な目覚まし時計さんに起こされながら、まだ寝ていたいと言うか2度寝したいと、布団の中でモゾモゾしながら、考えるけど一人暮らしの初日からダレていたら、両親に何を言われるか分からないし、しっかり起きる事にした。



入学式前に早く慣れたいから、1人暮らしを始めたいと無理をいい入学式前日に1人暮らしを始めた所だ。



確かに入学式前だけどさ……言ってることはあってるんだけどね。

慣れたいって言ったのに前日ってね、実際入学式前だけどなんか違うよね。



まあそんな風に思っていてもしょうがない。

昨日両親に手伝って貰い引越しも何とか終わった。荷物もそんなに無いので時間もそんなにかからなかった。



そして、今日の朝から自分で食事を作り写メを母親に送らなければならない。

写メを送るのは時折で、いいらしいからまだ楽だし良かったよ。



野菜をしっかり食べるか見たいだけらしいし、過保護にも困ったけど、それぐらいならまだ気にしない。



「さて、作ろうかな。けど何を作ろうかなあ」



朝だからスクランブルエッグとトーストでいいかな。

サラダは昨日の夜近所のスーパーに買いに行ったのがあるし。

朝食はそのぐらいでいいかな? 朝からそんなに食べられないよね?



決めた所でスクランブルエッグを作り始めパンを焼きトーストにする。

そして、スクランブルエッグを作っている所とサラダの写メを撮りメールを送った。



朝食を食べてから学校に行く準備をし、家を出る。

家は学校まで歩いて20分程離れた所にある、家の外観は言うほど汚くは無いが綺麗すぎって訳でもない小綺麗なワンルームだ。



オートロック無いけどまあ男だし要らないよね、盗まれるものもないし困るものもないし。



それにしても、いい天気だしこんな日はゆっくり寝ていたいぐらいの日だ。

2度寝出来ないのが辛すぎるぐらいだよ。



まぁ、1人暮らしを始めたばっかでだらけていたら強制的に帰らされるので頑張るよ僕。



ぼんやりそんな事や昼ごはんの事、洗濯の事を考えていたら学校に着いた。



自分のクラスを見るために張り出されてる掲示板へと見に行くことにする。

掲示板に辿り着き、掲示板を見ながら自分の名前を探すが、人が多すぎて探しづらい。



もうこんなに人がいるとは予想外だよ。

それから、何とか自分の名前を見つけ教室に向かい、クラスにたどり着く。



校舎は3階建てで、1年の教室は3階にあり、学年が上がることに下がって行く。

職員室などは別の校舎にあり、そこに理科室や家庭科室と色々ある。



「朝から3階まで登るのは辛いな」



そんな独り言を小さく言いながら教室に入る。

教室に入ると、やはりリア充グループっぽい人達が朝から元気な声で話をしていた。

学校初日でもう仲良くなれるとかリア充恐るべし。



とりあえず、こんな人達と関わりませんようにと考えながら自分の名前が貼り付けられた席を探し見つけたところで座る。

出席番号順では無いのがビックリだよ!



この後入学式があり、教科書とか受け取り終わりらしい。

そして、ボーッと過ごしていると先生らしきと言うか先生何だろうけど、その人が入って来て今から体育館に行くことを伝えに来た。



それから、体育館に向かい校長先生や色々な人のありがた長い話を聞き教室に戻る。

なんで歳をとったら話が長くなるのか不思議だよね。



教室に戻った後、周りは話していたけど僕は、まだ話し相手が居ないのでまた、ボーッと過ごし先生が来るのを待った。



しばらく待っていたら先生の長い話から始まり、教科書等が配られ終わりを迎える。

帰る前に誰かに話しかけてみようと思い横の席の男子に話しかけてみる。



「僕、柏木聡太宜しく。中学はどこなの?」



聞いた所で頭を抱えたくなった、聞いたところで分からないし興味もないから間違いなく、へぇーで終わってしまうよ!



「ああ、俺は吉田 将人だ宜しくな! 中学は二中だ」



「うん、宜しく! そうなんだ」



ほら、やっぱり知らない中学だよ!!

どう返そうか悩んだが簡単に返すことにした。



返事をした所でタイミングのいい事に吉田君の知り合いらしき人が来て、そのまま吉田君は帰っていった。

僕は見送ったまま内心安堵していた。それから僕も家に帰る準備を始めた。



僕は、あれから家に帰り頭を抱えた。会話がこんなにも難しいものとは……と。



中学時代はあいつのせいで、周りとそんなに喋って来なかったし。あいつといる時は、あいつ一人で喋ってたから気づかなかったけど、もしかして僕はコミュ障なのではと頭を悩まされるままお昼寝した。


入学式に出たことがないので分かりませんでした。

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