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僕の権利は.........




~茜~



皆さん今晩は!お久しぶりです。

え?久しぶり程でも無いって?細かい事は気にしなくていいんです!

夜も遅くなってきたので登場したんです。勿論お兄ちゃんは、隣で寝てますよ?えへへ



え? ご飯とお風呂どうしたのかって? ちょっとは、お兄ちゃん成分補充させてくださいよ! 全く困ったもんですね。



ご飯とお風呂でしたっけ? 勿論とっくに済ませましたよ? 決まってるじゃないですか!



あんなに食べられる訳が無いのに、買ってきたものだからちょっと怒っちゃいましたけど、女の子にどれだけ食べさせるんですかね。お兄ちゃん!



ちょっと怒った私は、ちゃんとお兄ちゃんを黙らせましたよ! お兄ちゃん凹んでましたけど、しょんぼりしてピザを食べてて可愛かったですよ!



お風呂? 勿論家から追い出しましたよ? お湯もちゃんと抜きました!

今日はお兄ちゃんに私の残り湯使わせませんでしたよ! ピザ食べて油凄そうですし……



そんな事より大変なんです! お兄ちゃんがイメチェンして彼女作って青春するとか言い出しましたよ!?



ええ、別に作るのは構いません! 取り入ってみせると宣言通りです! しかし、しかしですよ!?



イメチェンするとか虫の様に変な女の子が寄ってくるに決まってるじゃないですか!?



友達を紹介しようかなと考えましたけどね? 友達がお兄ちゃんに何かした日には友達で居られなく自信があるので私は、その作戦をなしにしました。




お兄ちゃんが中学生の時はあの人が居たので出来なかったから安心できましたが!



彼女以前に友達すら出来なかったのは、笑いそうになりましたけどね?

まあ、そんな訳で安心できてたんですけどね。



私が彼女のフリをする?キャー

それは私がどうにかなっちゃいそうなので無しですね!



本当にどうしよう? 私は頭が痛いよお兄ちゃん。シクシク

こんな時は頭を撫でるぐらいして欲しいものですね!

ギュッて抱きしめてくれるだけでもいいんですけどね?



今回も!ナデナデ抱きしめられるのも諦めるから、私から抱きつくぐらい良いよねお兄ちゃん? えへへー

(お兄ちゃん、だあいすきっ!おやすみ。えへへ)



――――――――――――――――――――――――――――




~月曜日~



僕は、家を出て学校に向かってる。

え?日曜日は、どうしたのかって? 僕に聞かないで欲しいけど……



朝は、勿論叩き起されたでしょ?「2回も起こしたよ!起きないお兄ちゃんが悪いんでしょ!? 仏は3度だけど妹は2度になったんだよ! 早く買い物に行くよ!」



何だって……僕はもう訳が分からないよ?

それから買い物をしたんだけど3万も使わされたよ……

服2着にスカート1着アクセサリー、洋服は結局オフショルダーだったよ? 大丈夫何だろうか?



時刻は、8時過ぎ。

今日も余裕がある登校が出来た。



「おはよう柏餅君」



「おはよう野村君」



「誰だよ!? 吉田だよ!? それよりさ土曜日ショッピングモールに来てなかった?」



「え……」



朝、吉田君が挨拶をしてきたのでそのまま挨拶を交わすとまさかの見られてたの!?



「柏木君ちょっと顔を貸して、吉田君も話の途中にごめんね? ちょっと貸して」



「え?」



「俺はいいぞ。土曜日の事が気になって聞いただけだし」



吉田君と話してると浅田さんがやってきたよ!? 何で!? 無理だよ無理無理本当に無理だよ。何か顔怖いし……



「ありがとう! じゃあ柏木君は顔貸してね?」



「いや……」



「柏餅君また後で話を聞かせてくれよ?」



吉田君がそれだけ言ってどっかに行っちゃったよ!?

凄い浅田さんが睨んでくるんだけど!?



「柏木、早く着いてきなさいよ!」



「ごめんね? 何でそんなに機嫌が悪いの?」



「あんたに関係無いでしょ! 早く来なさいよ!」



え!? 僕、今ごめんねって断ったよね!? 伝わってなかったの!?



「行きたくないかな?」



「あんた、ここで大声でスカートの中を見ただけじゃ足り無くて毎晩犯しにくるって言うわよ?」



「……」



「あんたに拒否権は無いの! わかる!? あんたがある権利は私に従う権利だけ! 理解出来た?」



え……見たけど短パンだよね!? 困らないよね!? 何なの犯すって意味がわからないよ!?



浅田さんに従う権利しかないとか僕、そんなのばっかなの!? 昨日、一昨日と妹に従って? ていうか奴隷に近かったけどまたなの!?



結局僕は屋上まで浅田さんに着いていくことにした。

階段登る時見えそうだけど見えなかったよ! めんどくさそう出ししょうがないよね……



この学校は屋上が解放されており生徒も出入りが自由でお弁当とかも食べられるらしい。



「あんた何で土曜日来なかったのよ! 作戦会議するって言ったでしょ!」



時が止まるってこの事だよね? 僕そんな事言われてた? 絶対言われてないよね!?



そして僕に指を指しながら言い切った浅田さんだったけどそこで風が吹いてスカートがめくれた。



「きゃー! 何なのよ」



それはそれは眼福な光景だった。

ピンクか……



短パンじゃなく本当に見てしまった……


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