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ファウスト  作者: 小鳥遊美智瑠
3/4

ブラッディメアリー

よろしくお願いいたします。

蝉は左肩から先をメフィストにかっ去られた。


蝉は凄まじい叫び声を上げながらのたうち回る。血がシャワーのように沸き出る。


メフィストは蝉の肉を噛み千切る。




フラウ『メフィスト!!!やりすぎだ。殺す気か?』


メフィストは不思議そうな顔をして嘲笑う。


メフィスト『私は悪魔だぞ。人間を殺すのは当たり前だろう?』




フラウの額から汗が流れ、息は荒々しくなる。


明らかに体力を消費している。


ミロ『フラウ、どうしたの?苦しいの?』


フラウ『契約を交わした悪魔が暴走しているんだ。悪魔メフィストと私は魂がつながっているからな。結構疲れるのさ』




ミロ『メフィスト!!止めてくれ、君の大事なフラウが弱ってる』


フラウは青ざめて倒れこみ、それをメフィストが支える。


メフィスト『ミロ、宿屋はこの村には無いのか?』




ミロ『宿屋は隣村のリナリの家しかないよ。医者もこの村にはいないんだよ』




蝉は凄まじい気迫をこちらに向けている。




蝉『飽きた、医者が必要なら呼んでやるよ。普通の医者が不死身のファウスト博士を診れないだろ?』






ミロの住んでいるアパートにフラウをメフィストが担いで入った。


ミロのベッドにフラウを寝かせた。


だいぶ憔悴している。


汗が流れ落ちる。


メフィストがタオルを湿らせ汗をふく。


ミロ『大丈夫かな?メフィスト』


メフィストはかなり心配している顔だ。




メフィスト『悪魔メフィストと契りを交わすことはデメリットが付き物だ』




蝉は左肩を応急措置して電話をかけていた。


蝉はキンキンする声で騒ぎ始めた。


どうやら、医者とはかなり仲が悪いらしい。

蝉『小一時間で来るってよ。メフィストはフラウから目を放すな。ミロ、お前はこっちへこい。暇じゃねえか。映画は好きか?』


ありがとうございます

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