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転生して前世の俺の妹になりました  作者: ニャンネコ大尉
あったかもしれない、そんな世界で───
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90 食べながら思ったこと

明けましておめでとうございます!

「飲み物持ってきたから、ゆったりしていて♪ お菓子の方はもうそろそろできるから」


 お菓子もうできるんだ‥‥いや、事前に作り初めていたのかもね。

 まぁ、私達帰るのそこまで早い訳じゃなかったし。


「ありがとうございます、磨北まきたさん」


「楽しみでござるね~お菓子」


 勉強会の時に持ってきてくださったお菓子はとてつもなく美味しかったけど、今回はどうなんだろ?

 それはお楽しみだね。


 その後、あまり時間が経たずして、磨北まきたさんがお菓子を持ってきてくれた。


 やはりというかなんというか、今回も美味しそうなものが‥‥本当にお店では売ってないんですよね? と聞きたくなるほどの見た目の出来の良さだった。


 ま、磨北まきたさんが知りたいのは味の方だろうから、食べてみて判断するけども‥‥。


「美味しいでござるモグモグ‥‥」


「もう食べてるし‥‥」


奈留なるちゃんも遠慮しないで食べてね? あ、味の感想は少しでいいから教えてね」


「はい‥‥あ、美味しい。 この前もですけど、やっぱりプロ級の美味しさだと思います!」


「流石にそれは言い過ぎだよ~。 でも、ありがとね」


 磨北まきたさんは謙遜しているが、本当に美味しい。

 私は細かいところはプロではないので分からないが、これがお店に売られていたら、私は絶対に買います!


「将来、磨北まきたさんのお店とか出来たら買いに行きたいでござる」


「あはは‥‥自分でお店はちょっと自信がないかなぁ? でも、そんなこと言われたの久々だよ」


 昔は言われてたのかな? そりゃこんなに美味しいお菓子を作っていたら言われそうだよね。



 その後、お菓子を食べたあとは、少しゆっくりしていたわけだが、私は先程気になった本のことについて聞くことにした。


「そういえば磨北まきたさんの部屋は本凄く多いですけど、これ全部読まれたんですか?」


「ううん、まだ半分もいってないくらいかな? 本を好きになったのがここ最近だから」


 へぇ‥‥読もうと思って溜め込んじゃうタイプの人なのかな?

 私は一冊ずつ買って読むってことが多いけど、衝動的に買う人っているもんね。


「でもここ最近? 何かきっかけでもあったんですか?」


「うん、ちょっとね。 まぁ、まだまだ読むのが遅くて全然読めきれないんだよ」


 もしかしたら誰かから本を貰って今読んでるってことなのかな?

 それならこんなに本が多いのも納得できるし。


「お菓子うま~♪」


 って、つぼみちゃんさっきから食べてばかり!

 こんな幸せそうなつぼみちゃん久々に見たね‥‥まぁ、最近疲れたりしてることが多いから、なにも言わないでおこう。

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