表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生して前世の俺の妹になりました  作者: ニャンネコ大尉
あったかもしれない、そんな世界で───
500/780

61 相性の数値は

「そういえば、つぼみちゃん。 この数値って何かで変わるとかってあるの?」


 何となく気になったので聞いてみることにした。

 もし、あげられるならつぼみちゃんとの相性をあげたいところだけど‥‥。


「ほぼないと言っていいでござるよ」


「ほぼってことは少しはあるの?」


「日常生活を送っていれば、短期間で数値が変わるとかそういうことはないでござる。 ほぼというのは老化で体や心が少し変わり、数値も上下に変動する可能性があるかもしれないという意味でござるな」


「あ、なるほど‥‥」


 つまりは私が何か行動を起こして変わるものじゃないってことだね。 何だか少し残念‥‥。


小乃羽このはちゃんとの数値を見ればわかるでござるが、機械が壊れてない限りは短期間で数値は変動しないし、長期間でも一、二パーセント変わるかどうかじゃないでござるかな」


「そうなんだ‥‥」


「ま、突発的に体に何か良くないこととかが起これば変わるかもしれないでござるが、それは数値を下げる行為でござる。 なので、日常的に変わるといえば、先程言った老化ぐらいでござろう」


 流石に変えるために良くないことするわけないもんね‥‥しかも下げる方だし。


「そっか。 説明ありがとう、つぼみちゃん」


「いやいや、奈留なるちゃんとこういう話は楽しいでござるから。 まぁ、それに私と奈留なるちゃんの仲の良さが物語るように、友人は数値でなんて表せないでござるよー!」


 まさかの最後に発明品の否定するの!? 絶対に私達の数値が高かったら、言ってなかっただろうなぁ‥‥そういえば、あのときの数値ってどのくらいだったかな? 微妙って印象が強すぎたんだよね‥‥。


 それはともかくとして、本当に数値は微妙でもつぼみちゃんとは仲良しなんだけどね‥‥。


「師匠ー! 私には何かないんですかー?」


「えー、何かあったでござろうか‥‥」


 つぼみちゃんはそう言うと、またパソコンをいじり始める。

 別のものを探してるっぽいつぼみちゃんだが、私と同じアプリじゃダメなんだろうか?



 その間に私はもう少し、アプリで遊ぶことにした。


「人間以外でも相性診断できるのかな?」


 そう思い、まわりにあるものを片っ端から撮ってみるが、結果としてはゼロパーセントで、やはり人間じゃないと駄目なのかな?


「う~ん‥‥あ、数値でた! って、つぼみちゃんが画面に入ってたからか‥‥」


 画面には六十二パーセントと表示されていた。


「うっ、六十‥‥やっぱり微妙‥‥。 本当になんで小乃羽このはちゃんに比べて、こんなに低いんだろうなぁ‥‥」


 もう少し高くてもいいと思うんだけど‥‥。

 そんなことを思いながら、私はアプリを閉じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ