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転生して前世の俺の妹になりました  作者: ニャンネコ大尉
あったかもしれない、そんな世界で───
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54 パジャマを着て!

「あ、お姉ちゃんのフワフワしたやつですね! 触らせてください!」


「いいよ~‥‥って、すでにつぼみちゃんの方は触ってるし!」


「モコモコでござる‥‥」


 寝間着を着終わり、ようやく三人のお披露目のようなかんじになったわけなのだが‥‥。


 先程からつぼみちゃんと小乃羽このはちゃんが私の服を凄く触ってきていていた。

 そんなにこのパジャマ珍しくもないと思うんだけどな‥‥まぁ肌触りのいいものは触りたくなるよね。


奈留なるお姉ちゃんいいですね、このパジャマ」


「うん、フワフワしていて寝るときに気持ちがいいんだよね。 やっぱり寝るときはそういうのに包まっていたいからね」


「わかります! 私もそういったパジャマを買おうかなぁ‥‥。 何だか慣れてしまっているからか、新しく買っても同じようなものを選んでしまうんですよね‥‥。 」


「‥‥小乃羽このはちゃんが今の服で安心して寝られるならその方がいいよ、きっと」


「そ、そうですかね?」


 普段と違っていて少し大人っぽいというか、ギャップというのもあるしね。

 まぁ、小乃羽このはちゃんはなに着ても可愛いだろうけど!


「それで、つぼみちゃんの方だけど‥‥Tシャツだね‥‥ブカブカの‥‥。 つぼみちゃん、それで寝てるの?」


「そうでござるよ。 何だかすぐ着られて楽でござるから」


「‥‥あれ? でも前に見たときは違うかった気が‥‥」


『たぶんそれは単純に上しか見えてなかったからだと思いますよ』


 あー‥‥確かにつぼみちゃんのパジャマを見るときって寝てるときで布団に包まっていたから‥‥。

 今のつぼみちゃんの服装は、Tシャツだけを着ているような格好をしている。


つぼみちゃん、ズボンは見えないだけで、ちゃんとはいているんだよね?」


「え? はいてないでござるが?」


 えぇ‥‥じゃあ、Tシャツをワンピースみたいにして着てるってことでいいのかな?

 それにしては短い気が‥‥。


「まぁ、パジャマだからね、人それぞれということなんだろうね」


『ちなみにマスターは暑い日などはパジャマなどは着衣なさらないですよ』


「あー‥‥なんか簡単に想像できたね」


「その方が師匠らしいですね」


 改めて思うと‥‥そうかもね?

 なんかつぼみちゃんって服装とかそこまで気を使ってないだろうし‥‥。


 まぁ、着ずに寝る人も少なからずいるだろうし、別におかしいことではないんだろうけど‥‥。


「まぁ、それで風邪を引くのが私の毎年の恒例なんでござるけどね!」


「それ絶対に着たほうがいいよつぼみちゃん!!」


 体弱いのに無理する必要なくないですか!?

 今度、一緒につぼみちゃんと買いにいってもいいかもしれないね。

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