表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生して前世の俺の妹になりました  作者: ニャンネコ大尉
あったかもしれない、そんな世界で───
491/780

52 お風呂に入って

「ワシャワシャワシャワシャワシャ───」


つぼみちゃん、さっきからずっとだね、口から効果音を出すの」


「あはは、なんだか楽しいし、奈留なるちゃんにやってもらうのが気持ちいいでござるから、つい♪」


 今現在、私達は三人でお風呂に入っていた。

 前に言っていた通り、今私はつぼみちゃんの要望に答えて、頭を洗っている。


 頭を洗っている時に嬉しそうに効果音を発するつぼみちゃんは何だかとても可愛かった。

 私もやりがいがあるってものですよ。


「まぁ、気持ちいいなら私も良かったけども‥‥それにしてもつぼみちゃん、結構髪の毛長いから洗うのも大変だね」


「そうなんでござるよ、だからお風呂に行くときは毎回体力が‥‥。 奈留なるちゃんの方の髪は私よりは短いでござるけど、それでも時間がかかりそうでこざるな」


「まぁ、そうだけど私は洗うことにあまり苦とか感じていないし‥‥でも、つぼみちゃんのは大変だと思っているのにロングなんだね? 時間がかかるし邪魔だからショートカットにする! とか言い出しそうなものなのに‥‥」


 私としてはつぼみちゃんの髪の毛は凄く綺麗だと思うから、そのままでいてほしいけどね。


「あー‥‥まぁロングの方が自分に合ってるかなぁと思っているので今さら変えるのは勇気がいるでござる」


 まぁ、確かに一度変えてみると、合ってなくてってこともあるかもしれないもんね。

 一度切ってしまうと元に戻るのも時間がかかるし‥‥。


「師匠はそのままでいいと思いますよ♪ まぁ、どの髪型でも似合うと思いますが」


「あはは、ありがとう小乃羽このはちゃん。 私の頭が洗い終わったあとの次に、背中流してあげるでござるよ♪」


「本当ですか! 嬉しいです!」


「あ、奈留なるちゃんも一緒で三人で交互に洗うでござるよ」


 お風呂はつぼみちゃんが言っていた通り、三人で入っても十分なスペースがあり、皆で体を洗いっ子してもあまり問題無さそうな広さだ。

 なので、三人で同時に洗っても何ら問題はない。


つぼみちゃん、痒いところとかないですか~」


「ないでござるよ!」


「シャンプー流すよ~」


「了解でござ、ブクブクブクブクブクブク───!!?」


「あ、つぼみちゃんごめんっ! だ、大丈夫?」


 喋っているところにいきなりかけちゃったのが不味かった‥‥。


「プァハっ! ‥‥も、問題ないでござるよ!」


 人の頭を洗うのって結構難しいんだと実感したね。

 というか、もう少しゆっくりやればよかったね。


「ごめんね、じゃあ次はトリートメントと‥‥あとはコンディショナーだね」


「よろしくお願いするでござる!」


 そうして、私達はお風呂で洗いあったりして楽しんだ。



奈留なるちゃんの背中スベスベでござるな!」


「あはは、つぼみちゃんあまり撫でられるとくすぐったいよ、って! 前は洗わなくていいから!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ