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転生して前世の俺の妹になりました  作者: ニャンネコ大尉
二章 転生妹は‥‥‥‥
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350 花さんとのお喋り

 その後、コーヒーを注文したはなさんともう少しだけ話していると、話題はしんくんの話に。


磨北まきたさんっていい子よね。 主に一緒にいたのは前世に行った時だけだけど」


しんくんですか? そういえば、一週間行ってましたね。 ずいぶんの前のように思いますが、一年も経ってないんですね」


「そうあの時は突然だったから驚いたけど、結果的にはとても収穫がある旅になっだわね。 そういえば、こっちの世界のアイにはもう会ってるんだっけ?」


「AIのアイちゃんのことですか? はい、会ってますよ。 というかその話からするとはなさんも作っていてアイちゃんがいるんですか?」


「えぇ、強烈に性格が悪いのがね」


 こっちのアイちゃんと性格が違うってことなのかな?

 まぁ、つぼみちゃんならともかく、はなさんがアイちゃんにメイド服は着せないだろうしね。


 でもはなさんが作ったってことは性格も変えられるんじゃ‥‥。

 う~ん、性格が悪くても気に入ってるってことなのかな?


「へぇ、今度会ってみたいですね」


「あの子も色んな人に会わせないと、進歩がないからね。 えぇ、いいわよ。 また今度家に来て。 ひーくんもあなたに会いたいでしょうしね」


 広葉こうようかぁ‥‥一応、昨日あったけど、あまり普段と同じようには話せなかったような気がするから、もう一度話してみたいというのはあるけど‥‥。


「外では結構会ってますけどね」


「回りに人がいて、いつも通りでは話せないでしょ?」


 昨日も確かに気を使ったしね‥‥。

 あと、学校の場合は、やっぱり先生と生徒としての関係になっちゃうしね‥‥。


 でも、はなさんが家に誘ってくれるなんて少し意外だ。

 あまり、二人の空間を邪魔されたくないと思ってたんだけど‥‥。


 ‥‥でも、私にとっては嬉しいことに変わりはないしね! まぁ、いっか!


「そうですね。 ではまた今度伺います」


「その時は、この世界のアイは連れてこないようにね。 もしかしたらおかしなことになるかもしれないから」


 そうだよね。 会わせてみたら面白そうではあるけど、想定外なことが起こったら困るもんね。


 でも、どんな子だろう‥‥こっちのアイちゃんは何だか後輩みたいな、そんな感じの子だから、はなさんの方は人間よりじゃなくて、AIっぽかったりするのかな?

 いや、人間っぽいけど、クールだったりとか?


 どちらにせよ、楽しみだなぁ。


「はい、わかりました」


「じゃあ、私はそろそろ行くわ。 ありがとう」


「あ、ありがとうございました!」


 そうして、はなさんを見送り、私はまたお手伝いに戻った。

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