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灰色の世界  作者: ken
第一章
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第三話 =最狂の講師・誕生=

 前の投稿から大分日が空いてしまいました…………orz

 待ってくださっていた方、ありがとうございます。そして申し訳ありませんでした。これからもスローペースになるかと思いますが、月1~2本は上げられるようにしますので、どうぞよろしくお願いします。

 感想、ご指摘等ございましたら、お気軽にお申し付けください。

 雪菜は、目の前で起こった現象の理解に苦しんでいた。

 何故、あの(・・)水瀬優次郎が自分の目の前にいるのか。

 何故、あんな小さな空気砲一つで、健二の放った巨大な炎を全て吸収する事が出来たのか。

 そして――――――何故、この人はこんなに綺麗に笑うのだろうか。

 水瀬優次郎を知りたいと思った。救いたいと思った。癒したいと思った。それは間違いではないし、撤回するつもりもない事実だ。

 だが、それが今の自分にとって、いかに困難な事であるかを、雪菜は思い知らされたのだ。今、自分の目の前にいるのは、想像していた水瀬優次郎の人物像を大幅に裏切ったものだったのだから。


「――――い。おーい、聞いてる?」

「っ!? あ……」


 気が付けば、問いに答える様子を見せない雪菜に向かって、優次郎がぶんぶんと手を振っていた。気づけよ、とでも言うように。

 そして一度ひとたび雪菜が目を向ければ、再びニコリと笑って見せた。


「やっと反応したね。あぁ、ボクは水瀬優次郎。ついさっきまで囚人やってたんだ。よろしくね」

「あ、はい……どうも……」


 それはもう全世界の、人間に分類される生き物たちが、例外を除いて誰でも知ってる事だと思います。という言葉を、雪菜は心の中に飲み込んだ。


「でさ、さっきの質問の答えなんだけど……っ」


 優次郎は言葉を切り、険しい顔をする。そして右手を前に真横に伸ばすと、騒がしい爆発音が響いた。それによる砂煙と風が止んだを見計らい、二人はゆっくりと視線を動かす。

 そこには、怒りや戸惑い、困惑や殺意と言った感情が幾つも折り重なった表情を浮かべる健二が、しっかりと優次郎をにらみつけていた。その右手は優次郎へ向けられており、先ほどの爆発は、優次郎の手と彼の放った魔術が衝突した事によるものだった。

 

「やれやれ。いつの時代も、あーいう血の気の多いのはいるんだな」


 さも面倒くさそうに、優次郎はつぶやく。


「……なんでテメェが此処にいる! 水瀬優次郎!!」


 だがそれは健二の耳には届いていなかったらしく、彼は狼のごとく咆哮を上げ、優次郎を威嚇する。しかし全く効果は無いようで、優次郎はそれを無視して今度は芽衣に近づいていき、再びにこっと笑った。


「災難だったねーお嬢さん、ケガ無い?」

「あ、うん……ありがとうございました」


 未だ信じられないものを見る様な瞳で優次郎を見つめ返しながら、芽衣は礼を述べる。すると優次郎は、照れくさそうに笑って手を振った。


「良いって良いって。それにお礼なんて言われなれてないし……はは、なんか恥ずかしいな」

「えと……水瀬優次郎……さん……ですよね?」

「そうだけど?」


 それがどうしたの? という言葉の代わりに、軽く首を捻って見せる優次郎に、芽衣も違和感を覚える。確かに胡散臭い風貌だし、あの巨大な魔術を打ち消したところを二度も見てはいるが、到底世界を震撼させた「狂人」には見えなかった。

 まじまじと見つめる芽衣に、優次郎の首は更に深く傾いた。

 

「どしたの? ボクの顔に何かついてる?」

「うぇ!? あ、いや、その……あっはは」


 乾いた笑みを浮かべ頭をかく芽衣に、優次郎は思わず吹き出す。


「面白い子だなぁ、キミって」


 その時だった。


「いい加減にしやがれ‼‼」


 空気を震わせる程の声が響いた瞬間、とてつもない重力がその場を襲った。見れば、体中から魔力を放出している健二が、こちらを獣の様な目で睨んでいる。文字通り怒り心頭と言った感じで、門から動かないでいた雪菜の肩が無意識に震えた。芽衣もまた、驚きを隠せない様子で健二を見つめる。今の彼は、噴火寸前の火山の様なものだ。魔術を使われれば、周囲にも被害を及ぼしかねないだろう。

 だが、なおも優次郎は平然としており、困った様に頭をかく。


「あのさぁ……キミ、何をそんなに怒ってるの?」

「俺を無視しやがったのはテメェだろうが!」

「ボクが最初に、あそこの生徒さんに質問したよね? それを途中で割り込んだのはキミでしょ? 

 それなのにボクが無視したら怒るなんて、キミの脳はどんな構造してるわけ?」


 思わず、芽衣も雪菜も優次郎を凝視した。今彼がやったのは、紛れもない挑発だ。今の健二を刺激したらどうなるか、分からないのだろうか? 

 いや、いくら初対面でも、あの体から溢れ出す魔力は、明らかに常人のそれを凌駕している。周囲の野次馬達が、全く言葉を発せずただただ恐怖に青ざめているのが、何よりの証拠だ。

 当然、短気という言葉も裸足で逃げ出すような健二が、それを受けて何も感じないわけがない。


「テメェにだけは言われたくねぇよ……テメェみたいな「狂人」にはよぉ……ッッ‼‼」


 わなわなと体を震わせそう言ったかと思えば、キッと優次郎をにらみつけ、右手を突き出す。


「そこまで言うなら、今ここでテメェをぶっ殺してやる‼‼‼‼」


 ――――――殺す。

 その言葉が合図だった。

 雪菜も、芽衣も、野次馬も。背筋が凍る様な感覚に見舞われた。

 それは決して比喩などではない。目の前のそれを見て、本当に悪寒が背中を駆け抜けたのだ。

 目の前の――――――――ニタァ、と嗤う水瀬優次郎を見て。


「へぇ……そっか。キミは『コロシアイ』がしたいんだ」


 静かに、しかし全体に通るワントーン低い声で、優次郎が呟く。

 殺すのは俺であって、お前はただ殺されるだけなのだから、これは殺し合いではなく虐殺だ。

 普段の健二ならば、ここでこの様な悪態を返していた事だろう。だが、今の彼にはそれが出来なかった。

 それもそうだろう。彼はあくまで不良でしかない。真に人を殺したことなど、ありはしない。いや、殺そうとした事は何度もあった。現に先ほど、彼は大橋芽衣を焼き殺すつもりで打ったのだから。

 だが、それはあくまで『狩る側』の感情でしか無かった。自分は絶対的強者であり、相手は常に自分より格下。そんな思いが、彼の中に無意識に存在していた。

 だが、今回は違う。

 目の前で嗤う優次郎を見て、彼は人生で初めて感じたのだ。


 『絶対的な力の前におびえる、狩られる側の感情』を―――――。


「なぁんだ。そっかそっか、コロシアイを望んでたのか……だったら、確かにあんな安い挑発は失礼だったね」


 ゆらゆらと体を揺らし、不気味に嗤う優次郎。目はいっぱいに見開かれ、上唇はこれ以上は無理だというくらいに吊り上がり、瞳は幾重もの闇と殺意で染められた彼に、先ほどまでの子供の様な感覚はどこにも無い。

 その場にいる全員が、その時確信したのだ。


「じゃあ、早速やろうよ。キミが望んでいる『コロシアイ』をさ」


 彼は、水瀬優次郎は、『狂人』なのだと。


「どうしたの? コロシアイなんだよ? ほら、打ってきなよ。キミのご自慢の魔術をさ。

 ボクがぜーんぶ消してあげるよ。キミの魔術も…………イノチモゼーンブマトメテサ」

「っ……………な、めんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼‼‼‼‼‼」


 恐怖に後押しされ、遂に健二の魔力は噴火を起こした。それまで放っていたものとは比べ物にならない密度を誇る炎が、龍の形となって優次郎に迫る。いくら水瀬優次郎といえど、所詮は人間だ、あれを食らえば一たまりも無く、問答無用で塵と化して土に還るだろう。

 それだけではない。周囲でこの『コロシアイ』を見つめる者たちにも影響を及ぼす事になる。死は免れても、灼熱地獄を味わう事になる。

 雪菜は思わず、両手で目を覆った。芽衣はその場から動く事が出来ず、ただ茫然と炎の龍を見つめている。野次馬たちも、一概にそのどちらかの行動を取っていた。

 ただ一人を除いて。

 その例外は、炎の龍の獲物として定められた、優次郎である。

 巨大な龍に見初められ、彼はどうしたかと言うと――――――。


「なっ!?」


 芽衣が思わず声を上げる。優次郎の行動は、あまりにも妙だった。彼は何もせず、ただゆっくりと龍に向かって前進を始めたのだ。まるで「さっさと俺を喰って見せろ」と言うように。しかも彼の周りの空気は驚くほど静かで、魔術が行使される気配は全くない。

 つまり優次郎は、ただただ炎の龍を見つめて、笑顔で歩み寄っているだけなのだ。

 馬鹿馬鹿しい愚策。いや、最早それは策とも呼べない。ただの他殺志願者がとる行動だ。

 その光景を目にした者たちの心中は、見事なまでに一致する。

 

 やはり狂人かれを理解する事は、自分にはできないのだと。


 だが、彼らの心中など露しらず。優次郎はなおも悠々と、しかし着実に龍へ向けて歩を進めた。龍もまた、獲物が目の前に迫った――――――正確には自ら迫り来た事を察知し、その口を開く。

 だが――――――――それは明らかにおかしかった(・・・・・・)

 健二の繰り出した炎の龍が、優次郎へ向けて口を開いた。そこまでは良い。

 しかし問題はその次だ。龍は優次郎へ牙を向けそして――――――――止まったのだ。

 それを見て、やっとこさ優次郎は「歩く」と言う行動をキャンセルする。だが、次に彼が選択した行動は―――――――――――「止まる」だった。 

  

「………………は?」


 何の飾り気もない一文字が、健二の口から吐き出される。それを聞いて、ようやく雪菜は恐る恐ると言った様子で手を顔から外した。

 そして次の瞬間、雪菜はその目をいっぱいに開くことになる。

 彼女の目の前で行われた光景。

 それは、優次郎と炎の龍が見つめあっているというもの。だが、それだけでは無かった。

 

 ――――――――――炎の龍が、先ほどまで開いていた口を閉じ、優次郎へ向けて頭を垂れたのだ。

 まるで、主の足元に跪く騎士の様に。


「よしよし、キミは利口だね」

 

 優次郎は右手でそっと龍の頭を撫でた。

 龍は何の抵抗もみせず、黙ってそれを受ける。誰の目から見ても、炎の龍が健二の手を離れ、新たな主に仕えた事は、曲げようのない事実だった。


「お前…………何、した?」


 震えた声を隠せずに、健二は問うた。


「何って……見てなかったの? ボクは何もしちゃいない。ただ炎の龍(このこ)に歩み寄って止まっただけだよ」

「それだけの筈がねぇだろ‼‼ だったら何で――――――」

「何で、キミの魔法ペットがボクに寝返ったかって?」


 健二の言葉を遮り、優次郎は言う。その表情かおは、先ほど以上に愉し気で、無邪気で、純粋で、狂っていた。


「そんなの決まってるじゃないか。この子はキミとボクを比較して気づいたんだよ。

 『今の主では、この人には勝てない』ってね」


 それを受け、健二は思わず声を荒げる。


「ふざけんな‼‼ 魔法に意思があるみたいな言い回ししやがって……ッ‼‼」

「だったら、今のこの光景はどう説明するのかな?」


 優次郎は余裕を崩さない。当然だ。今の彼にとって、目の前で怒鳴り散らしている健二の姿は、ただ必死に恐怖を押し殺そうとして強がっているだけの餓鬼にしか見えていないのだ。そんな餓鬼に恐怖や焦燥など覚える筈もない。

 何故なら彼は、綾瀬川叶を筆頭とする世界有数の魔術師たちを、最低でも5年もの間退け、嘲笑い続けてきた世界最狂最悪の『狂気の魔術師(マッド・マジシャン)』、水瀬優次郎なのだから。


「まぁ…………キミにはこれを理解する必要もないけどね」


 優次郎はそういうと、その顔を炎の龍へと向ける。


「さぁ、炎の龍よ。キミの元主人・・・に、キミ自身の手で引導を渡してあげな」


 炎の龍はうなずく様な素振りを見せたかと思うと、身体を反転させる。その燃え盛る炎の眼光に睨まれたのは…………当然健二だった。


「や……やめろ……」


 後ずさりながら、健二は首を左右に何度かふった。今の彼からは、あの日本魔術学院一の不良生徒、猪丸健二の面影が跡形も無くなっていた。

 感じられるのは、目の前の『死』に怯える、一人の少年だけだ。


「やめろ? それは無理な相談だなぁ。

 だって、キミが言ったんでしょ? 『コロシアイがしたい』ってさ」


 どうやら優次郎の中で、『殺す』と言う単語を発した者は、自動的に『コロシアイ希望者』に変換される様だ。

 今の優次郎の脳は、『猪丸健二を、炎の龍で殺す』という事以外の事柄は、全く無くなってしまっていた。


「さぁ……じゃあそろそろ声を出すのも疲れてきたし、この辺で終わりにしよっか」


 優次郎はそういうと、右手を拳にして前に突き出す。

 雪菜には、その光景に見覚えがあった。同じなのだ。先ほど、彼の放った火球を全て吸い込んで見せた空気砲を発射するあの時と。

 優次郎が人差指を前に出した時、それが終焉の合図になる。炎の龍は迷いなく健二を焼き殺すためにその牙を見せるだろう。

 そんな事、あってはならない。止めるべきだ。いくら相手が不良生徒だったとしても、自分の目の前で、こんな簡単に命が消えてしまっていいわけがない。

 だが、そんな思いと裏腹に、雪菜の身体は張り付いた様に動かない。見えない『何か』によって唇は縫い付けられ、足は固められてしまっていた。

 健二は余りの恐怖から、走って逃げだす事も出来ずにいる。優次郎は、コロシアイの終焉に胸を躍らせている様に嗤っている。

 唯一芽衣だけは、優次郎を止めようと足を前に踏み出していた。


「だめっ!」

「じゃあ、お別れだ…………サヨウナラ」


 優次郎の人差指が、かすかに動く。芽衣も走り出すが、間に合いそうもない。思わず、雪菜は顔を反らした。

 その時だった。



「―――――――そこまでです」



 思いもよらぬ声が、その空間に入り込んでくる。

 優次郎は若干目を開くと、人差指を止め、声の方向―――――――雪菜の隣へと、ゆっくり首を動かした。

 そこに立っていた……雪菜が目を反らした先にいた人物は、雪菜もよく知っている。


「綾瀬川……先輩?」


 綾瀬川叶の妹であり、魔術成績では健二すらも凌駕する、『十年に一度の逸材』と謳われる魔術の天才・・、綾瀬川瞳だった。

 彼女の顔を見た優次郎は、右手をすっと下した。その顔に、先ほどまでの狂気は無い。アニメの一番の山場のシーンで『勉強しなさい』と言われた時の子供の様な、つまらなそうな顔をしている。


「なーんで止めちゃうのかなぁ瞳ちゃん。もしかしてKY?」

「バカな事言ってる場合ですか? 赴任初日・・・・から生徒殺害なんてニュース、シャレにならないですから、そう言った行動は慎んで頂けますか―――――――水瀬先生・・・・


(………………………………え?)


 数秒間、雪菜の思考は停止した。

 今、この先輩は何と言った?


(『赴任初日』……? 「水瀬先生」……?)


 確かに、そう言っていた気がする。よくよく思い出してみれば、彼は確かに、自分にこう言っていた。


 〝ついさっきまで(・・・・・・・)囚人やってたんだ〟――――――。

 

「でもさぁ、先に吹っかけて来たのはこの子なんだよ? 正当防衛だと思わない?」

「明らかに過剰防衛です。とりあえず、その龍を今すぐ消してください。周りの生徒たちも怯えているでは無いですか。さもないと……」

「あーはいはい分かったよ。どうせ叶さん呼ぶとか言うんでしょ?」

「あら。私を呼ぼうとしていたの? それはちょうど良かったわね」


 優次郎があからさまに嫌そうに炎の龍を消した直後、また新たな声が木霊した。見れば、玄関口からこちらに歩いてきている、この学院の長、綾瀬川叶だった。

 相変わらずおっとりとした雰囲気を醸し出す彼女に、瞳は大きく息を吐く。


「全く……姉さん今まで何処にいたのですか? 

 水瀬先生がこんな事(・・・・)になった場合、私が止めるって言ったのは姉さんですよね?」

「しょうがないじゃない。これでも音が聞こえてから急いで来たのよ? …………久しぶりね、ユーくん(・・・・)

「やぁ。久しぶりですね、叶さん」


 ニコニコと、最初に雪菜があった時の様な無邪気な笑顔を浮かべる優次郎。対する叶も、敵対していた者とは思えない程フレンドリーに、あだ名まで使って話している。

 ますます、雪菜の頭は混乱していった。


「時間になってるのに講堂で待ってても誰も来ないし、てっきりボイコットでもされたかと思って軽くショック受けてたら怒鳴り声やら爆音やら聞こえてくるし…………何事かと思って来てみればユーくんが『コロシアイ好き過ぎ病』発症しちゃってるし……まぁ、せっかく皆いるみたいだし、もうここで発表してもいいわね」


 そう言うと、叶は優次郎の隣へつき、彼の腕に自身の両手を絡ませて、満面の笑みを浮かべ叫んだ。


「みなさーん! と言うわけで、今日からこの日本魔術師学院の講師になってくれる、水瀬優次郎先生です! ほら、ユーくんから一言言ってあげなさい」

「え、いきなりですか? んーと…………まぁ、皆さん知ってるかも知れないけど、ついさっきまで囚人やってた水瀬優次郎です! よろしくー」


 ………………………………………………生徒、脳の活動再開。


「「「「「「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!??」」」」」」


 全校生徒の、驚愕二割絶望八割の絶叫が木霊する中、瞳は小さくため息を吐きながら、右手で頭を抱えていた。

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