裏闇
言われたとおり裏道を通る
するとボロボロの宿を見つけた
ホリーズン「なぜあそこだけがボロボロなんだ?」
近づくと中から騒がしい声が聞こえる
耳をドアにあてて聞いてみると
「いつになったら金をはらってくれんだよ!!こっちはずっと待ってんだよ!このままじゃ俺が王様に殺されるかもしれねーんだぞ!!!」
っと声を高く男が年をとったおばさんに言ってる
おばさん「そ、そこをなんとか・・・・おねがいします!」
すると男は手を出した
このままではまずいと思った自分はドアを開けた
ホリーズン「そこまでにしたらどうかな!?おばさん困ってるよ!?」
すると男は震えながら言った
男「じ、じゃあ俺はどーすりゃあいいんだ・・・家族を置いてあの世にいきたくねーよ!!!!うあああああああ!!!!」
なにがどうなっているのか自分にもわからない、とにかくまとめようと
ホリーズン「なにがどうなっているのか詳しく聞かせてください、できることなら何でもします」
っと言うと男は少し落ち着き壁にもたれた
男「お前違う国からきた旅人か・・・なら話そう、昔この国は美しい泉と自然がある美しい光の国だった・・・あの王様が来る前はな・・・だがそれをたくらみ自分のものにしようとやってきた王様は自然を売り飛ばし泉をぶち壊して大きな遊園地を作った、もちろん金目当てでなぁ?、だがそれは予想以上に金がかかる、借金まみれの国に変わってしまったそして俺たちが住んでいるラバールークから一日500万ほどの大金をみんなひとまとめにしてすいとってやがる、一日も出さなければこのラバールークに住んでいる一人を殺す・・・次は俺だ・・・」
欲望にまみれた王様がここにいることがわかった
とてもひどい話を聞いたホリーズンは
ホリーズン「わかりました助けてあげましょう、まず遊園地を売りましょうそうしたら借金はすべてとは限らないが半分は潰せるはずです明日王様に会いに行きまょう」
すると男は肩を叩いて
男「王に会いに行くのはやめてくれ!・・・殺されるぞ・・・いや?まてよ・・・あいつならきっと助けてくれるはずだ」
っと男はポケットら地図を出した
男「どうせ会わしてくださいなど言っても牢屋にぶち込まれるだけだ、直接に会う方法おしえてやんよ、見ろ」
っと地図を広げた
男「噂なのだがここに王様の部屋まで続く小さい洞窟があるらしい、何のためにあるのかは俺にもわからないだがここまで行くのに非常にガードマンが多くいる、それを乗り越えるには闇魔法カメレオンが覚えていなくちゃならない・・・・だが安心しろ!俺の父親闇の魔術師ルーズの名にかけてこの俺様バラーシが闇魔法をみっちり教えてやるお前旅人さんだろ?どこかで必要になるもしれんからな!さぁ俺についてこーい!」
っと手を引っ張られながらつれてかれた先はどこかの地下室のようだ
バラーシは黒い服を着て丸いガラス玉を持ってきた
バラーシ「けっけっけ・・・・まずはお前さんの名前を聞こうか」
ホリーズン「ホリーズンです」
っと言うとバラーシは少し驚いた顔をして
バラーシ「そういえば・・・お前さん奴と顔がよく似ているな、まぁいい今からホリーズンの心の奥底に眠る闇を出す少し痛いが我慢しろ?行くぞ!」
っと急に手をホリーズンの胸に突き刺した
ホリーズン「ぐ・・・ぐああああ!!!!」
(お呼びかな?僕をよんでいるのかな?あは、あははははは!仕方ないね・・・)
ホリーズンはふんきが変わった
「ふふ・・・君が僕を呼んだのかい?君の名前は・・・・?」
バラーシ「バラーシだお前は誰だ」
すると頭を抱えて笑った
バゥイズン「くす・・・くすすす・・・バゥイズンだよ・・・僕を呼び出す君の力・・・闇の磁石でも使ってるのかな?」
っと丸いガラズ玉を割った
バラーシ「お前の力を少しホリーズンに分けてやってくれんか?」
するとバゥイズンはバラーシの顔にちかずいて首を持った
バラーシ「ぐっ・・・・」
バゥイズン「ほほう・・・理由を聞こう、あいつより僕の方が使えるだろぉ?」
バラーシを離してバゥイズンは地図を取った
バラーシはホリーズンに言ったことをすべて話した
バゥイズン「ふっ・・・楽勝だね、僕の方がすぐにできるよ、とにかく王を殺せばいいんだろ?・・・あっははははは!礼はいいよだって僕優しいもんねーあっははははははははは!!!!!!」
っと言って風のように消えていった
バラーシ「まて!!!・・・あいつは一体なんなんだ・・・・こんな闇に染まった奴初めて見たぞ・・・・王を殺せばもしかしたら俺も殺されなくなるし生きていけるこの国は平和になるんだ・・・・やったぜーーー!」
その頃バゥイズンは黒い城に向かっていた
バゥイズン(ふふっ・・・この体は僕の物だ・・・お前なんかに渡すものか・・・闇がすべて、光は堕ちたり・・・くふはははははははは!!!)
黒い城につくと槍を持った二人が立っている
「貴様、王に何かご用か?」
「用がなければ去れ!」
っと冷たい言葉を言ってきた
バゥイズン「僕は王と取引をしにきた者だここを通しておくれ」
二人は怪しげな顔をして門を開けた
「とうればいい、何を取引するかはわからんが生きて帰ってこれると思うなよ」
「ふっ、馬鹿め・・・・」
バゥイズンは門を通り二つ目の門へやってきた
そこにもまた槍をもった二人がいる
「持ち物検査だ・・・・」
「調べさせてもらうぞ」
っと言い持ち物検査をされた
「よしいいぞ通せ」
門が開いた
バゥイズンはにやつきながらも入っていった
入った先にはピエロのお面をかぶった者が並んでいる
その先に笑っている顔をしたピエロがいた
王「何用だ・・・・」
バゥイズン「ふっ・・・ピエロよ、僕と取引をしないかい?この国を僕にくれるかい?その代わりに君だけの世界をあげよう・・・さぁどうする?」
すらすらとバゥイズンはしゃべりだす
王は少し笑みが出た
王「くっくっ・・・ぐはーははははははは!!!!よかろうその取引を飲んでやる」
バゥイズン「じゃあ・・・・いってらっしゃい!!!」
バゥイズンは黒い剣と白い剣を王の胸に刺した
大量に血がバゥイズンの顔にかかった
王「ぐおえ!!!・・・・」
バゥイズン「ぐふははははは!!どうだい?いたいだろ?これが闇、憎しみ、悲しみの痛みさ・・・お前にはもうこれがお似合いだ・・・」
っと左手で王の顔をつかみ闇の空間を作り出した
バゥイズン「後ろをごらん・・・・いままで君が殺した人たちが王を呼んでいるよ?くふふふもうわかってるだろ?ここが君の新しい世界そう「地獄」だよ」
王を闇の空間に押し込みいれた
王「ああああああああああああああああああ!!!!!」
そのまますっと闇の空間に吸い取られていった
バゥイズン「ふっ・・・・よかったねピエロ諸君今日からここは自由の身さきえるなりあばれるなりするがいいさ」
皆ピエロの仮面を捨てはしって逃げていった
(返せ・・・・)
(返せ・・・僕の・・・体!!!)
バゥイズン「嫌だね君のものじゃない僕のものさ君は幻想ださっさと消え・・・・ぐっ・・・うあ!!!胸が・・・」
(カエセ・・・カエセ・・・カエセ!!!!)
バゥイズン「な、なにを・・・・やめろ・・・・だめだ・・・っ・・・・」
バゥイズンは心の底へと落ちていった
ホリーズン「はぁ・・・・くっ!・・・・苦しい・・・・」
向こう岸からバラーシがやってくる
バラーシ「ホントにやっちまったのか・・・まってろ今牢獄に入れられている奴らを解放しに行ってくる!お前はそこで寝ておけ!」
っとバラーシは地下へと走って行った
ホリーズン「はぁ・・・はぁ・・・だめだ・・・前が・・・みえな・・・く・・・」
そのまま目を瞑り倒れていった