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魔族侵攻 ②

「フェルド、お前今まで━━」


 ━━どこに行ってた!?。

 そう聞く暇もないほど魔物の攻撃は激しかった。

 だがフェルドは俺が何を言いたかったのか分かっていたのか、槍に付着した魔物の血を飛ばす為槍を回転させながら。


「今までボールカワに行ってたんだよね、すまんなぁ戦友」


 俺が一体切り付けている間に、フェルドは確実に急所を狙い三体魔物を仕留めていた。その繰り出される槍の速さは、目で捉える事が難しいほど早く、予備動作が一切無い。

 いつ攻撃したのかすら分からない程だった。


 そのフェルドは俺の事を『戦友』と呼ぶ、魔族領にある魔石の採掘場で魔族軍の四天王の一人と共に戦ってから、奴は俺の事をそう呼ぶようになっていた。

 『戦友』‥‥そう奴は俺を呼ぶが‥‥、俺は奴━━フェルドをまだ疑っていた。

 

 フェルドが初めて俺の前に現れた前後から、人の領土に魔物が多く出現していたし、サキュバスが発見される事も多くなっていた。

 そして魔物達の多くは、山岳地帯のボールカワ付近から人間領に入ってきていると思われる。

 そのボールカワにフェルドはよく行っていた‥‥。


 これは偶然だろうか?。


 それに人とは思えない程の強さ‥‥、実際四天王と戦った時、あの時フェルドがいなかったら俺達調査隊は全滅していた。

 魔族は人とは違い圧倒的な身体能力を持っており、たかだか数人で相手が出来る者ではないのだ。軍隊規模の兵士を揃えてやっと戦える程度‥‥、それを奴はたった一人で魔族を相手にしていた。

 フェルドの槍捌きはあの年齢で扱える者ではない、何年・何十年かけてやっと会得できる技術だ。

 俺は神からのギフトで『剣技』を頂いている、剣技は剣に関する技量が上がるギフトだが、フェルドは技量が上がるようなギフトは頂いてはいない。

 それにもかかわらずあの年齢であれだけの力量があるのはおかしいのだ。しかも槍だけの能力ではなく剣も弓もその他の技量も人とは思えない能力を持っている。

 もしフェルドがそれほどの技量を身に着ける事が出来るとしたら、何十年何百年と生きていなければ身に着ける事は出来ないだろう。

 それがこの星で出来る事が可能なら‥‥それは人よりも長寿な魔族しかいない。


 それに‥‥採石場で魔族と戦ったフェルドは、手を抜いているように俺には見えた‥‥。


 だから俺はフェルドを信用してはいない、もしかしたらこの魔族の侵攻もフェルドが一枚かんでいるのではと━━。


「エマ!」


 危険を知らせてくれる高い女性の声、その声がセッコだと気づいた時には、目の前には巨大な魔物の爪が既に俺の目の前に━━。


『フウジンランブ』


 荒れた風邪が俺の目の前を過ぎていく、爪を伸ばし引き裂こうとしていた魔物はその風にいとも簡単に吹き飛ばされた。

 今の風はフェルドの『風神乱舞』、女神から頂いたギフトだ。

 螺旋状に吹き荒れるその風は鋭く力強い、巨体な魔物の体を軽々と浮かし、鋭利で凶暴な風はおまけとばかりにその体を切り刻み、血をまき散らしながら吹き飛ばされていく。


「すまない助か━━」


「何ぼさっとしてんの戦友! 寝てないのか? 毎晩毎晩自分の女達とお盛んな事しているから寝れてないんだろ」


「い、いや違う、少し考え━━」


「組合じゃ有名だからな、毎夜毎夜悲鳴みたいな女の声が家の外まで聞こえて来るってな!」


 戦闘中に魔物を倒しながらそんな事を言ってくるフェルド。


「なっ! そ、そんなことは!」


「お向かいの建物にまで聞こえてるらしいぞ!」


「えっ‥‥」


「お前が陰で何て言われているか知ってるか? 絶倫とかエマ倫とか言われてるんだぞ」


「え‥‥」


「あと女冒険者がいるパーティが、お前が組合に入ってきたら自分とこの女冒険者を取られるんじゃないかって、お前から隠すように座っているのを気付いているか?」


 こんな地獄のような戦場で、知りたくも無かった事を聞かされてしまった。

 陰で俺は同じ冒険者たちにそんな事を言われていたのか? 俺ってそんな風に見られていたのか?。

 でもさフェルド、どうして━━。


「フェ、フェルド、どうして今それを言うんだ?」


「いや知らん、何となく今言っとかないと一生言えないような気がしてたから言ってみた。あと前々からお前の近所に住む人たちに、『どことなくエマに言ってくれないか』って俺が頼まれてたんだよ迷惑だからって」


 だからって今それを言わなくてもいいだろう。


「それにな戦友、たまに3人一遍に相手しているだろ?」


「な‥‥何故そこまで知って‥‥」


「お前の婚約者たちが言いふらしてたぞ」


 この話を後ろで聞いているであろうセッコ、聞いているだけではなく周りに言いふらしていたセッコ‥‥、彼女は今どのような顔で聞いているのだろうか? それを確かめたいが、この状況では振り向く事も出来ない。

 そしてこの話が聞こえているであろう周りの冒険者や王都軍の兵士、一体どういう心境で今の話を聞いているのだろうか。


 そしてこんな話をこんな場所でして来たフェルドは魔物と戦いながら。

「いいか戦友、一つだけ忠告しておく」

 と前振りをし、そして一瞬俺に振り向き。


「三人一緒に相手をしていたら、お前その内死ぬぞ(・・・)


 振り向きざまに言ったフェルドのその言葉は、やけに現実味があった。




 ・・・・


 ・・


 絶望的な戦いだったが皆の頑張りと、元々少数だった東側の魔物を片付けた冒険者と兵士達が南側に合流した事で、徐々に人間側が優勢になって来た。

 ただその中でもフェルドの強さは別格と言ってもいいほどだ。実際奴の強さはやはり人がたどり着くには早すぎる領域に達していた。

 南側が持ちこたえられたのはフェルドのおかげと言ってもいいだろう、しかし俺はまだフェルドの事を信用出来てはいない。

 数十年、人の国には侵攻していなかった魔族が、フェルドが現れてから1年足らずで再び侵攻を始めたからだ。

 しかも魔族領に近いワカシラを迂回し、わざわざグンサーを狙ってきた。


 いくらフェルドがこの場所で魔物を倒そうが、その疑念だけはぬぐえない。

 それと、もしかしてフェルドは日本からの転生者なのかもしれない、時折見せる仕草や言葉などでそう感じる事もある。

 なら俺はトゥパイン家の貴族として、何かあったらフェルドを止めなくてはならない。でもそれを俺が出来るか? 奴を止める事が可能か?。

 転生者・魔族、どちらにせよ俺はフェルドを━━


「エマ!」


 その時、負傷した者の後退を手伝っていたマナが俺の元へと駆けつけて来た。俺は振り返りその声の主をマナと再確認、そして一瞬だけだが『こいつも俺の事絶倫と言いふらしていたのか‥‥』と思った時。


「気を付けてエマ! 魔物の後方に巨大な反応があるの!」

 

 それはマナのギフトである『探知』に引っかかったのだろう。だが戦闘能力の低い彼女がわざわざそれを言いに来る必要は無い。


「そんなのを言いに来なくてもいい、マナは引き続き負傷兵を後退させていろ、デカいなら俺達でも目視で分かる。勢いはこちらが上だがまだ危険なんだぞ!」


 出張って来たマナを下がらせようとするが。


「違うの! 今までの魔物とも違う大きな力を持った何かが後方にいるのよ!」


 大きな力?。


「うわぁぁ! 何だあれはぁ!」

 その時一人の冒険者が叫ぶ。


 俺は魔物がいる方を見たが、丁度魔物が右に左にと吹き飛ばされている所だった。

 フェルドか? と思ったが吹き飛ばされている場所がおかしい、かなり奥の方で吹き飛ばされているし、フェルドはすぐそこにいる。

 では吹き飛ばされている者はどこからの援軍だろうか? と思ったのだが、その吹き飛ばしている者の存在を見てしまった。


 岩?


 だろうか、それとも


 金属か?


 ぱっと見何かの塊のような物が暴れているように見える。

 図体の大きい魔物がいる中、更に奥にいるだろうその存在の一部がここからでも見えるのだから、かなり巨大な物だと分かる。

 そしてその塊の存在に気付いた魔物達は、蜘蛛の子を散らす様に逃げていった。それが確実に自分達よりも格上だと感じたからだろう。

 魔物が散っていった後、残されたのは人間とその塊だけ。

 そしてその塊の全貌が明らかとなる。


「エマあれは‥‥」


 俺の補佐をする為に居たセッコがいつの間にか俺の側に立っていおり、異変を感じて俺の所に来たマナと魔物に魔法をぶつけていたマーミも俺の所に集まって来た。

 その中でもマーミは魔法を使う際、かなりのカロリー・つまり脂肪を消費する。今日の朝の段階ではそこそこポッチャリしていたが、ほんの数時間でほっそりした体形になっており、かなりの魔法を使い体を酷使したというのが分かる。


 そしてフェルドも俺の所に来て。

「なあ、あれ何? 見た事無いんだけどあれも魔物なの?」


「あ、あれは‥‥」


 一度だけ見た事があった。

 あれは子供の時、王都の書物庫で見つけた一冊の本。

 

 大昔、今のワカシラの南には人の領地があった。『ナス』と呼ばれた人間の領土。その人間の領土をたった一日で崩壊させ、人をワカラシまで後退させた魔族の兵器。


「ゴーレムだ‥‥」


 王家では幻の兵器と言い伝えられているゴーレム、魔族しか扱う事の出来ない兵器。そのゴーレムが視界の先に存在していた。


「へーぇアレがゴーレムねぇ」

 フェルドはゴーレムという存在は知っている様子だった。


 書物によると、ゴーレムを操る為に近くには魔族がいたと記されていた。

 つまり‥‥


「ゴーレムを操る為に直接魔族が出向いている‥‥」


 魔族という言葉にマナ達3人は沈黙し、フェルドは「ほぉー」と納得する。俺達の側に一人の王都兵が近づいて来た。


「エマールさ━━エマ殿あれは一体?」


「あれは魔族軍のゴーレムという名の兵器です、おそらくですが我々が使う魔道具のように、体内に魔石を使った核を持っているはずです、それを破壊しないとゴーレムは止まらないでしょう。

 ただしその核を破壊するためには、あの硬い表面を破らないと届きません。動きは比較的遅いですが、あれを後ろに通せば間違いなくグンサーは落ちます」


「なるほど了解した」

 王都兵は俺の話を聞くとそのまま他の兵士達に向かい。

「あの人形の名はゴーレム、魔族軍の兵器だ! あれを通してしまえばグンサーが落ちる! 奴の体内にある魔石を破壊しろ!」

 

 その言葉で王都兵が一斉にゴーレムへと向かい、それに冒険者達も続く。

 王都兵の一人が剣で切り付けるがゴーレムには傷一つ付いてはいない、それどころかゴーレムの振り払った手で、数人の兵士が吹き飛ばされた。

 そして兵士が近づいたことで分かったが、ゴーレムはかなりの巨体で約10m程の大きさであった。


 兵士達が戦っているが、多分傷一つ付ける事は出来ないだろう、おそらくこのままゴーレムは進みグンサーを確実に破壊する、そんな未来しか俺には見えない。

 あんな金属の塊に薄っぺらい剣なんか届くはずがないし、核が埋めてあるのは恐らく体の方‥‥そこまで剣が届くはずない。

 王都軍は魔法も使用するが魔法すら届いてはいなかった。


「どこかで見た光景だな」

 フェルドが小さく呟いている。


 剣も魔法も通用しない相手になすすべもない状態だった。だが‥‥もしかしたらフェルドだったら? 可能性があるならフェルド以外にはいないだろう、あれだけの強さを持っているのだから。

 でもフェルドが魔族であのゴーレムを動かしているとしたら? 我々がゴーレムと戦っているのを見て内心笑っているのかも‥‥。

 そう考えながらも今の俺にはフェルドに聞く以外の手は無かった。


「フェルド、お前はゴーレムを倒せるか?」


 なにやら考え事をしていたのか、フェルドにしては珍しくハッとした様子で。

「あれは~無理だねぇ」


「お前のその槍と風神乱舞をもってしてもか?」


「流石にあれはねぇ~、槍が持たないし、せめて表面にヒビでも入っていればフウジンランブで周辺は破壊できそうだけど、核までは届かないかな」


「そうか‥‥」


 つまりどちらにしろ俺達は詰んでいる。

 

 先代フグラーシェマ王から賜ったこのニブレダホンマツの領土を、また明け渡す事になるのか‥‥。ここが落ちれば南のワカシラも分断される事になり、ワカシラも落ちる。

 大きく人の領土は後退せざるを得ない‥‥。


「一個だけ‥‥方法はあるかな?」


 フェルドは視線を宙に浮かべたままそう言って来た。


「ゴーレムを‥‥倒せると?」


「倒せるかどうかは保証できないけど、ちょーっと試してみるかな。少々高さが必要なんだけど‥‥あれでいいかな?」


 ある一方を見てフェルドは答える。


「ちょっとだけ時間を稼いでくれる? 駄目だったらごめんね」


 そう言いフェルドは走って行った。

 


 

 

 ◆◇




「ちょっと遠いがここら辺が丁度いいかな高さ的にも」


 フェルドはこの星の管理者を脅し、無理やり持ち込んだ能力を使う。


「まさかまさかのこれ(・・)が役に立つとは思って無かったな」


 『収納』と呼ばれる能力を使い、その中からとある物を取り出す。

 何もない場所から金属の物体が出て来る、それは金属製の長い太い棒でその先には穴が空いており、後ろの方には引手が付いていた。


「一発だけ残っててよかったよ」


 フェルドは更に一つの金属の塊を取り出しその金属の棒の中にそれを入れた。棒の先がゴーレムと直線になるように調節をし、棒の後方の引手のある所で伏せると狙いを定めた(・・・・・・)


 するとどこかしらか声が聞こえる、幾何学模様に近い黄色の円が宙に浮かびそこから聞こえてくる。


『大将あっしがやりましょうか?』


「いいよ俺がやるから」


『大丈夫ですか? ちゃんと狙えますか?』


「大丈夫だっちゅーの、俺が誰に指南を受けたか分かってんの? 全宇宙一のスナイパーに指導を受けたんだから余裕だって」


『そうですかい、ならあっしはいいんですが、それでどこに核があると思ってるんで?』


「大体こういうのは胴体にあるだろう、鳩尾辺りだろうなバランス的に。ここからじゃ背中からしか撃てないけど背中を狙った方がいいよな? もし核まで届かなくてもちょっとは削れるだろうし、前から狙うよりも後ろから狙った方が兵士達も楽だろう」


『でしょうね』


「ていうかお前出て来るなよ、後で管理者に文句言われるだろうが」


『ならあっしは、大将が怒られる前に退散しますか』


 黄色の円はその言葉を最後に消えていく。


 フェルドはゴーレムの動きに集中する。スコープを覗き、引手に手を掛け浅く呼吸をしてから━━




 その呼吸を止めた。




 ◆◇


 


 フェルドが言った通り俺達『疾風』は王都兵と冒険者達と共にゴーレムの足止めをしていた。足止めと言っても攻撃は通じずゴーレムの気を引くことしか出来ない。


 駄目だ、何も出来やしない! フェルドは何をしようとしているんだ! 策があるなら早くしてくれ!


 一撃でも喰らったら終わりという中で、俺達は必死に足止めをしていたが。


「マナ! フェルドはまだか!?」


 『探知』でフェルドを追っていたマナは。

「フェルドの様子がおかしいの、確認してエマ」


 ゴーレムから離れ、マナの所まで後退するとマナは俺に単眼鏡を渡してくる。


「これであそこを見て」


 指さされた場所を単眼鏡で覗くと、その場所は洪水防止の為に盛られた川の土手であり、その場所はゴーレムの斜め後方に位置していた。


「フェルドの奴あんな所で一体何をしようと━━」

 そう言いかけて言葉を止めた。


 フェルドは地面に伏せており、フェルドの前には長い棒が存在していた。

 ‥‥違うアレは棒じゃない、筒?。

 そしてその筒とその構えから、ある物の名がふいに口に出る。


「スナイパーライフル?」


 俺が口にした瞬間その事実に驚愕する。


「スナイパーライフルだと!」


 ただ単に造形が近いというのもあるが、フェルドの構え方がライフルそのものだった。しかも俺が知っている物よりもはるかに巨大なライフル。


「嘘だろフェルド! お前が何でそんな物を持っているんだ!」


 驚きから単眼鏡から目を離した時、フェルドが居た場所から光が放ちその瞬間、ゴーレムの体を守っていた背中の金属が爆音と共に飛び散っていた。


 この星、この時代ではまだ有りえない武器を使い、しかも金属製のゴーレムを粉砕する威力のある()持つ男。



「フェルド‥‥お前は何者なんだ‥‥」





 ◆◇



「うっし! 当たった!」


 フェルドはスコープで着弾場所を覗くと、ゴーレムの背に当たり核が剥き出しになっているのを確認した。


「当たり箇所も完璧だな、直接破壊まではいかなかったけど、あれだけ剥き出しになってたら後は彼らだけでも大丈夫だろ。‥‥あとは、戦友が魔族が後ろにいてゴーレムを直接操っているって言ってたな。この際だから倒しに行くか。」


 フェルドはまだ先から煙の出ている筒をその場から消すと立ち上がり。


「ゴーレムはあっちの方から来たから、多分操ってるやつもそっちの方にいるだろうな」


 魔族がいるである場所に向かって移動をした。


 

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