評価ボタンを押そうぜ!
さて、このエッセイを覗いた君。昨今のランキングあれこれの話ではなく純粋な話として聞いてほしい。
何かしたときに褒められて嬉しいと思ったことはないか?
さて、ここで「わしゃ褒められたことがないんじゃ!!」とかでもない君は大体嬉かったことがある人だろう。……仮にそうだった君、うん私にできることなど何もないが……まぁ、お疲れ様。
さて、という訳で褒められたらうれしい! ということを前提条件に話をさせてもらう。
では次に、好きな作品はあるだろうか?
別になろうに限った話ではない、あのドラマがよかった、あのアニメがよかった、あの漫画がよかった。
きっと何かしらあるはずだろう。
ではその作品の続きが見れなくなったという話はどうだろう?
作家が亡くなったという話は置いておいて、大抵はそうなるのは人気がなかったからである。
アンケートで面白かったと書くことがその作品の未来に影響する、なんてのはよく言われる話である。
なに? それは商業的な理由の話であってここなろうでは関係ないだろう?
だまらっしゃい! そんな人が多いから筆を折る人間が増えるのです。
さて、それでは最初の話に戻る。褒められると嬉しいという話だ。
人にものを見せる人間は十中八九褒められたい。というか褒められたくない奴なんぞよっぽどの変わり者とみていい。
さて、とはいえ一々褒めるとか言われても何をしたらいいのか分からん。感想とかレビューなんて書く時間もない。
分かる、すごくよく分かる、俺も連載している作品を書く時間に使ってしまう。正直俺も反省している。
が、そんな時間がない人や面倒くさがりの君たちでも簡単にできる褒めるの仕方がある。
とりあえずこの駄文が表示されている画面をできるだけ下にスクロールしてみよう。
なんか灰色の星マークが並んでいるのが見えないか? そう、それだ。
見えない? 近くに広告なんかがあったりしないか? そうそれだ。その星をタップするだけだ。
おいおい、「そんなので作者を褒めることになるのか?」って?
なる、すごくなる。めちゃくちゃ簡単なことだ、ブクマが振り分けがどうこうと出てきて面倒くさいと感じた君も軽い気持ちで押してみなさい。
なんとそんな面倒くさい表示すら出てこない。
さて、その上で実はちょっとした話をしよう。ブクマをするとその作品に2ポイント入る。それに対して評価ボタンを押すと☆1つにつき2ポイント入る、5つだとなんと10ポイントだ。
ポイントが入るとどうなるのか?
なんとランキングの順位が上昇する。
さて、ここらで最近のランキング似たようなのばっかりでつまらねぇなぁとか、ずっと前から思ってるそこのお前! 面白いと思った作品に評価ボタンは押してきたか?
ここで面白い話だが日間ランキングの異世界転生ランキングをちょいと見てきなさい。そう、最上位陣はともかくとして結構団栗の背比べなのだ。
これはポイントが少ないという話ではない、ポイントの差が少ないという話である。
これはちょっと気まぐれで「評価ボタンの星5にしてやるか」と一人が押すだけでなんと順位が一気に上がるという話だ。
そしてランキングが上がるとどうなるか? 見てもらえる確率が上がるのだ。
見てもらえる確率が上がるとどうなるか? ボタンを押してもらえる確率が上がるのだ。
この循環が発動すると作家はたいていやる気満々になる。嬉しいからな。
ではここで気まぐれを起こさなかった場合どうなるか。
見てもらえる確率は下がり、ボタンを押してもらえる確率も下がる。
そりゃまぁ当たり前の話でしかない。そしてそうなると悲しくなったりするので書くのをやめるのだ。
無論他の理由で描くのをやめる人もいる。だけど、この書いてても褒めてもらえないから書くのをやめるというのは結構大きな要因だったりしないでもない気がする。
さて、その上でよく言われるなんかランキング似たようなの多いな問題がどうしてそうなるのかも分かっただろう。
そう、軽い気持ちでボタンを押す人が多いのだ、そのジャンルは。
もっと面白いのあっただろ!? そう思うのなら面白かった奴のボタンを押せ。評価ボタンを押すのおすとは推しを推しだすということなのだ。
一瞬で終わるのだからもっと軽い気持ちでボタンを押しあおう。私が言いたいのはそれだけである。
さて、こんな軽い気持ちで描いた駄文を最後まで読んだ君、偉い! 実に偉い!
実に読みにくかったことだろう、なにせ推敲のかけらもしていない。なんとなく読んでくれる人が皆こうなったらいいなぁ!位の文章だ。
それでも、こんなしょうもない文章を読んで、「あぁこんな底辺野郎が言ってたなぁ、いっちょやってみっか!」位のノリで押す気になってくれると嬉しい。
それが君の好きな作品が後々人気作品になることにつながるかもしれないのだから。