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魔術改良

 研究室に着くと早速魔術の改変に取り掛かる為、やたらデカイ個人魔力波長スキャン装置を避けてパソコンが置いてあるデスクにすわる。デスクに座ると専用のソフトを起動し、あらかじめMSTをケーブルで接続しておく。

 接続ボタンを押して、魔術を読み込むと俺は念力領域の魔術自体をコピペする。で、どう念力領域をデチューンするかだな。念力領域自体は自分の体に念力を這わせるように展開し、触れたものに対して触れてきた方向にそのまま自動的に攻撃する技である。


 わかりやすくするために具体例を出すと一般人がグーで殴ってきた場合、体に触れた瞬間に念力で相手の拳の撃力を相殺しつつ自動で相手に攻撃をする。その時は相手の腕の粉砕骨折は免れないだろうな。

 と、なるとこの魔術の内難しいのは這わせるという点と触れたら自動的に相手の方向に返すという点かな。ちなみになぜ、わざわざ這わせているかというと、反撃の確実性を上げるためや魔力消費を鑑みてのような理由がある。


 だけど、やはり肝は触れたら自動的に相手の方向に返すという点だから念力を這わせるのではなく、半径1mに変更するか。二次元的になって座標の指定が難しくなるから、角度を四分割して侵入してきた方向に対して返すようにしよう。


#include"brainlib"

#include<stdmagic>

cuple direction(int_16 x){

if x>0&x<=90 0,90;//北東

if x>90&x<=180 90,180;//南東

if x>180&x<=270 180,270;//南西

if x>270&x<=0 270 0;//北西

}//角度から方角の範囲に変換する。

main<=void

{

int_16 x=circle_c_d("angle",1000);//半径一メートルの範囲に来た時の角度をxに代入

if x!=-1 cast("phycokinesis","angle",direction(x));//-1(来なかった場合)を除きサイコキネシスを角度の範囲に放つ。

}


 まあ、大体こんなところだろう。若干汚いし最大効率では絶対ないが、練習だからこんなもんで大丈夫大丈夫。このプログラムをコピーして、コンピューター内に保存。俺のMSTに差し替えて、コピーしておいたプログラムを保存っと。


 ランク3だと俺の魔術演算領域ではギリギリだからな。自分にチューニングされた端末じゃないと、発動するかどうかが厳しい。演算が遅い分、転送速度が速くないと制御が間に合わないからな。昔は詠唱魔術の方が優れていると言われていたぐらいだ。ランクが1であろうと他人のMSTは使うべきではないか。

 俺はそんなことを思いつつ訓練室に向かった。

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