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服部

6日に構成変更の為この話は7部→3部になりました。

「どう?主席合格した?」

「だから、聴くとしても合格したかどうかくらいでそんな圧をかけるような質問は普通しないぞ妹よ」

「普通はね。でも、お兄ちゃん絶対受かってるじゃん」


 妹ははにかみながらそう言う。不覚にも少し心が癒されたな。ひょっとして俺が落ち込んでいることを読み取って妹はこんなことを?いや、ないな。


「それがな。俺も主席じゃなかったし」

「私も主席じゃなかったのよ」

「いやいや、そんなわけないでしょう?ってホントじゃん!!」


 まるでお手本のようなノリツッコミをする妹にあきれながらも、これがやっぱり普通の反応だよなと考える。周りでも驚いている人がいることからも、俺たちがうぬぼれていたのではなく、世間一般からしても驚くべきことだと言ってもいいと思う。

 再確認をしていると、急に上から黒い影が降ってきた。


「服部半蔵参上!」

「は?」


 上から降ってきたのは我々がよく知るニンジャの装束を着た男だった。普通だったらクールと喜ぶところだろうがヘイトが溜まっている俺からすると何やってんだコイツといった感想しかでてこない。


 俺とは違い二人は唖然としてしまったようで仲良く口をあけてぽかんとした顔をしている。まあ確かに急に上から人が降ってきたら驚くか普通。


「あれ、これするとウケると聞いたんだがな。まあいいか」

「お前ら、二位の二人だろ?」

「そうだよ」

「ええそうよ」


 イギリス部の人たちは舐められているのかな?とも思ったのだが、事実だから特に反論はしない。ウケると聞いたから実際に実行しちゃうのはウケる。


「あなたは一位の……」

「まあ、気を落とすなよ。これでも服部家では大天才と呼ばれ、この偉大な名前を名乗らせてもらうことを許可されいるくらいだ。いくらNORSとはいえ相手が悪かったよ相手が」

「一緒に学園で切磋琢磨して「次の模擬戦で覚えてろよ(なさいよ)」ってえ?」


 なんだあの上から目線は。マジでムカつく。一緒に切磋琢磨なんてしたかねぇよ。地獄の底に叩き込んでやる。俺はそう誓い。帰ることにした。

加筆をしたので暇な方は遡ってみてみてください。


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