VS邪神
皆さま新年明けましておめでとうございます!
今年も皆さんに読んでもらえるよう頑張って執筆します!どうぞよろしくおねがいします!
グチャグチャグチャグチャグチャグチャ…
肉の塊となった者達を構うことなく歩く美丈夫がいた。
歩く美丈夫の先に見つめるのは邪神と恐れられる者だ
邪神は今起こってる現状に理性が追いつけていなかった。追いつくことを彼自身で拒絶しているからだ。
『ふむ、何故そう陰鬱そうな顔をしているのかね?』
邪神が現状の整理をしてい最中に声をかけられた。
その声には怒りを含ませていた。
ザッ
邪神は思考をかなぐり捨てとっさに後方へと退避した。
その顔からは尋常ならざる汗をかいていた。
「きっ…『喋っていいとは言ってないぞ』」
ドスッバキッドゴッ
邪神は一瞬でその命を散らされた。
美丈夫が行ったのはコンマの世界で約数億発の拳を邪神に浴びせたのだ。そして邪神に触れた瞬間に邪神の記憶を模範した
その死体を汚物でも見るかのように睥睨する美丈夫
『反魂治癒』
美丈夫が魔法を唱えると邪神が息を吹き返したすかさず、邪神は雄叫びを上げた
「きっさまぁぁぁぁッ…」
ドスッ
「グホォォォァアァア」
『黙れと言っているだろう…貴様は死にたいのかもう一度。』
邪神は叫ぶも一瞬で美丈夫に一撃で沈められる。
そんな邪神を美丈夫は冷めた面持ちで見る…
その光景を眺め生き残った…美丈夫に生かされた者達はその静寂を破ることなくただ静観するしかなかった。
変なことをすれば死ぬと本能で警笛を鳴らしているからだ。
彼らの眼前には先程まで勇猛果敢な戦士達が意気揚々と荒ぶっていたのが一瞬で肉の塊へと成れ果てたのだから…。
彼らにとって只々静観することが無難な行動であるからだ。
(これが…畏怖の象徴たる邪神か…弱いな。まだ威勢だけならあの異世界人の方が良かった。)
『ふむ、私はとても失望した、君が誰もが恐怖し畏怖する対象だと私にはとても見えんが?ん…まぁこの際どうでもいいか、私の感想だよ。…さて終いにしようか待たせている者どもがいるからな』
そして美丈夫はそういうと先ほどまでとは身に纏うオーラがより一層どぎつくなるそして邪神の眼前に到達するまで歩いた。
もはや、邪神は声を発せられなかったその美丈夫の表情そして殺気を至近距離で感じてしまい。
『私は基本とても寛容だが、許せないことが少なからずある、今回の血で血を洗うという行いにだ、勇者が欲しければ欲しい国々で会談すればよかろうそれを戦に手引きした貴様にそして、そしてこのような下らない争いの種を作った天上の塵どもにもだ…私はとても遺憾だ。…だが私はここにいる邪神とただ戦うことを正義と重んじているものを断罪する事で幕引きとすることにする。』
それを誰に言ったかはそれを聞いている者なら理解できていた。
その言葉と同時に邪神は一瞬で灰燼と化した。
そう魂すら残さず全てを消された。
そして美丈夫は踵を返し勇者達及び人族の方向へ歩みを進めた。