神様が、あたしを愛してくれたから あたしも神様のこと、好きでいられる
神様が、あたしを愛してくれたから
あたしも神様のこと、好きでいられる
みっともない愚痴いってさ
みんなのこと大嫌いっとかさ
イヤなことはイヤっていうのが強いからとかさ
それがうたれよわい愚痴だって知らず
いつか輝いてみたいていう
こっけいな望みだけマッチ箱のなかかくしこみ
別になにが輝いていなくても
生きていくのに支障はないし
死ぬのが怖いだけ
嘘をつくなよ
みんなといっしょなんていやだろ
あたし 特別がいいって
そうじゃなくっちゃ 死んだ方がましだって
なにものでもなくってもね
みんなと一緒なんて 意味ないよねえ
なんで あたし いきてんのさ
あたし あたしっていう たったひとりの人だから
生きてんだ
神様が、あたしのこと好きって言ってくれたから
あたし みーんな 好きだよ
みーんな みーんな 大好きだよ
悲しい夜とか
辛い仕事とか
生きていくのに
おおきにおせわさまな同情とか愛情とか
ありとあらゆる全ての物事事象とかが
理屈乗り越えて 幸せになるための 神様なんだ
嘘さ
神様は もっと遠くに いらっしゃって あたしなんて
地の上這いずり回っているサカシラみたいなもんさねえ
命 捧げてもいい
それもほんとでね
死ぬことなんてほんとのほんとで怖くもなんともない
なら
ねえ
あたしが この世の花だ 夢だ 最強だ
砕けない愛って それだけ 抑えときゃ
ハ ハ ハ
あたしが 愛だろ
あるいは あたしこそが 人々の支えの 神様になったか
嘘さ
神様、
今 あなたが愛して いる 有象無象の 人々の中にも
ほんとうの 悲しみも 切なさも 怒りも 苦しみも 全て
あたしの 心の中にくるまれて 楽になろうとしている人が居りますが
それはそれでいいんでしょうね
あたしは いいから
あたしこそが それでいいと思ってあげられる トクベツなひとだから
ハ ハ
でもほんとはあたしは神様にほんとう
愛されたかったなあほんとにほんとに愛されたかったなあ