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問題です。私の気持ちを当ててください。

作者: ネギ

昨日は、凄く楽しい帰り道。


今日は、君を置いて帰ろうとした無言の帰り道。


私が、なんで黙ってたかなんて、君は永遠に当てられっこ無いよ。特に君はね。


「…………………」


いつもうるさい私がこんなに静かだから、ビックリしたかな。


でも、なんで黙ってるのかな。とか、思った?


3メートルも開いた、自転車と、自転車の間。


3メートルが、こんなにも遠く感じるなんて。


いつもなら話し掛けられる距離だけど。


今日は話し掛けたくないから、ここちいい距離。


「さてさて、問題です。」


唐突に開いた私の口からはそんな言葉が出た。


君は、ん?って顔して、ぼーっとしてた。


「私は、何故こうして黙ってるんでしょう。当てるまで、答えいうきないけどね。」


ちょっと冷たいかな。

でも、それくらいいわなきゃ君は気づいてくれないよね。


「………………わかりません。」


申し訳なさそうな顔が見たくていったんじゃないんだよ?

君に。この、どうしようもなく伝えにくい気持ち。

こんなに明るく言ってるんだよ。


明日も、また明日も。

いい続けるよ。


私が、拗ねてるだけなんてことは、言わないもん。



そんで、ヤキモチ焼いてるなんて言ってあげないんだから。


早く、私の気持ち当ててね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 可愛い恋のお話ご馳走様です。恋愛関係大好きなのでこれからも頑張ってください
2014/10/15 22:08 退会済み
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