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No.923.PAIN
やけに倦怠感に悩まされる正午
冬なのに太陽が燦々と輝き
きらり反射する氷の塊
すれ違う人達は眉間に皺よせて
連れられて歩く犬もせわしない
後悔と積年の想い消えず
罪ほろぼしのごとく 優しくなれる
どうしていつも 大事なものは
失ってから 大事さに気付くの
誰もみな そんな事考えるの
答えなんて ないのかもしれない
痛みを分かち合えればよかった
雲に隠れて日差しがわずかに消えた
固体のような液体のような表面
温い温度でひんやりきもい
忘れてしまう人達 忘れられない人達
つながりが強い程なんて不思議だね
情熱と愛憎が生きるエネルギー
寂しさ募るほど 愛しく感じる
どうしていつも 大事なものは
失ってから 大事さに気付くの
誰もない そんな事考えるの
意味なんて なにのかもしれない
苦しみを 体感できれば良かった




