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月と狐と輝く瞳  作者: けとりゅー
第2章 森と銀色の狐
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第26話 眷族契約の効果

どうもけとりゅーです。


もう少しなんというか… 穏やかにシリアス入れ過ぎないように持って行きたいです。


自分自身がひきこもりだから考えや文章にまで何かしら影響してるのかな?


もう少し笑いがあってもいいと思うんだけど…。 頑張りますw


契約に関する詳細な描画は今は入れてないです。


文章が続かないので少しずつ更新していきます。


ではどうぞ!


『ふぅ・・・。』


二人目の眷族との契約 ユニコーンのセルキー。


このあと好きなようにと突き放すような真似はボクには出来ない。


行く当ても帰る当てもなくここにいて、なおかつボクとの契約を望むならボクは断る理由はない。


妹が出来たみたいなものと考えていればいいかな?


「お体の方は大丈夫ですか?」


『んー?少し疲れた感じはするけど平気だよ?』


「見た所眷族化の容量をだいたい使われたと感じましたので。いやはや、ルナ様の眷族化の容量はこれからどこまで増えるのか想像もつきませんね。」


ギルグゥは楽しそうにククッと笑っている。


確かにまだよくわからないとはいえ自分でも今の眷族化に対する力を感じ取ることはできる。


ってセルキーとギルグゥは同じくらい契約に力を使っているや。


『ねぇギルグゥ。ギルグゥとセルキーの契約に対する容量の魔力消費が同じくらいだったんだけど、これはどうしてかな?』


「眷族化、使い魔の契約の類では以前も言いました通り潜在的な力、それが戦うための強さか探究の為の智かは関係なく持っている潜在的な能力、蓄えている知識等あらゆる秘めたるものを合わせた量により消費する容量が変わります。」


「私の容量って大きくないの?」



『つまり聖獣であるセルキーは聖獣相応の力を秘めている。ギルグゥはゴブリン族ではあるが長年様々なことを学んできたから聖獣に匹敵する容量が得れたっていうことでいいんだね?』


「それが一番妥当な考えだと思います。」



「なるほど~。とりあえず、これで私もお姉ちゃんの眷族になれたんだよね?お姉ちゃんの力は確かに感じるけどあまり契約をしたって実感はないんだ。」


勉強年真なのか、すごく感心した様子でうなずいている。


うん。お姉ちゃんと言われるのにはまだ違和感があるけどそのうち慣れるだろう。


細かいことはきにするなってね。


「おそらく行動や発言に制約は一切ありませんね。ルナ様が私たちを縛りたくなりという思いがあるのでしょうね。それが無意識のうちに眷族の契約へと影響しているのでしょう。」


ボクの考えで眷族側への影響が変わるってことなのかな?


確かに自由を奪うような縛るようなことは嫌だな。ボクだってそういう立場になったら嫌だしね。


『そう言えばギルグゥは人の隠者の使い魔となっていたことがあったんだっけ?その時は今の契約とは違うものだったの?』


「そうですね。彼の契約の場合は命令されたことと使い魔として最低限の自由しかいただいておりませんでしたからね。」


「それはどういうことなの?」


セルキーはまだ幼いということもあって様々なことに好奇心旺盛で、なおかつもの覚えがいい。


たぶんギルグゥとの勉強や特訓にも参加すると言うだろうと感じる。


「行動の制約。これは単純に体の自由が無くなる時があるというだけでなく、体を動かすという主導権を契約した主に支配されることがあるということです。私自身が動かそうとしても動かせない。自身の意思とは関係なく動くことがあるということです。」


「そうなんだ。」


『一応言っておくけどボクは契約の時、二人の自由を奪うようなことは考えてないよ?』


「わかっております。」「ありがとうお姉ちゃん!」


うん。二人ともいい笑顔だ。



「ああ。ルナ様。契約のことでもう一つわかったことがありますのでご報告を。」


『うん?何か問題でもあったの?』


「いえ。悪い問題ではないのですが…。こんなことは私の知識にはなかったもので。」


「?」


困っている、というよりは戸惑っているって感じかな?


「聖獣との契約による眷族化では、契約の主である聖獣の力の大きさにより眷族の力が底上げ、上乗せされ、

 そして主従というつながりが生まれます。それは私との契約の際に話しましたね。」



『うん。それ以外にもあったってこと?』


「はい。簡単に言えばルナ様の月の魔力が私にも使えるようになったということです。」


『普通は使えないものなの?その主と同じ種類の特殊な力って。」


「話しました通り力を〈高める〉ことはあっても同じ力を〈授かる〉ことは本来あり得ないのです。なので一応お伝えしておこうと思いまして。」


確かにそれは不思議だなぁ。ボクが月の聖獣であるから同じように月の魔力を扱えるようになったのかな?


まぁ詳しいことはわからないから深く気にしないでおこう。


「ほんとだ!お姉ちゃんの月の魔法私も出せたよ!」


「『!?』」


セルキーの言葉に驚いてそちらを見るとセルキーの少し前に光の玉がくるくると回っている。


適応早っ!もう月の魔法出せるようになってるよ…。


「ルナ様。セルキーは非常に呑み込みが早いようですし、これは負けていられませんな。」


『そ…そうだね。頑張るよ。』


あぁ。これは本気で頑張らないと…。



「ふふふ…。これからの修行がとても楽しみですねぇ…。私の持てる知識と力を全力で活用し鍛えて差し上げます。」


いい笑顔だねギルグゥ。さっきとは別の意味で。


すごく顔が悪いです。腹黒いって感じの意味の悪い?




「ギルさまたのしそうー!」


『そ…そうだね。』



強くなるために力を貸してほしいと申し出たのはボクの方だけど、なんだか少し心配になってきたよこれは。



「あとルナ様。言葉遣いの方もこれからは指摘させていただきますからね。」



『うっ。き…気をつけるね。』


「そこは…まぁ今日はいいでしょう。これからどんどん指摘させていただきます!

 しっかりと自分で聖獣という意識を持ってくださいね!」






言葉直すって言われてたのすっかり忘れてた…!


まったくどうなることやら…。





_____

それぞれの名前の呼び方とか特徴しっかり出したいな。


ちなみにルナの話し方はどういう話し方にしようか考え中です。

突然変わるかもね。

一人称はさすがに 我 とか 妾 とか?


いや、それは無理だ。変だ。


まぁちょっとした威厳を出せるように頑張ります!



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