permit tree
persimmon tree』
ちっちゃい男の子と女の子がいました。
「この種なんだろう?とりあえず、僕の庭に埋めとく」
男の子と女の子が大きくなっていくと
小学生になりました。
何気なく一緒にいることが多くなっていたので普通に過ごしていました。
中学に入ると「あれ?あの2人付き合ってるのかな?」と周りに言われて段々過ごす時間がなくなって行きました。
高校になってくると別々の高校に行く様になり
ほとんど出会わなくなりました。
大学生と社会人になったら
同じ会社に偶然入ることになって
「あれ?まさきくんだ」
「あいちゃんだ」
「え?同じ会社なの?」
「うん、ほんとに偶然だね」
そう言って2人でまた昔の様に喋っていると
「そういえば、あの種ってなんだったの?」
「あー、あれ柿の木なんだよ」
「知らなかった」
「知らないで植えたけど渋柿か甘柿かわからないからほっといてるんだよね」
「そうなんだ」
って言って
「それより昔みたいにに遊ぼうよ、どっか行こうよ」
「いいね」
そして遊びに行って仲良く遊んでいました
それから数年後
これって好きなのかどうかわからんから聞いてみようかとあいちゃんに
「これって付き合ってるのかな?」
「どうなんだろう、付き合ってるんじゃない?数年いるんだから、好きだし一緒にいると落ち着くし好きだよ」
「落ち着くよね。幸せな結婚ができる相手は一緒にいて落ち着くらしいよ」と愛がいいました。
「じゃあ結婚しちゃおうよ!」
「柿食えるか食べてみようよ」
「そうだね、とってみよう」
取りました。
「甘いね、甘柿だね」
ともう一個取ってみた結果渋柿で
「この木なんなんだ?」
「携帯で調べてみたらこーゆー木あるみたい」
「そうなんだ」
笑いながら過ごしました。
こうして2人は柿のように甘く幸せな結婚生活を送りました。




