わざわざざわざわ
わざわざざわざわ
いつだって彼はやかましい
・・・かと思えばそんなことはなく
大抵の人には物腰柔らか
だけどなんだってアタシに厳しいの?
ねえどうしてそんなに私が嫌いなの?
・・・違った私に厳しいの?
私が「アタシ」だからなの?
アタシが「私」になればあなたは変わるの?
私の意識変わってる?過剰なほどに変わっている?
変わり映えしないはずの日常に ふっ、として沸いたシソーラスに?思想。
しそう、私ふわり 君とふわり
好きと嫌いとは相反するもの?
だけどきっともしかして、って
・・・「無ではない」と期待する
それだけだけど
それだけだけど?
わざわざざわざわ
わざわざざーわーざーわー
さ せ な い で !
平穏が壊れてしまうのが怖くて
聞けもしないのよ「私」は
だけど「アタシ」はいつもの「アタシ」で
君も変わらずざわざわするからわざわざするから
「私」もざわざわ!
・・・ある日
君の姿が「アタシ」の日常から消えたの
誰にも親にも告げないで
非日常に。そんな「私」の心はざわついているかと思えば
・・・驚くほど静かで。
だけど次第に劇的に変わる激情の
―波!
「アタシ」と「私」一緒になって
走って彼の姿探している
もう気持ちを分けて逃げたりなんかしないから
私の前から消えないで、って
ざわめく感情ひたすら奔る
わざわざ私が探してるのに!
「返事くらいはしなさいよ!」って
叫んだらメロディひとつ響いた
もしかしたら、って期待して
メールチェックをしてみたら
「ちょっと疲れてたんだ、ごめんな」の一言
するとアタシは私アタシ私ワタシあたし?
めまぐるしく入れ替わる感情が出した答えは
「バカヤロウ」の一言だけだけど?
やっぱりまだまだ素直になれないね
わざわざ出向かせてざわざわさせるな!
だから私わざわざざわざわ
わざわざざわざわ
君もわざわざざわざわ
まだまだわざわざざわざわ
・・・いつか「わざわざ」がなくなって
「ざわざわ」がドキドキに変わればいいね?
これは恋の患いなの?
それとも災いなの?
私もアタシもまだわかんないから
だからまだまだだらだら
だれ誰?まだらだら
わざわざ「わざと」で
わざわざざわざわ!