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虹色シャボン
虹色シャボン
鮮やかに蘇る 壊れ物(フラジール)なあの頃の思い出
曖昧に過ごした 空色の泡(Hour)の色に悔いている
屋根まで飛んで さあ 天まで 飛んで
理想はそうだけど そうそう 現実は上手くいかなくてね
例え壊れたとしても 色褪せたとしても
消えないよ
あの時の思いはずっと 胸に残って
もう一度だけ夢見てもいいかな
君が言ってくれた 「遅くなんかないよ」と言う言葉に
私の心 揺れて膨らんで
再び膨らんだこの気持ちは 表面張力で保たれる危ういものだけど
だからこそ もっと 壊れ物(たからもの)に
大事な物(こわれもの)に なったのかもね
屋根まで飛んで 天まで飛んで
理想はそうだけど 現実はそうそう上手くいかないね …「やっぱり」
だけど自分で壊してしまうのも 何だか違う気がして
だからせめて
壊れてしまうところだけは 見ないようにしてたの
虹色シャボン …空色のHour