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小さな掌  作者: 征劉
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布団の中から天使様

小鳥のさえずりが聞こえるさわやかな朝

虚ろな意識の中うっすら目を開ける

隣にはもぞもぞと柔らかいものがある

人か…!?俺まさかやらかしたのか!?可愛い女の子と朝チュンかぁぁぁぁあ!!

と頭の中のもう1人の俺と葛藤していた

勇気を振り絞り布団を剥ぐ


……


そこにはすーすーと寝息を立てているクソかわいい少年がいた


あぁ、そう言えば昨日から親戚の子を家であずかっているんだった

まじこいつ天使だわー…

と、思いつつ寝顔を見ながら起こさないように準備にとりかかった

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