あらすじ 初めての方はどうぞ
前回のキャラ紹介が微妙だったため、簡素なあらすじを、つくりました。
本作を初めて読む方におすすめです
『誰がためのこの命!? 調査報告書』
――あまりにも世界は退屈で滑稽だ。
主人公こと、三剣八雲は、小学校に入った時からそう思っていた。
窮屈な場所、自分のことが表現できず、皆、お互いのことを気にしながら、生きていく集団生活には嫌気がさす。
そしていつしか、彼は、本来のいたずら好きで、頑張りやな性格を閉ざし、内向的な自分だけの世界を作り、自分だけの哲学を編み出すことにばかり、熱を注いでいた。
そんな彼を周りは、軽蔑、嘲笑の対象ととらえ、彼を、底辺へと陥れていく。
このまま彼は学校の中で、一生光が見えないまま、学生生活を過ごすと思いきや、一人の男が彼の人生を変える。
その男は彼に、一言言い残し、世界の表舞台から足を引いた。
――タイヘイヨウセンソウ
この言葉に興味を抱いた彼は、その後軍事オタとしての道を進むようになるが、なぜか、トントン拍子で日夜戦争に明け暮れる異世界に行っちゃって?
(話の概要はおおよそこんな感じです)
《序章 総統任命》
主人公がやってきた異世界は、戦争に明け暮れている旧日本とはまた違うところ。
国自体は、3つの省に分割され、それぞれが、仕事を分担し、また同程度の権力を持っているため、国自体統一がなされていない。
そんなところで、主人公は、3つの省のうちで、陸軍を主に、統括する陸軍省の長官エイラの部下となる。(かなり半強制的)
気性が荒く、おまけに戦争の指揮も下手な彼女が戦争を望む理由とは……?
《2章 結婚騒動!?》
無事総統となって、ようやく国家総動員で戦争に臨めるという状態になって、次に行うべくは、同盟国との外交。
それは無事に終わるはずだった。海でバカンス。最高のものになるはずだった。
しかし、一人の男の介入で、物語は撃鉄を鳴らす。
「結婚なんて、いやだなー」 セラ
「面倒だなぁ……。いいじゃない? 結婚したら? 婚期逃すよりはいいと思うよ」 八雲
何があった? 括目して見よ!