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続編2-3

 無意識に出そうになる溜息を何度も押し殺し、ティアファナは馬車の揺れに身を任せる。


じっとしているとまた溜息が出そうになりそして押し殺す、その繰り返し。


 ディーンは仕事で近くに来ていたらしく、恐ろしいほど呆気なく、そしてご機嫌の返答が返って来た。


指定した場所にティアファナが辿り着く前に早馬で返って来た手紙だ、恐らくディーンは先に到着して待っているに違いない。 


それが嬉しいのか呆れるのか、ティアファナは判断に迷うところだ。


とりあえず、実家から締め出される事だけはないだろうとほっとする。


「あ、あの、ティアファナ様。これを機に少々ごゆるりとされては如何でしょう?」


「……私、忙しくしているように見えたかしら」


 首を傾げたティアファナにアナが慌てて首を振る。


「そうではございません。いつもいきいきとしたご様子でいらっしゃいましたが……時には休息も必要ではないかと思うのです」


 そう言ったアナの言葉を反芻し、やがてティアファナは少し微笑んで頷いた。


確かにとティアファナは思う、ケニスと思いが通じてからはある意味目まぐるしい日々だった。


義母とあちこち買い物へ出かけるようになったり、勿論ケニスともあちこちを見て回った。


楽しくて、時も疲れも忘れる日々。


「そうね……刺繍も途中のままだったものがあるし、家でゆっくりと過ごすのもいいわね」


 いつまでそうしているのかと、ティアファナは不意に胸を襲った不安から目を逸らす。


そうする事も必要だと何度も自分に言い聞かせた。


出来る事はやったのだ、夫の為に最善を尽くせたはずだ――けれど胸を過ぎるのは、寂しさだろうか?


「あ、見えて参りましたよ。そうだわ、途中お買い物でも……」


 アナがそう言い掛け、馬車が停止したその直後だ。


「っ!?」


「ティアファナ!」


 バンッと勢いよく開かれた馬車の扉から飛び込んで来た塊がティアファナに向かって抱き付いて来る――前にティアファナの隣から拳が飛んだ。


「無礼者おおおおおおおっ!!――あ」


 アナの拳を腹で受け止め足元で蹲る姿にティアファナは慌てて上体を折り覗き込む。


「だ、大丈夫ですか兄様っ」


「あああああああああ申し訳ございませんディーン様!私てっきり不埒者かとっ」


 ある意味そうであるには違いなかったので、ティアファナも訂正はしなかった。


ディーンは腹を擦りながら大丈夫だと片手を上げてみせる。


少々額に脂汗らしきものが浮かんでいた。


「相変わらずアナは容赦がないな、頼もしい事だ。そうでなくてはティアの侍女は務まらんからな」


「は、有り難きお言葉。大変申し訳ございませんでした」


「兄様、突然扉を開けるのは如何なものかと思います。あれでは誰でも勘違いをしてしまいます」


「久しぶりにお前に会うのだ、嬉しさが逸ってしまってな。さあ行こう、ティア」


 矢継ぎ早にそう言ったディーンはティアファナの腰に両手をそえて軽々とその体を持ち上げて馬車から降ろす。


「ディーン様!幾らティアファナ様はディーン様の妹君なれど、すでにケニス様の奥方になられたティアファナ様にそのように触れるなどとはっ」


「こっちだよ、ティア」


 悲鳴を上げるアナなど最早聞いてもおらず、向かいに停まっている馬車へとディーンはティアファナを手招きした。


それに歩み寄ってティアファナは大きな馬車に積み上げられた沢山の荷物を見上げる。


これは何かと尋ねる前に駆け寄って来たアナがディーンに言った。


「お屋敷へ戻られる前にティアファナ様がご入用の物を購入して行きたいのですが」


「ああ、それには及ばない。ここへ来る途中あちこち回って用意させたからね。ほら、あれが最後だ」


 その言葉に目を向けると丁度御者が荷物を更に積み上げようと四苦八苦しているところだった。


縄でこれでもかとぐるぐる巻きに馬車に縛り付けられている為落ちはしないだろうが、こんもりと盛られた荷物の山を付けて走る馬車は遠目にどう見えるだろうかと考えて、ティアファナは軽く頭痛がした。


「さあ家へ帰ろう、ティア」


 ディーンが差し出した手を見詰め、ティアファナは己の手を伸ばしてそっと掌の上に指を乗せる。


「帰る家」がまたしても実家になってしまった事は、やはりどうも複雑な気持ちになった。


アナと共に馬車に乗り込み、中が広いのをいい事にべったりとティアファナの隣に座ったディーンにアナは心底呆れ顔でティアファナは苦笑いだ。


 再び馬車が走り出してゆっくりとその場を去って行くのにティアファナは目を伏せる。


――また遠くなって行く。


「そうだ兄様、父様はお元気?お手紙ではお元気だと言って下さるのだけど、またお仕事のし過ぎで夜が遅くなったりしてはいない?」


「ああ、ティアの手紙が来る時は大抵早く寝るよ」


 頷いたディーンにティアファナはほっとしたが、それを正面で聞いていたアナは、大旦那様はティアファナの手紙に興奮し過ぎてある意味寝ていられなかったのだと察する。


「家に着いたら父様の好きな物を作らなくては。家で料理をするのも久しぶりだわ」


「ティアファナ様、お休み下さいと申し上げておりますのに」


「ティア、勿論私の好きな物も作るんだろう?」


「ええ、勿論」


 笑い合う兄妹を前にアナは密かに溜息を禁じ得なかった。


「父さんにも手紙を出しておいたから、今頃家に帰って首を長くして待っているさ」









 果たしてその言葉通り、着いた屋敷の扉を開けたところでティアファナを攫うように抱き締めたのは父のブレントだ。


ティアファナは自分を小さな子供にするように横抱きにし頬擦りする父に苦笑しながら頬にキスをする。


「お久しぶりです、父様」


「よく帰って来たなティア。本当に待ち侘びたのだぞ」


 ティアファナを下ろすと昔のように手を繋いで奥へと引っ込んで行こうとするブレントの後をディーンとアナが慌てて追う。


今晩はシェフに任せて久しぶりの家族の団欒を楽しむ事にしたティアファナだが、ディーンだけでなくブレントからも色とりどりの箱の山を見せられた時には流石に脱力しかけた。


 一年ほど前まではこれが当たり前の日常だった、それがまるで遠い日々のような気がしてしまうティアファナだ。


それだけケニスと共に過ごした日々が濃密だったのかとも思う。


確かにアナの言う通りだなと、親子水入らずを理由に疲れ果てた顔で久しぶりの使用人仲間達に会いに行ってしまった彼女を思い出す。


 こんな時も必要なのかもしれない、夫の事しか頭にないようでは彼の負担になったところで仕方がない。


暫く頭を空っぽにして、今目の前にある状況だけを楽しむ事に努めるのもいいだろう。


それも大人になる為には必要な事かもしれないのだと、ティアファナは半ばそう自分を納得させた。


「ティアファナ、あちらでの生活はどうなのだ?手紙ではなく、今日はお前の口から聞かせておくれ」


「そんなもの!ティアがここに今いるのが事実じゃないか!あそこでの生活が嫌になったんだろう、ティア?だから私は反対したんだ、あんな男はお前には相応しくないと――」


「に、兄様、そんな事はっ」


「少しお前は黙っていなさい、ディーン」


「父さん!」


 身を乗り出したディーンを手で制し、ブレントは優しくティアに微笑みかける。


「そうなのか、ティア?」


「いいえっ、そんな事はありません。ケニスもお義母様も、皆優しくして下さいました」


「ほら見ろ、ティアはこう言っている」


 どこか自慢げに胸を張ったブレントに兄妹はそれぞれ違う意味で肩を落とした。


ブレントは最終的に娘の言う事が全てで、ティアファナの結婚の時も最終手段の娘のおねだりに頷いてしまった前科がある。


全く当てにならないとディーンは内心恨めしげにごちた。


「ケニスの為に……必要な事だと思ったから、出て来たのです」


「そうか。まあゆっくりしていなさい、ここはいつだってお前の家なのだからね」


 微笑んだブレントはティアファナを手招きし、隣に腰を下ろした娘の髪を優しく撫でる。


それに微笑んでティアファナは久しぶりの父の肩に頬を預けた。


 これだけ早くこの家を出る事にはなったが、しかしティアファナに後悔はない。


ただ父の言うようにすでに懐かしいこの家が自分の居場所の一つであると強く感じた。


――更にティアファナの隣に来て妹の頬を父から奪い返そうとする兄と父の攻防戦に目を瞑れば。


「そうだ、ティア。そこの箱を開けてご覧、前からお前に贈ろうと思っていた物が丁度届いたんだよ」


「何でしょう……ありがとうございます、開けて見ます」


 ギリギリとディーンを押し返しながら言うブレントにティアファナは頷いて、言われた箱に歩み寄ってその包みを解いた。


中には見覚えのある淡いオレンジの花が散ったドレスだった。


驚いてブレントを振り返ったティアファナに微笑みが返る、その隣にいたディーンもドレスを見て目を見開き動きを止めた。


「父様、これは……」


「そうだよ、ロレッタのドレスをお前に合わせて直したんだ。ロレッタもお前と同じで華奢だったからな、あまりサイズは直さずに済んだようだが。お前はまだこれから成長して行くからね、少し大きめにして貰ったよ」


「父様!」


 ティアファナは立ち上がると父に駆け寄って抱き付いた。


「ありがとうございます、大事に着ます」


 家に多く飾られている母の肖像画の中でも、このドレスを着たものが一番多い。


あまり外に出る事もなかったロレッタが、一番好きな花といつも傍にありたいと望んだ事でブレントが昔作らせたものだ。


ティアファナにとって母はこのドレスがとてもよく似合っていたと思う。


母を思い出す時はいつもこのドレスを着ていた。


「早速着て見せておくれ」


「はいっ」


 ティアファナは大きく頷いてドレスを胸に抱え自室へ行く。


久しぶりの自分の部屋は以前と同じように整えられていた。


 寂しく、そして心苦しく思わなかった訳ではない。


早くに妻を亡くし、そして一人娘である自分も早くに嫁ぎ、父を残して行く事に。


ディーンとはあの通り上手くやっているようだが、ディーンは子供を持たぬ内に離婚を繰り返してしまっているので、やはりブレントは寂しいのではないだろうかと思ってしまう。


 ティアファナとて手紙より直に父の顔を見れた事が嬉しかった。


これをいい機会と思い、嫁いでから出来なかった親孝行をしっかりしようとティアファナは大きく頷く。


途中使用人の部屋に寄ってから呼んだアナに手伝って貰い、母のドレスを身に纏って鏡の前に立った自分に不可思議な思いを抱いた。


 ティアファナは昔から母のような人になりたいと願っていた。


死しても尚あれだけ父に愛される、そしてそれだけ誰かを愛せる、そんな人になりたいと。


幼い頃は父にねだって話を聞いては母の真似をしたものだった。


ロレッタは花が好きだったと聞けば庭弄りを覚え、ロレッタが音楽を好んだと聞けばピアノを習い、ロレッタの好きだったお菓子を聞けば料理を始めた。


 全体的な雰囲気はよく母に似ているとティアファナ自身もそう感じる。


しかし幼い頃理想とした母に少しでも近付けているだろうとか考えれば少々疑問が残った。


母は父をどんな風に愛し、そして接したのだろう。


聞いてみたかった。


「よくお似合いですわ、ティアファナ様」


 ほうと感嘆の息を零したアナを振り返ってティアファナは微笑む。


「ありがとう」


「さあ、大旦那様にお見せしなくては。きっと涙を流してお喜びになられますわ」


 その冗談にティアファナは笑えなかった、尤もアナは冗談で言ったつもりはなかったが。


 動きやすく軽いドレスは自然とティアファナの足取りを軽くし、ステップを刻むように歩く。


これを着た母と父が庭の木の前で微笑み合っている絵を思い出して、ティアファナは思わずにっこりと笑った。


ドレスを身に着けた事で少しでも母に近付けやしなだろうかと、僅かに期待に胸が弾む。


勿論、今すぐに夫が屋敷のドアを叩いて迎えに来てくれるなどとは思っていないが。


 でもいつか、もしかしたら、そんな日が来るかもしれない。


ティアファナはそう願う自分の心を許した。


「父様、お待たせしました」


「ティ……――っ!」


「っ!!」


 再び部屋に戻ったティアファナは、駆け寄ろうとした父に足を掛け寸でのところで耐えた父から反撃を食らう兄の姿から視線を逸らし、後から入って来た使用人が再び淹れ替えたお茶をソファに腰掛けて口にする。


本当にまたこの日常に戻って来たのだなあと、父と兄の抗論を聞きながらティアファナは思った。


「よく似合うよ、ティア」


「ああとても綺麗だよ、ティア」


「……ありがとうございます」


 ディーンの顔を鷲掴んでいるブレントと、ブレントの足を踏み付けているディーンに、ティアファナは苦笑いでそう言った。


 ふとケニスは何と言うだろうと考え、溜息を零しそうになった口でクッキーを噛む。


想いを通じてからのケニスならまた「賛辞するに相応しい言葉が見付からない」などと言うかもしれないが、今のケニスはどうだろう。


また戸惑ったように目を逸らし、それでも言葉だけは告げてくれるだろうか。


しつこくティアファナはクッキーを噛んで、お茶を飲み思考と共に流し込む。


 すると漸く息子との戦いに勝利したらしいブレントがティアファナの前に跪いてその手を取った。


「本当に……本当によく似合っているティア」


「父様」


 ぎゅっとその手を握り返しティアファナは微笑んだ。


「明日、お仕事は?」


「いや、ないよ。ティアがこうして家にいるのに仕事になど出かけていられない」


「それなら明日はお庭で昼食を取りましょう。私が全部作りますから、ね?」


 あの庭の両親もそうしていたらしい。


遠くに出かけられない母の為に、父が少しでもピクニック気分を味わわせようと、庭で食事を取ったのだ。


一瞬唇を震わせたブレントはやがて大きく何度も頷く。


「ああ、そうしよう。……そうしよう、ティアファナ」


「わ、私も行くぞ!」


 立ち上がって声を上げたディーンにブレントの一瞥が飛んだ。


「お前は明日仕事だろう」


「休むに決まっているだろう」


「仕事を突然休むのは感心しないな、ディーン」


「父さんだってそうじゃないかっ」


「私はこの年だ、いつなりとも休んでいいと周囲からも言われていてね」


「私だって働き過ぎはよくないと言われているっ」


「大丈夫だよ、お前はまだ若いのだから」


「とにかく私も明日は仕事を休むんだ!――アトゥロ、アトゥロ!明日は仕事を休むぞ、今すぐ社に連絡を!アトゥロ!」


 執事の名を呼びながら慌しく出て行ってしまった息子に苦笑を零す父をティアファナが見下ろす。


「全く、あれは誰に似たのだろうね」


「父様でしょう?」


「……私はあんなに酷くはないよ。ところでティア、本当のところはどうだい?」


 有無を言わせずティアファナを膝に抱き上げソファに座った父をティアファナは見上げて首を傾げる。


しかし先を促す優しい目を察し、少し視線を膝の上に落とした。


「本当、です。ただ、ケニスは私がいると家でゆっくり休めないようなので……それで」


 言い終わる前に自分を抱き締めて来た腕にティアファナは体を委ねた。


こうして父に包むように抱き締められるのはいつぶりだろうとぼんやり思いながら。


ケニスの時とは違う、ただ絶大な安心感だけがそこにあった。


「お前はあの人を愛しているんだね」


「……そうです、とても……とても」


「少し寂しいね」


 そんな父の言葉にティアファナはまた首を傾げて見上げる。


「お前がいつの間にか、そんな風に大人になっていたなんて」


「いいえ、私はまだちっとも」


「そうかな。少なくとも、愛する人の為に自身にとって辛い決断を自分でするほどには、お前は大人になったんじゃないかな。私はそう思うよ。昔からお前は大抵の事は私に頼らず一人でやってしまったがね」


 悪戯げに微笑んで片目を瞑った父にティアファナはくすくすと笑う。


そうだった、ティアファナがあれこれ何か新しい事を始める度に、父と兄が後ろから付いて来て、手を貸そうとするとティアファナはいつも不満げに拗ねたのだ。


「少しずつ、そうなれていたらいいです。私、母様のような人になりたいの」


「お前は本当にロレッタによく似ているよ。大丈夫、ティアファナ、お前は私の自慢のレディなんだからね」


 笑った父が頬にキスをすると、ティアファナもにっこりと笑ってキスを返す。


少しの間そうして二人は何かの秘密を共有するようにくすくすと笑い合った。


「――なんだろう、表の方が騒がしいな」


 顔をドアの方に向けてそう言った父の膝から降り、ティアファナも頷く。


どうやら兄が何事かを怒鳴っている、そしてそれに反論するような切羽詰った声も辛うじて聞こえた。


 やれやれとブレントが肩を竦めて出て行こうとするのにティアファナも後に続く。


「お前はここにいなさい」


「いいえ、兄様に何かあっては……」


「何かあるように育てはつもりはないがね」


 はあと溜息を吐いて少しティアファナに距離を取らせると、そっと玄関の方へと歩いて行く。


父の背中を見守りながら、徐々に大きくなって来たディーンの怒鳴り声にティアファナは目を瞬いた。


「何度言ったらわかる、ここは貴様のような男が来る所ではない、帰れ!」


「夫が妻を迎えに来て何が悪い。いいからそこをどいて貰おう」


 続いて聞こえて来た低い声にティアファナは思わず飛び出して階段の下にある姿を見付ける。


「ケニス!」


 ティアファナの声に顔を上げたケニスの視線を捉えたとたん、ティアファナは咄嗟に駆け出した。





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