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第零話 死ぬ間際の声
どうも初めまして!藤華井近です!!技量、アイディア共に拙い部分が多いとは思いますが、どうぞ宜しく御願い致します!
10畳ほどの部屋に人影が一つ。僅かに揺れているその影は、地に足をつけず首の位置からは上へ線が伸びていた。部屋の名称は絞首刑執行室、影の正体は幾多の罪を犯し刑の執行を行われた死刑囚、釘宮幸人21歳。足掻く力も失せ遠のく意識の中で彼は透き通る様な女の声を聞いた。
「生きたいですか?」
死の瀬戸際に立つ彼は何一つ言葉を飾らずに叫ぶ。
死にたくない!!
狭まった喉から音はでない、しかしその声は確かに届いた。
「叶えましょう、考える形とは違うと思いますが」
最後に不安を覚えるその声を最後に、彼の意識は途切れた。
我侭な元死刑囚は異世界へ第零話、読んで頂きましたみなさん本当にありがとう御座います!零話ということでかなり短く、物語の走りとして書いてわみましたが御期待を誘える内容になっていたでしょうか?今後とも試行錯誤し頑張っていきますので、是非宜しく御願い致します!!