~ 不器用で臆病な ~ ( 恋愛詩集 )
ただ、いつも君と居たいから・・・
『 夜空の下で。』
「一番星だね」
ふたりで見上げる夜空の下
寒そうに肩をすくめ
凍える手に
息を吹きかける君
その小さな手を
握る勇気のない僕を
月がしずかに
笑って見てる。
優しいだけじゃだめだと
誰かが言ってた
だけど・・・
僕だって怖いんだ
もしも君が
その時この手を離したら、
もしも
明日から僕と
目を合わせなくなったらって
・・・そんな事考えてる
情けない僕に
君が
なんの躊躇もなく言った
「手、つなご?」
「・・・うん。」
『 これって・・・ 』
別に
特別
何とも思ってないのに
なぜだかいつも
気になって
今日は居るかなって
のぞき込んだり
会えたらいいな、
なんて思って
けど会えないと
なんだかさみしい
これって・・・
・・・もう
切ないのは やだな
また
傷つくかもしれない
だけど
でも
やっぱり気付くと
君を探してる
ねぇ、
明日も
会えたらいいな・・・。
読んでくださりありがとうございました。
これからも、もっといい詩が書けるようがんばります!