File2: 観察と考察
ど…どういうことだ!?健は夢が覚めてから何回目かの疑問を呟いた。それに…。
健は"大切な仲間"と"プレイヤーは五人"という言葉に引っ掛かっていた。
つまり、自分以外にも自分と同じ状況下に置かれている者があと四人、いるということだ。
それに…なぜか"ゲームオーバー"にとても恐ろしい響きを感じる。"自殺行為"というのも……。
と…兎に角!この近くにいるはずの"仲間"を捜そう。一人よりも二人の方がいいに決まってる!…いやそれ以前に一人だと怖い。
そして、冷静になってゆっくりと部屋を見回した。さっきまで気が動転していてろくに見ていなかった。学校の教室を一回り小さくしたくらいの広さの…多分寝室だろう。二つあるベッドの他にたんすや本棚等が置いてある。
そして、ドア……。
この先に何があるのかはわからない。
が、ずっとここに留まっているわけにはいかない。健は意を決してドアを開けた。…廊下に出た。ホラーゲームに出てくるような薄暗い廊下ではなく、ホテルの廊下のような明るさで、正直嬉しかった。そして今更ながら気付いたことがもう一つ、自分の服装である。これは…迷彩服…?ちゃんと同じ柄の帽子や靴まで付いている。さらに、壁に掛かっている時計をみた7:20をさしている。…まあこれが正しいとは言えないが…。
さあ、扉は沢山ある。早く仲間を見つけなければ…。




